前回作った柚子ジャム、美味しいのは美味しいんですけれど、やっぱり苦味がどうしてもあります。3回ゆでこぼしても、ワタが多いとやっぱりだめですね。柚子ティーなどにして飲む分にはいいのですが、ジャムだとちょっと苦味がきついなぁと。
今回のレシピは、その反省をふまえて、丁寧にワタをとって一晩アク抜きのため水につけておいたら、かなりうまくいったので改善verです。
柚子ジャムの材料(ジャム瓶2.5個分)
・柚子20個
・てんさい糖(どんなお砂糖でも可)
ジャムって本当に材料はシンプル!前回はグラニュー糖を使いましたが、今回はてんさい糖にしてみました。
柚子ジャムレシピ
まずは、柚子の皮をむきます。
皮についている白いワタをとります。この時、皮をまな板に押し付けるようにするとキレイにとれます。少し残った部分も軽く削るようにしてとっておきます。
これを20個分。
丁寧にやればやるほど苦味がなくなるので、しんどいけどここがポイント。
皮をとった実は、横半分にカット。絞っておきます。私は調理用の手袋をしてぎゅっと手でつぶしました。
目の細かいザルで濾して、タネは出汁用パックにつめます。汁はもちろん残しておきます。
レシピによっては、果肉をかきだしてジャムに使う人もいますね。お好みで。
ワタをとった皮は水につけて一晩おいておきます。途中でできれば3回ぐらい水をかえられるとベター。
一晩おいた皮をざるにあけて、できるだけ細かく千切りにします。ここもポイント!
千切りにした皮の総量を測り、皮、皮の総量の80%のお砂糖、果汁、タネ(出汁パック入)と一緒の小鍋へいれ、中火にかけます。
くつくつしてきたら弱火にして、アクをこまめにとりながら煮詰めます。
10分ぐらいしたらタネは取り出してオーケー。
とろみがついた時点で火をとめます。煮すぎると固くなってしまうので、柚子ジャムは少しゆるいぐらいでちょうどいいです。
あとは、こちらのレシピで書いたように、同時進行で煮沸消毒しておいた瓶に、熱々のジャムを入れ、脱気すればジャムの完成です!
苦味控えめ!2歳児でも食べられました
完成品がこちら。苦味もかなり抑えられて、ちょうどいい塩梅に。これならパンにつけてそのままジャムとしても食べられる味!
先日、朝食のときに柚子ティーを楽しんでいたら、坊が欲しがったので少し坊のパンにつけてあげたら、パクっと食べてにっこり。「美味しい?」と聞くとうなずいたので、ほっとしました。
やっぱり丁寧に作ったものは、ちゃんと美味しいんですね。手抜きしたらそれなりの味になるな…と反省。
来年もまた楽しみだな。たくさん実をつけますように。