毎年、クリスマスシーズンになるとやってくる巨大なアヒル・ラバーダック。以前も見に行きましたが、12月に入りラバーダックがやってきた!というツイートや写真がSNSに流れてくると無性に見に行かねば…という気持ちに駆り立てられるのです。なんなんだろう、巨大なゴムのアヒルがぷかぷかと浮かんでいるだけなのに、どうしてこんなに惹きつけられるんだろう。それがアートというものなのかも。
ラバーダックとは
オランダのアーティストであるフロレンティン・ホフマンが制作したオブジェ。お風呂にぷかぷかと浮かべて遊ぶアヒルのおもちゃを巨大化したもので、世界中の川などに浮かべて展示しているプロジェクトです。
日本では、2009年に「水都大阪」イベントでやってきました。それ以降、大阪のクリスマスの風物詩になっています。
小さなラバーダックのスタンプラリー「ミート・ザ・ラバーダック」
2014年は「中之島ウエスト・冬ものがたり2014」というイベントの一つとしてラバーダックがやってきました。
そして巨大ラバーダックだけでなく、中之島エリアの6つの建物内にミニ・ラバーダックを設置。会場のスタンプを集めると、ラバーダックグッズが当たるスタンプラリーも開催しました。
上の写真はフェスティバルゲート内のラバーダック。
こちらはダイビルのラバーダック。いろんな表情を見せるレプリカのミニラバーダックも愛らしい。
福島のほたるまち港へ
梅田から福島区にあるほたるまち港へは、だいたい歩いて20分ぐらいです。JR福島駅や京阪中の島駅からだと徒歩3分ぐらいですが、中之島エリアは大阪の中でもとても景観が美しいエリア。川べりを歩きながら少しずつラバーダックの背中が見えてくるのもワクワクしますよ。
ビルの谷間に浮かぶラバーダックはとてもシュール。
ラバーダック号も発見。
ほたるまち港にはラバーダック目当ての観光客でごった返しています。
そして今年からはレプリカのミニラバーダックが登場。55mmサイズ、2個セット1,000円で販売されていました。
これは玉江橋から見たラバーダック。こうやってみるとどれだけ大きいかがよくわかりますね。
水と光のフェスティバル「中之島ウォーターファンタジア」
「中之島ウエスト・冬ものがたり2014」は12月13日(土)~25日(木)に開催されたのですが、期間中ラバーダックのライトアップも行われます。
さらに15日からは18:00~21:00の間、約5分間のショーを1時間に4回開催、というので、時間まで梅田に一旦戻って食事を楽しみました。始まる前に再び戻ってラバーダックが係留されている岸の対岸からショーを眺めることに。
軽快な音楽が流れる中、色とりどりのライトに照らされたラバーダックと噴水の競演がスタート。
玉江橋もそれにあわせて不思議な色に。その下を水都・大阪らしく水上船がゆっくりと横切っていきます。川の上から見るショーとはなかなか贅沢。
ちょうどラストの回にぴったり間に合って良かったです。
来年もまたきっと来てくれるはず。すっかり大阪の街になじんだアヒルちゃんが再び帰ってきてくれるのを心待ちにしつつ、別れを告げて家路についたのでした。
イベント名/中之島ウエスト・冬ものがたり2014
開催期間/2014年12月13日(土)~25日(木)
開催場所/大阪・中之島 ほたるまち港