あまりにたくさんの白桃があるので、せっかくだから果実酒にしてみることにしました。先日京都のイタリアンバル「オステリア・テンポ」で飲んだ白桃のサングリアが本当に美味しかったので、目指すはあの味!!
清水白桃はもったいないので、親戚の家でとれたという若干味が落ちるけれど十分美味しい白桃を使うことにします。白ワインはイオンで購入した1,000円以下の安い白ワイン。サングリアは赤でも白でも、安いワインの方が美味しくできるようです。
白桃サングリアの材料
- 白桃…2個
- 白ワイン…1本(1,000円以下の安いのでOK)
- クローブ…1つ
- ブラックペッパー…2粒
- シナモンスティック…1本
- 蜂蜜
保存容器は、無印の果実酒用ビン2Lを用意しています。
無印じゃなくても2Lの果実酒瓶ならちょうど入りますよ。
白桃サングリアの作り方
まずは白桃を剥き、一口サイズにカット。種の部分や色が変色している部分は取り除き、それらをすべて保存瓶の中へ入れます。
白ワインを一瓶全部どぼどぼっと注ぎます。一瓶は750mlなので果実の量も考えると2L用でちょうどいいサイズです。
スパイスはお好みでいいと思うのですが、私は赤のサングリアを作った時に美味しかったクローブとブラックペッパー、シナモンを入れました。
白桃の繊細の甘味を生かしたかったので、スパイスは控えめにしています。シナモンはあった方が美味しいかな。赤の場合はスパイス多めでも美味しいです。
ここでレモンを入れるレシピも多かったのですが、冷蔵庫になかったので今回はいれていません。これも白桃そのものの味をひきたてたかったという理由も含みます。
砂糖を入れてもいいのですが、蜂蜜の方がコクがでるので私はサングリアには蜂蜜を使います。ただ、白桃にはさらりとした砂糖でもよかったかもしれません。
チューブのはちみつで3回ぐるりと回し入れるぐらいにしましたが、一晩置いて味見したら少しワインの風味が強すぎたので、後でもう一まわし入れました。
ただ、二晩目になると白桃の甘味がずいぶんとワインに染み出してきて、かなり甘めのワインになったので、入れなくてもよかったかも。好みに応じて今後の調整が必要。
これが一晩常温で置いたところ。白桃がとけて少し濁ってますね。通常であれば、一晩常温で置いた後、フルーツとスパイスを濾して、ワインだけ別に容器に入れ替えるのですが、白桃はどうも風味が出るのに時間がかかるっぽくて、一晩ではあまり白桃の香りも味もいまいち。
なので、冷蔵庫の野菜室に白桃やスパイスを入れたまま二晩目も保存しました。
そして次の日、冷やしたサングリアを注いで飲んでみたら…
うわ…………!!!
お、美味しすぎる…!!!
こないだイタリアンバルで飲んだ白桃のサングリアとはまたちょっと違う味ですが、スパイスもほどよくきいてますし、何より白桃のかぐわしい香り、上品な甘味がすべてワインの中に溶け出して、もうあまりに美味しすぎて笑っちゃいました。
帰宅した相方にも飲んでみて!と出してみたら、「…フハハハハ!めっちゃ美味しいww」と笑い出す始末。
本当に美味しいと人って笑顔になるというか、笑ってしまうんですよね。
まだ白桃残ってるんで、ちょっともう一回作ってみようと思います。これは我が家の保存版レシピに決定。
保存期間は冷蔵庫で4〜5日なので、早めに飲みきりましょう。って言われなくても美味しいから一気にきっと飲んでしまうでしょうけどね!
ほんと!!
絶対おいしいと思います。
自然にえがおがこぼれるって、いいなあ。