Adobe Lightroom 4 レビュー(5)LightroomからPicasa Web Albumにアップロードする

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さて、Adobe Lightroom 4のレビューも5回目となりました。今回は、外部のオンライン共有サービスとの連携についてレビューしたいと思います。

オンライン共有サービスとの連携もLightroomはよくできていて、デフォルトではFacebookやFlickr、Adobe Revelへ簡単に公開できるようになっています。

Picasa ウェブ アルバム Googleで無料で写真を共有

だがしかーし!私がプライベート用に使っているのはPicasa Web Albumなのです。今回はLightroom 4からPicasaへ共有する方法について書いていこうと思います。Lightroom 1

最初はPicasaウェブアルバムに共有することができないので[オンラインでサービスを検索]をクリック。

Adobe  Lightroom Exchange Classic

Adobe – Lightroom Exchange Classicに飛ぶので、右サイドバーの検索バーに「Picasa」と入れて「Search」ボタンをクリック。

Adobe  Adobe Exchange Search

するとPicasa Web Uploadというプラグインが見つかるので、これをダウンロードします。Windows、Mac両方に使え、お試し版ならフリー、購入すると10$なので今なら800円ぐらいですね。

Picasa Web Upload | New P Products

ダウンロードボタンをクリックすると、提供しているページに移動するので、ここの「Download “Picasa Web Upload”」ボタンからダウンロードできます。

フリー版と製品版の違い

フリー版

  • Lightroomのエクスポート機能を使うことによって簡単に素早く写真と動画をアップロード
  • タイトルとキーワード・タグをアップロード
  • GPSをアップロード
  • 個人的なキーワードや位置情報をアップロードするのを防ぐ
  • (写真を再アップロードする時)重複を作るよりも現存している写真をアップデートする
  • アップロード後にPicasa Web Albumをブラウザで開く
  • Fixed Albumにアップロード(Picasaではこれをドロップ ボックス アルバムと呼ぶ)

製品版

  • Lightroomの公開機能を使って写真と動画をアップロードする
  • 過去のアルバムを選んで写真をアップロードする
  • 新しいアルバムに写真をアップロードする

インストール方法

1. Picasa Web Uploadからプラグインをダウンロードして解凍する

解凍したフォルダ[picasawebupload.lrdevplugin]は、以下のようなフォルダに入れる。

Windows: \Documents\Lightroom Plug-ins
Mac: /Documents/Lightroom Plug-ins

別にこの通りでなくても、自分がLightroomのPluginを入れておく、と決めたフォルダであればどこでもいいみたいです。Macだと大丈夫でした。

Windows: \Documents\Lightroom Plug-ins\picasawebupload.lrdevplugin
Mac: /Documents/Lightroom Plug-ins/picasawebupload.lrdevplugin

実際には、こういう感じが推奨されてはいますが。

2. Lightroomにプラグインをインストール

ファイル

Lightroomを開き、メニューの[ファイル]>[プラグインマネージャー]を選択。

Lightroom プラグインマネージャー

[追加]ボタンをクリックするとFinderの選択画面になるので、ダウンロードしたフォルダを選択し[追加]。そうすると、カタログをアップデートするべし、と言ってくるので[Update Catalog]をクリック。あとはプラグインマネージャーの右下にある[完了]ボタンを押すだけです。

3.Picasaウェブアルバムを使うために認証させる

ファイル 1

[ファイル]>[書き出し]をクリック。エクスポート画面が開きます。

Picasa Web Authentication Code

まずは、書き出し先を[Picasa Web Upload]にします。Picasaのアカウントを認証するので[Authorize]ボタンをクリックするとコードを入れる画面がでてきます。

許可のリクエスト

同時に、ウェブブラウザが起動し、Lightroom-Picasa Web Uploadが次の許可をリクエストしています、という画面に飛ぶので[アクセスを許可]すると、コードが表示されるので、それをコピーし、さきほどのコードを入れるところに貼り付けしてOKを押します。

1 個のファイルを書き出し

後は、アップロードする画像サイズやメタデータをどうするかなど調整し、追加ボタンを押してプリセットとして登録しておきましょう。そうすると次回以降、このプリセットを押すだけで画像サイズなど毎回設定しなくても書き出しできるようになります。

4.製品版を購入するには

Lightroom プラグインマネージャー 1

ちなみに製品版を購入する場合は、プラグインマネージャーで[Purchase License]をクリック。

New P Products Store

購入ページへ行くと注文できます。注文完了すると、メールでライセンスコードが送られてくるので、先程のプラグインマネージャーで[Enter Lisence Key]をクリックしコードを貼り付けすればOK。Paypalで購入できるのが嬉しいですね。

Lightroom4からPicasaへ共有する

スクリーンショット

さて、実際にLightroomからPicasaへ共有してみましょう。その場合は、共有したい写真を選び、右クリックで[書き出し]→[書き出し]を選択。

1 個のファイルを書き出し 1

書き出し先が[Picasa Web Upload]になっているのを確認し、[書き出し]をクリック。

Picasa Web Upload 1 2 9  1 photo s selected 2

製品版だと、このように新しいアルバムを作ったり、過去のアルバムを選んでそこにアップロードしたりできます。この機能があるから私は製品版を購入しました!

アップロードが完了したら、アップロードされたアルバムがブラウザで表示されます。

問題は新しいアルバムを作った場合、公開設定が[リンクを知っている人全員]になってしまうことなんですよね。ここが[自分だけ]に設定できるといいのですが、とりあえずプライベート画像をアップロードする場合は、先にWebアルバムで新規アルバムを作り、公開設定を[自分だけ]にしておいて、そこにアップロードする、というやり方でいけそうです。

こんな風に現像ソフトから直接オンライン共有サービスにアップできるのはすごく便利ですね!

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