【大人の遠足シリーズ】地上から深海までを潜るように楽しめる「海遊館」をお得なアフター5ペアチケットで堪能してきた

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少し前に京都の梅小路に京都水族館ができました。日曜日、暇だったので海遊館か京都水族館でも行ってみる?と誘ったところ、「今からだと京都は遠いし京都水族館は17時閉館だから全然ゆっくり見られへんよ。それに海遊館の方が大きいしそっちにしよう」と言われて、海遊館に行くことに。

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海遊館には、夕方5時からペアで使える「アフター5ペアチケット」があります。通常入館料4,000円が3,400円になるお得なチケットで、男女の組み合わせの制限はないので、もちろん女性同士、男性同士でもOK。海遊館は夜の8時まであいているので3時間ゆっくりと夜の水族館を楽しむことができます。


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海遊館は南港にあるので、梅田からは御堂筋線にのって本町で中央線に乗り換え「大阪港」で降ります。天保山ハーバービレッジの中にあり、大きな観覧車が目印。

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到着したらちょうど17時ぴったりで、係員が「今からアフター5ペアチケットを発売します」と案内したところでした。

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支払いはクレジットカードやID、PiTaPa、ワオンまで使えます。もちろん我が家はワオン支払いで。

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王様ペンギンが印刷されたチケットをもっていよいよ入場。バーコードを入り口の機械にかざして入ります。

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ガラス越しに見える大阪湾が夕暮れに染まって綺麗。

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最初に出迎えてくれるのは、全長11mのトンネル型水槽「魚のとおりぬけ・アクアゲート」です。クロガネウシバナトビエイや、キイロハギなどカラフルな熱帯魚たちが出迎えてくれて、大興奮。

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キイロハギくん。

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通り抜けると、左手にミュージアムショップ、右手にジンベイザメのオブジェが置いてあり、そこで写真撮影ができます。自分たちのカメラでも撮ってもらえますし、プロが撮影もしてくれて、出口で購入することも可。

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対岸を見ながら8Fまで一気にエスカレーターで登っていきます。ここからは、環太平洋の海をそのまま配置したようになっている各水槽を眺めながらゆっくりとスロープをくだっていき、地上の生き物〜深海の魚たちまで見ていくのですが、まるで海を深く深く潜っていくようなそんな感覚が味わえます。

この海遊館の展示方法には本当に魅せられました。こんなふうに展示する水族館は初めてです。海遊館のこの展示は非常にユニークで、動物園で言うなら旭山動物園みたいなものでしょうか。

「日本の森」から始まる水辺にいきる動物たち

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最初の展示は日本の森がテーマ。最上階なので天井もガラス張りにして明るい森を再現し、渓流や水辺にいきるゴイサギやイワナ、サンショウウオ、カワウソなどを展示しています。

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コツメカワウソ、重なりあって寝てるんですけど!可愛いんですけど!!私も間にはさまって寝たい…。

ニホンカワウソは先日絶滅が宣言されましたが、コツメカワウソはまだいてるんですよ。カワウソかわええ…!!

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オオサンショウウオさん、思ったよりでかい。

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水の下で一生懸命動かしてる水かきに釘付けになるオシドリさん。

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水槽だけじゃなく、壁も精緻な絵が描かれてるんですよ〜。

海辺の岩場に生きるアシカやアザラシたち

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カリフォルニアアシカ…。ご飯の時間も終わったんで、ぐっすり寝てるアシカくん。おーい、ちょっと起きてくれい。

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マグロのように寝るアシカ三匹組。でーん。

パナマの熱帯に生きるアカハナグマと魚

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つぶらな眼をしているけれど、実は前足の爪をよくみるとかなり鋭い。しっぽがふさふさ。

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これはソウシハギ、だったかな。

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ハリセンボン、怒らせてみたくてうずうず。

奇妙な生き物たちに出会えるエクアドル熱帯雨林

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イグアナの…娘さん?すごい悪そうな顔してる。魔女みたいだ。

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うさぎとカメの競争じゃ陸の上だったけど、水の中じゃ最初っから早いんだぜ、と飛ばすウミガメさん。早すぎて撮れんよ、君。

一番人気のペンギンがいる南極大陸

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大人気のオウサマペンギンさんたち。この人らも早い早い!

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きもちええー。

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やっぱり陸上より水中の方がいいわ、私。

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オウサマペンギンは割と活発。

きらめくグレートバリアリーフ

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スズメダイやカワハギ、チョウウオ、ニシキエビ、オジサン、ウツボなどが、サンゴの海を気持ちよさそうに泳いでいて、癒される〜。

世界第三位の巨大水槽に雄大な太平洋を再現

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そして海遊館の目玉といえばこの巨大な水槽。世界第三位、日本では美ら海につぐ第二位の大きさ。

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エイやマンタがまるで飛ぶようにゆうゆうと巨大な水槽の中を泳ぐ。

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奥に見えるのはマイワシの大群。まさに今、太平洋の海ではこんな風景が広がっているのかもしれない、と想像すると胸が熱くなってくる。

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ずっと見ていたくなる光景。

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イワシの銀色の腹がきらきら輝きながら目の前を通りすぎていく。

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ベンチに座ってのんびりと見る家族連れやカップルたち。

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ちなみに、太平洋の水槽の横にあったイカの水槽では、イカが水平に移動することにびっくり。そうだったのか!ちょうど出産したばかりらしく、海藻に白いわかめみたいなのがたくさんくっついでゆらめいていました。あれが卵とはね。

企画「百魚繚乱」展示

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11/11までの特別展示です。バラエティ豊かで見た目に美しい魚たちを紹介していました。

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ファインディング・ニモに出てくるカクレクマノミ。

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キリンミノカサゴは、綺麗だけれど毒をもつ魚です。

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くらげの水槽。

上から下まで

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面白いのが、最初の方の展示で出てきたアザラシやペンギン、イルカたちが後でも出てくるということ。水槽自体がずどーんと深いため、最初は陸での様子や水際の様子が見られますが、進むにつれ、潜ってすいすい泳いでるのが見られるんです。

これがすごくいい。見えないとこで、こんな風に泳いでターンしてってしてるんだ!と新鮮な目で見れました。

日本海溝にひそむ深海生物

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そして、スロープがいきつく最後は最も深く暗いところに生息するミズダコや世界最大のカニなど。水槽自体も暗く、どこに生物がいるのかよく目をこらさないと見えないことも。。

浮遊するクラゲの世界

それから、階段をおりるとクラゲ館が現れます。

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ガラスのように透明なギヤマンクラゲ。

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体内に褐虫藻が共生していて光合成を行うタコクラゲ。

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触手が非常に長くて優美なアカクラゲ。

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流氷とともに現れる海の天使、クリオネ。かなり小さいので、撮りにくいったら!

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日本の沿岸で一番よくみられるミズクラゲ。

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最後の最後まで本当に楽しかったです。夜の海遊館もいいものですね。人もそれほど多くないので結構ゆったりと一つ一つの水槽を見ることができました。

昼間ですと、動物たちのお食事タイムが何度かあるのでそれが見たい人にはむきませんが、別にそれは見なくてもかまわない、という人にはこの17時からのチケットはお得でおすすめです。

海遊館のおみやげ

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ミュージアムショップは20時を過ぎてもやっているので、最後までしっかり水族館を楽しんだ後、ゆっくり選べるので嬉しいですね。せっかく行ったので、一番かわいかったキングペンギンのぬいぐるみをお買い上げ。

以前友達にもらったトリのふーちゃんと仲良く我が家にいてます。

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ポスクロ用にポストカードも数種類購入。これはまたそのうち青空書簡の方で改めて紹介すると思います。

行ったばかりですが、また行きたいぐらい、本当に堪能しました。水族館なんて何年ぶりかしら。昔は水族館が苦手で圧迫感からか息苦しくなっていましたが、海遊館では全くそれを感じることはなかったです。

普段あまりこういう人が多い娯楽施設や観光スポットには行きたくはないたちなのですが、行ってみるとすごく楽しめたりするんですよね〜。大人の遠足、と思って今後も足をいろいろ伸ばしてみたいです。

【施設情報】
店名/海遊館
住所/大阪市港区海岸通1-1-10
TEL/06-6576-5501
定休日/年内は無休
営業時間/10:00-20:00

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