OLYMPUSのミラーレス一眼「OM-D EM-5」を購入しました

スポンサーリンク

お久しぶりです。8/18〜27までベルリン(ドイツ)〜ヘルシンキ(フィンランド)の旅に出る予定だったのですが、母の入院と手術が急遽決まったため、苦渋の決断でキャンセルしました…。その旅行のために、とわざわざ買ったカメラのレビューです(涙)

P8105153

購入したのは、「OLYMPUS デジタルマイクロ一眼カメラ OM-D E-M5 レンズキット」のシルバーです。かっこいーー!

購入の決め手

きっかけ

冒頭にも書いたように、数年ぶりのヨーロッパ旅行!おそらく今後また数年は行けないだろうから、いい写真をちゃんと撮りたいな、というのがきっかけです。

今までずっと使っていたのは、同じオリンパスのE-P1。パナソニックの明るいパンケーキレンズ「Panasonic デジタル一眼カメラ マイクロフォーサーズ 交換レンズ H-H020(20mm/F1.7)」をつけて使っていて、すごく使いやすくて軽くてデザインも格好よくてお気に入りのカメラなんですが、旅行用となるとちょっと物足りないんですよね。旅行用にはやっぱり広角&望遠のズームレンズが欲しいところ。

だったらレンズだけ買い足せばいいか、とも思ったのですが、旅行の時には動画も撮りたくて、E-P1の動画はピントをマニュアルで合わせ続けなくてはいけないんです。これがすごく大変で…!

そんなタイミングでOLYMPUSのOM-D E-M5が発売されて、発売当初からずっと欲しいなぁー格好いいなぁーと気になっていました。もともと私がカメラにはまった頃、使用していたフィルムカメラは父親にもらったオリンパスの「OM 10」。銀塩カメラを彷彿とさせるいかにもクラシックなOM-Dのデザインは、私のTLでは不評をかっていましたが、むしろ私はドキドキワクワクがとまらず。もう次に購入するならこれしかない、という気持ちになりました。

以前使っていたカメラと同じようなデザインをもう一度デジタルで持てるなんて、こんな嬉しいことはありません。

要するに、私はこういうデザインが好きなんですよね。

それでも結構なお値段がするので、本当にE-P1+追加レンズじゃ駄目なのか、と迷いつつ色々調べてみましたが、結局これらの理由で購入決定しました。

動画撮影がすごい

E-P1の一番のネックは、動画撮影。自動でピントが合わないので、人物が移動しながらの動画はすごく難しくてなかなかピントが合いません。旅行時は写真撮影することが多いのですが、時折動画で撮っておくと後で見たらやはり写真とは情報量が違ってすごく面白いんですよね。

台湾に行った時も夜市を歩きながら撮ったりしていたのですが、今見てもすごく笑えます。

それに比べて、OM-Dはフルハイビジョン動画でオートフォーカスも素早いです。AF追従で動いている人物を常にフォローし続けてくれるのでいちいちピントをあわせ直す必要がないという…動画撮影にはなくてはならない機能つき!手ぶれ補正もばっちりです。

まずはこれが大きなポイントでした。

防塵・防滴がすごい

マグネシウム合金ボディーで多少のことでは壊れない頑丈さに加え、防塵防滴なので、レンズも防塵防滴にすれば雨天時にも慌てることなくじっくり撮れます。

雨の撮影ってわりと嫌いじゃないので、同じく防塵・防滴のキットレンズを利用すれば、場所や天候に左右されない撮影が可能なのも大きな魅力でした。

内蔵EVF(電子ビューファインダー)がすごい

視野率約100%、倍率1.15x(最大)のEVFと、ファインダー表示と背面モニター表示を自動で切り替えるアイセンサーが便利そうだな、と。背面モニターは可動域が90度もあるので、見やすいですし、何よりファインダー越しに撮る瞬間をもう一度味わいたくて。

この3つに加えて以下の記事をすべてじっくりと見て、FlickrのOM-Dユーザーの写真に魅せられ、とうとうAmazonでぽちっといっちゃいました。

参考にした記事

OLYMPUS OM-D E-M5|デジタル一眼カメラ|オリンパスイメージング(公式サイト)
OLYMPUS OM-D E-M5に関するまとめ – NAVER まとめ
Flickr: The Olympus OM-D user Pool

デジカメWatchのレポート

OLYMPUS OM-D E-M5【第1回】北海道でいきなり実戦投入 – デジカメWatch
OLYMPUS OM-D E-M5【第2回】春の花々を撮る – デジカメWatch
OLYMPUS OM-D E-M5【第3回】雨も水しぶきもへっちゃら! 夏のアウトドアに連れ出そう – デジカメWatch

ITmedia デジカメプラスのレポート

長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第1回――クラシックな意匠にデジタルの「全部入り」 – ITmedia デジカメプラス
長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第2回――まずはカスタマイズで使いやすく (1/2) – ITmedia デジカメプラス
長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第3回――AF速度、高感度画質をチェックする (1/2) – ITmedia デジカメプラス
長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第4回――高感度はどこまで実用的か NEXと比較する – ITmedia デジカメプラス
長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第5回――マイクロフォーサーズの楽しさはレンズ交換の楽しさ (1/2) – ITmedia デジカメプラス
長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第6回――ハイエンドレンズを組み合わせよう (1/2) – ITmedia デジカメプラス

動画サンプル

【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】第567回:レトロなルックスに最先端技術、オリンパス「OM-D」 -AV Watch
OLYMPUS OM-D E-M5の恐るべき性能がわかる動画6連発! – KARAAGE[からあげに勝手にレモンをかける奴は死刑!]

その他

私がOM-D E-M5のレンズキットを買ったのは、とにかくその防滴性能がすべてでした:[mi]みたいもん!
オリンパス「ペン E-P3」を持っていても「OM-D E-M5」に惚れ込んだ理由 – デジタル – 日経トレンディネット
やまけんの出張食い倒れ日記:OM-D購入された方の感想を送っていただいた。今回は(も)マジで後悔することないカメラだと思うよ。
やまけんの出張食い倒れ日記:オリンパスOM-Dは、ようやく出てきた「このマシンだけで撮影しに行ってもいい」と思えるカメラ!その代わり、装着するレンズに妥協してはならない!

おなじみ開封の儀!

P8105128

Amazonだと注文して次の日には届きました。やっぱり早い!!

P8105130

梱包もしっかり。購入したのはレンズキットです。本体だけ購入して、レンズは別のものを購入しようかな、と考えたのですが、このレンズキットの評判がやたら良かったのでこちらにしました。

P8105149

こちらがすべての備品。ストラップやフラッシュなどもついています。

P8105131

本体正面。やだ、もうこれだけで格好いいんですけど既に!とにやにやしてしまう私。右側はグリップ部分が盛り上がっていてしっかりとホールドしやすい。

P8105135

右前面にOM-Dの刻印。

P8105139

上部から見た左のダイヤル。これはE-P1でもおなじみのアートフィルターやシーンモードも搭載されています。

P8105140

こちらが右のダイヤルとボタン。設定画面でこれらはすべてボタンを割り当てることが出来ます。

私の設定は、一番左のダイヤルに「絞り」、重なってるダイヤルに「露出設定」、Fn2ボタンは「ホワイトバランス」、赤ボタンに「ISO」を割り当てています。このあたりは長期試用リポート:「OLYMPUS OM-D E-M5」第2回――まずはカスタマイズで使いやすく (1/2) – ITmedia デジカメプラスが参考になるかも。

P8105146

レンズキットのレンズは「ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」ですが、このレンズにはマクロモードがついています。

とくみつ録: OLYMPUS「OM-D E-M5」レビュー(4)レンズキットで撮影 ~マクロ撮影が面白い!
B-log Cabin TP: オリンパス OM-D キットレンズで雨中のマクロ撮影を楽しむ
GANREF | 【OM-D E-M5レビュー#10】花撮りでも活躍できるOM-D E-M5です。

距離は固定ですが、これが結構いい感じなんですよねー。ただ、マクロ撮影にすると絞りが固定でF6.0になってしまうので、使うシーンが結構難しいのが難点ですが、やっぱりあると嬉しいのです。

あとキットレンズのレンズも防塵・防滴対応なのでOM-Dとあわせて使うと本当に雨や埃の中でも安心して使うことが出来ます。

P8105151

あとは、OLYMPUS OM-D E-M5【第3回】 – デジカメWatchで勧められているマルミ光機の「DHGスーパーレンズプロテクト」撥水フィルターと、予備バッテリーを購入しました。

P8120053

さらに、背面の液晶プロテクターも購入。どの角度から見ても綺麗に見えて、ほとんど貼ってることを感じさせません。

そしてEye-Fi Pro X2も購入。既にEye-FiはOM-D EM-5に対応しています。

所感

ズームレンズをつけているので、やはりパンケーキレンズで持ち歩いているE-P1と比較するとちょっと重いというか、カメラストラップをつけて身体の正面に垂らしているとバランスが悪いかなぁという感じです。これは仕方ないことなのかも。

電源ボタンが上部ではなく、背面液晶の近くにあるのが慣れません。スリープ状態に5分後になるよう設定しているのですが、今までE-P1だとその状態で半押しするとすぐ復帰していたのに、半押しで復帰せず、電源を上下に上げ下げしないと復帰できないのがちょっと不便ですね。

あと今まで明るいレンズばかり使っていたので、外食や室内での食事時にISOをあげないとシャッター速度がどうしても遅くなってしまいます。ホワイトバランスも今までとちょっと違うのでとまどってます。

動画は素晴らしいです。まさに期待通りというか期待以上の動画が撮れています!子どもたちが遊んでいるシーンを撮ってみましたが、どんなに動きまわってもきっちりAFが追従してピントがあっていますし、手振れ補正がきいているので後で動画を見てもなめらか。また露出も自動補正されているのか、明るく撮れています。

それと、キットレンズはテレ側が35mm換算で24mmの広角なので、風景写真を撮る時にはぴったりですね。望遠も便利。物撮りもこのレンズの方が近寄れるためわかりやすい絵になります。

光学ファインダーはまだもう少し慣れが必要ですね。

まだ全然使いこなせていないのでこれからですが、いいところ悪いところ含め愛着を持てるいいカメラであることは間違いありません。

旅行には行けなかったですが、日常のスナップカメラとして今後はこちらをメインに持ち歩いていきたいと思います。

作例

P8100027 1

P8110050

P8120066

P8120091

P8120103

P8240192

次に狙ってるのはこのレンズ。単焦点で35mm判換算で50mm、F1.4の明るいライカレンズ。普段の持ち歩きにはこれが一番良さそう。

スポンサーリンク
この記事をお届けした
sorariumの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

シェアする