【城崎温泉旅行記(2)】「花香る静寂の宿 湯楽」に宿泊しました〜お部屋編〜では、宿泊したお宿について詳しくレビューしましたが、今日は待ちに待った「お料理編」です。
こんな寒い時期にわざわざ城崎まで行ったのは、これが目当てでしかありません。「蟹」です「蟹」!!!私も相方も蟹が本当に好きで好きで。去年は11月に台湾に行ったので、クリスマスは抑えてフレンチにしたのですが、実はその前の年は福井に蟹を食べに行ってきました。
さらにその前年も福井の別の宿に蟹を食べに…。どんだけ好きなんだと。
そして今年も蟹です。今回選んだプランは「【早割プラン】予約するなら早めがお得!『かに三昧コース』」で、一人あたり合計で約3匹の蟹が使用され、タグ付き地かにの1匹丸ゆでもついてくるという、蟹のフルコースです。夕食のスタート時間を伝えておいたので、外湯めぐりから時間ぴったりに帰ってきたら既にお部屋にはお食事の準備が整えられていました。
うわー!蟹だ蟹だ。二人してテンションが上がります。
「いただきまーす!」
前菜は、勢子蟹のベシャメルソース添え。蟹味噌豆腐。地魚の昆布締めゆずジャム和え。これ、どれもちゃんと蟹の風味がして美味しいー。とくに蟹味噌豆腐は、豆腐なのに蟹味噌の風味がして、つるんと食べてしまいました。
もっと欲しいー!
おつくりは、活花咲く蟹刺し。あしらい一式。
これですよ、これ。このかに刺しは、鮮度がよくないと出来ないんですよね。だからわざわざ日本海側まで毎回食べに行くんです。
ぷりぷりした蟹の身肉を頬張る幸せ!
蟹味噌ラブ!蟹味噌はこのままでも美味しいのですが、蟹の脚を焼いた後の網で、あぶって熱々のまま食べるとなお美味しいです。全部食べてしまうんじゃなくて、半分ぐらいはカニすきの鍋に出汁として入れると、カニすきに味の深みがでます。
燃料は、中居さんに言えば新しいのを追加してくれます。
酢物は、浜茹で松葉ガニ姿盛り。特製蟹酢で。
タグ付きです。蟹を食べる時って身をほじるのに必死。ふたりとも無言でただただほじって食べてしまい、中居さんにも「みなさん無言になられますよ」と笑って言われました。やっぱりそうですよね。
ここにも蟹味噌がたっぷり。まるごと一匹って本当に贅沢!
さらにさらに、蟹すき鍋。蟹の脚、白菜、えのき、春菊、豆腐、そしてうどんもあるのでかなりボリュームがありますが、この後に雑炊があるのでお腹の調子を見ながら食べるのが正解。
蟹握り寿司三巻。
これも美味しかった。蟹味噌がのったものや、いくらがのったものなど、三貫はあっという間にお腹の中へ。
焼き蟹。
蟹は焼いて食べても美味しいんですよね。この香ばしい香りは、焼き蟹ならでは。あつあつの蟹をアチチ、アチチ、と言いながら蟹の身を外していきます。
本当に蟹だらけ!
蟹天麩羅と季節のお野菜。
蟹の天麩羅は塩だけで食べます。こっちはすでに向いてあるのでぱくりと一気に食べてしまいました。おいしー!
白銀の焼き茶碗蒸し。
これ、グラタンみたいなんですが、中身は茶碗蒸し。茶碗蒸しにチーズをのせてオーブンで焼いた洋風茶碗蒸しです。これはこれでありですね。でも蟹のせっかくの風味がチーズが強すぎて、ちょっともったいないかも。
そろそろ締めです。かに雑炊。
中居さんが終わりごろになったので電話で呼ぶと、作ってくれます。卵と一緒のかに雑炊。最後にあったまります。蟹の出汁がよーく出て、優しいお味。
でもこの頃になると私も相方もお腹がいっぱいで、とてもとても全部は食べきれませんでした。
香の物三種。
まぁ、こちらはありふれた感じ。青のりは美味しかったです。
甘味は、おみかんでさっぱりとしめて、これにてお料理は終わり。
本当にお腹がいっぱい!大満足。
一昨年食べに行った福井の宿は、宿は正直すごい微妙、というか今まで行った中でもかなり最悪な感じでしたが蟹は抜群に美味しくて、そこと今回のお宿は料金がほぼ一緒。おそらく前回はほぼ蟹代だったのでしょうw あれはもうびっくりするほど、蟹刺しの肉があつくぷりっぷりで正直びっくりしました。感激で。ただしお宿は…w
料理に関しては、あの時ほどの感激はなかったですが、こちらはお宿代と蟹代で半々ぐらいだったのかな、と。これで大体、宿泊代とお料理で一人24,000円ぐらい。なので、そう考えれば、十分楽しめました。美味しかったです。量は十二分にありましたし。
雰囲気のいいお宿で、美味しい蟹がそこそこのお値段でお腹いっぱい食べてみたい、という人にはおすすめです。
はー、今シーズンも蟹が食べられて良かった!
【宿泊情報】
店名/城崎温泉 花香る静寂の宿 湯楽(ゆらく)
住所/兵庫県豊岡市城崎町湯島844
TEL/0796-32-2738
★城崎温泉の人気宿・ホテルをチェック
※じゃらんnet提供
城崎温泉 花香る静寂の宿 湯楽(ゆらく)
↑楽天での予約はこちら