貧血で倒れる前、相方の実家である倉敷に帰省していたのですが、去年の讃岐うどん巡りのあまりの楽しさ美味しさが忘れられず、再び瀬戸大橋を渡って今度は日帰りで巡ってみました。
去年は、「日の出うどん」「彦根製麺所」「鶴丸」「池上製麺所」「さか枝」「山越えうどん」「山内」「谷川製麺所」へ行ったのですが(リンクはそれぞれのレビュー記事に飛びます)、今年は基本的に行ったことないところをまわろうと決めて、なんとか五軒まわれました!
ただ、瀬戸大橋も高速1000円じゃなくなってしまい、ETC通勤割引を使っても片道2000円もかかるようになったのが本当に残念です。
目指したのはなかむらうどん。大通りから河川沿いの道をひたすらまっすぐ進んでいきますが、なかなか目印が見当たらずどきどき。さぬきうどん巡りはこのどきどきも楽しいんですよね。
ようやく見つけた「なかむら」の看板にほっとして、看板そばの駐車場に車をとめます。
でも見渡しても、それらしいお店がないんですが…。ど、どういうこと…?!
坂を降りていって、あたりを見渡すと車が並んでいる奥の方に、のれんがかかってるっぽい家が一軒。そういえば、映画「うどん」でも「煙突」を目指せばたいていそこはうどん屋だというシーンがありましたよね。これだ、きっとこれだ!
あったーーー!どきどきしながらのれんをくぐるとそこは憧れのセルフうどんのお店。
最初に注文をスタッフのおばさんに伝えます。私は朝一番ということもあり、熱いうどん(小)を頼みました。相方は釜玉。それぞれ、うどんが茹で上がるのをその場で待ちます。
釜玉の人は自分で卵を割ってかき混ぜます。
うどんはスタッフの方がぐるぐると熱々の釜でゆであげてくれるのですが、この蒸気がもわもわと出ていかにも美味しそう。
ひやひやの人はさっと食べれるのですが、釜玉や熱々の人はゆでる時間がかかるので、行列が出来ます。
薬味の生姜や大根おろしも自分でおろさないといけません。
昔は、客が自ら畑からネギをとってきて自分で刻むスタイルだったようですが、今では刻みネギが容器に入っていて、ちょっと残念。ゆであがったら、デポ(ざる)でしっかりとお湯を自分で切って、熱いだし、冷たいだしを自分で好きだけいれます。
トッピングもお好きなだけのせたら、お会計。安い!!!これから何軒もまわるので、二人とも小を注文したとはいえ、なんとあわせて350円。
かまたま小 100円
かけうどん小 150円 + ちく天 100円
これがもう出汁があっさりしてて、最高に美味しかった!今まで食べてきた出汁の中でも格別美味しい。なかむら人気も頷けます。ちく天もモッチリしてさくっと衣がたまりません。
店内で食べることも出来ますが
こちらの外で食べるのも雰囲気があっておすすめ。
食べた後はもちろん自分で流しに運んでおきましょう。ご馳走さま。
いやー、何度でもリピートしたい味でした。幸せー!
【店舗情報】
店名/なかむらうどん
住所/香川県丸亀市土器町東9-283
TEL/0877-21-6477
定休日/金曜日(祝日に関係なく金曜日がお休み)
営業時間/10:00~14:00(麺がなくなり次第閉店)