我が家ではドレッシングも麺つゆも基本手作り。その都度作った方が美味しいし、自分の好みの味にできるし、不要な保存料なども入らないし、いいことづくめ。
そんな我家の麺つゆは、私の母直伝のレシピです。
うどんの出汁にも使えますし、親子丼のたれにも使えますし、だし巻き卵のだしとしても、ほうれん草のおひたしの下味にも、なんでも使える本当に万能麺つゆなので、かなり重宝します。そして香りが市販のものとは全然違うんですよね。とにかく美味しい。
ぜひこれは作ってみてください。
2016.5.21 update
材料
- 水 780cc
- みりん 170cc
- しょうゆ 170cc
- かつおぶし 30g(だしパック3個)
- 干ししいたけ 大1〜2個
- 昆布 10cm 2枚
- (あれば)干しエビ 5〜6匹
二人分なら、水、みりん、しょうゆは半分の量でいいと思います。
ここで使った昆布、干ししいたけ、干し海老は捨てずに、刻んで次の日の炊き込みご飯の具にでもしてください。
作り方
まずは、水に昆布と干し椎茸、干しエビを入れて30分〜1時間かけて出汁をとります。
我が家の愛用の干しエビは、徳島小松島産の干しエビ。6月から7月にしか販売されないので、まとめ買いしています。肉厚でとても美味しいのです。
1時間たったら、火をつけて中火にし、沸騰する直前(泡がぷつぷつ出て昆布が浮いてくる頃が目安)まで煮立てます。
沸騰直前に昆布は取り出します。
お茶パックに入れたかつおぶしを入れて、弱火と中火の間の火加減で5分煮出します
本みりん170ccを用意。
みりんですが、原材料名が「もち米、米こうじ、米焼酎」だけで作られている本みりんの方が風味がよく出てさらに美味しくなります。
本みりんを使うと、まろやかで深みのある美味しい煮物が出来たりします。みりん風調味料とは香りも格段に違いので、我が家は三河みりんをいつも使ってます。
それから醤油も170cc。180ccにするとちょっと濃い目に仕上がります。
濃口でもいいのですが、私は関西風の薄い色が好きなので薄口醤油を使います。薄口醤油の方が塩分が多いので注意。
※2016年現在は、滋賀の丸中醤油を使っています。この醤油、京都の料亭でも使われているのですが、本当にまろやか!この醤油を使った麺つゆは別物です。
まずみりんを入れて2〜3分ほど沸騰させて煮切り、アルコール臭をとって、それから醤油を入れて5分ほど弱火で煮立ててたら完成です。
醤油はあまり沸騰させると風味が飛んでしまうので気をつけましょう。
後は煮沸消毒して乾燥させた綺麗な瓶に入れて出来上がり。うどん出汁などに使う場合は、味が濃いめなのでお湯で割って使うぐらいでちょうどいいと思います。
保存期間と保存方法
あまり長期保存には向きません。冷蔵庫に入れておくのであれば一週間程度。(とかいいつつ2週間ぐらい使ってることもありますがw)
もし長期保存したい場合は、「かえし」として作ることをおすすめします。
みりんとしょうゆと砂糖だけで作れば、一年以上保存が可能。→門外不出!?美味しいそばつゆの作り方。それを、その都度、昆布やかつおだしをとって、かえしを出汁で割ると麺つゆになります。この場合、毎回出汁をとらないといけません。
どちらがいいかは、お好みしだいで。
市販品と比べて圧倒的に香りが違って非常に美味しいので、ぜひ作ってみてくださいね。
@yukinenone ほい つhttp://t.co/KkOdSesk