日の出製麺所で次の店のことを考えて(小)を頼んだせいか、お腹がすいてすいてたまらない私たち。胃が「モットクレー」「モットクレー」と叫んでいるのを抑えながら、次へ向かいました。
探しても見つからない店ベスト3に入るという「彦江製麺所」。
ナビに頼りながら行っても、途中で「目的地周辺です。お疲れさまでした」と終わってしまう…。迷いに迷って、結局川を渡って、再び戻って、坂出金山郵便局手前の路地をおそるおそる車で入って行くと、さらに細い路地が…。そこに迷いこむと、左手から人が出てきては奥の方へと消えていきます。なんか怪しい…。そこでその路地を一旦バックして、細い路地に入る手前の道を左に行ってすぐ右に行くと、大きな駐車場がありました。わからんわ!
これは県道33号線から入った方がわかりやすかったですね。。失敗。
その駐車場にとめると、その駐車場から先程の細い路地に出られて、そこからてくてく歩いていくと人が並んでいる一角が。
看板も何もありません…。こ、これはわからん…。周囲は普通の民家ばかり。少し並んで入っていくと、奥の方でおじさんがちょうど麺を打っているところでした。
そしてその手前の部屋で、おばさんはおばあさんが出汁を作ったり、器を洗ったり、麺を洗ったりしています。ここは完全セルフのお店。メニューも何もありません。
自分で器をとり、麺の玉数と「ひや」か「あつ」かをおばちゃんに伝えると、ひやの場合おばちゃんがその場でジャブジャブジャブジャブっと水洗いした麺を器に入れてくれるので、後は自分で鍋に入ってる冷だしを入れ、トッピングを加えます。お金は後払い。
店内で食べられますが、外の縁側にもベンチが置いてあるのでそこで食べてみました。
ふと、隣の民家を見てみると「彦江」の表札が。なので、なんだか人の家のお庭で食べてる感満載ですww
小(一玉)140円にかきあげ110円をプラス。
麺はかなり太い!どっしりした食べ応え。さきほどの日の出の麺のインパクトがすごすぎたせいか、逆にこちらの麺が柔らかすぎる歯ごたえに感じてしまいました。だしはイリコと昆布でかなりあっさりめ。
いや、それにしても、食べている間にもどんどんご近所さんがやってきて、ビニール袋に麺やら出汁やら入れてもらって帰って行きます。製麺所が近くにあるって…いいなぁ…。「ちょっとお腹すいたから、彦江でうどんもらってきてーや」なんて。
ここはまさに見つけられない、ご近所さんのための製麺所です。讃岐うどん巡りはこういうシチュエーションも楽しみの一つ。いや、むしろ醍醐味かも。
彦江製麺所 ひこえせいめんじょ – 坂出/うどん [食べログ]
住所/香川県坂出市横津町3-6-27
営業時間/8:40~14:00
定休日/日曜日
TEL/0877-46-3562