前回、名義変更にかかる必要書類と車庫証明書のとり方について書きましたが、今回は、廃車手続きについてです。
新しい車をひきとる前に、今のっている車を処分する必要があります。マンションですし、他に置いておく場所もありませんから。このタイミングがなかなか難しいところですが、廃車手続きをして、1日〜2日ぐらいで新しい車が来てほしいものです。そして、それにあわせて自動車保険(任意保険)の手続きもきちんとすませておかなければいけません。
廃車の相見積もりをだして、一番安かった「ガリバー廃車パック」に依頼してみたのですが、これがネットでの評判とは違い、結構きっちりしていてわかりやすく丁寧だったので驚きました。
目次
車の査定の相見積もりは基本!
どんな場合でも相見積もりはやるべきです。だいたいの相場がわかりますしね。それは車じゃなくてもです。
で、今回は一括査定のサイト「カービュー
」を利用して、自分の車の年式等を記入し、査定をお願いしてみました。
そのうちのいくつかはメールで、いくつかは電話で連絡がきたのでその比較を。
車買取専門店JAC
メール連絡。査定不可。
カーチス
メール連絡。査定不可。引き取り料が場合によってはいるかも、とのこと。
ハナテン中古車センター
電話連絡。引き取り手数料 31,500円(!)
ガリバー
電話連絡。廃車パックで手数料 9,800円。
おそらく営業本部?ものすごい丁寧な担当の人だった。タカハシさん。買取価格はつかないが、廃車パックというのがあるので、それを使うと引き取り手数料が上記の価格で自宅に引き取りにきてくれるとのこと。
手続きにかかる期間は約2週間程度。
廃車手続きをした次の月以降の自動車税が月割で戻ってくること、重量税と自賠責保険の還付があることが伝えられる。だいたい、それで¥55,000ぐらいなので、手数料をひいてもむしろ戻ってくる方が多い。非常に丁寧でわかりやすい説明で好感持ちました。
ユーポス
電話連絡→自宅出張査定。0円引き取り。
ガリバーで聞いた、自動車税の月割や重量税、自賠責保険の還付については何も言われなかったので尋ねてみると、自動車税については県税事務所にこちらが行ったらなんとか還付してもらえるらしいけど、自賠責や重量税については出来ないとのこと。
うーん、と思いながら、査定終了後、ガリバーに確認をとると「自動車税に関しては後で県税事務所より通知が届きます。重量税は来年8月までの重量税が国税局から振り込まれます。自賠責保険は抹消登録証明書を送るので、保険会社に自分で連絡してお手続きください」と丁寧な説明に好感をうけた。
ちなみに、ガリバーに、上記の件を伝えると、他の業者さんの場合、重量税とかは自分らのところに入れるところも多いとのこと…ははぁ、なるほど。重量税や自賠責保険に関しては無理ってすごい主張してはったな、そういえば…。
ということで、ガリバーにお願いすることにしたので、再度ユーポスにお断りの連絡して切ったら、かけなおしてきて「うちもそれでやります」って、なんだかなー…と思ったので断った。
ガリバーの廃車パックは価格明快できっちりしたいいサービスだった
廃車パックでお願いすると、2日後に契約書やマニュアルの入った封筒がすぐに届きました。このマニュアルがわかりやすくて、すべて書いてあるのでこれに沿ってやればオーケー。
必要書類
- 廃車予定の車の車検証のコピー(引き取り当日に、原本を渡す)
- 今年の5月に支払った自動車税納付証明書(原本)
- リサイクル券(なくてもOK)
- 免許証のコピー
- 母の印鑑登録証明書(車検証の所有者の印鑑登録証明書が必要)
そして、送られてきた以下の書類すべてに、記入捺印して、一緒にガリバーへ返送します。
- 使用済み自動車引取契約書
- 車両状況・お引き取り場所確認シート
- 委任状
- 譲渡証明書
- 廃車手数料の納付書のコピーor原本
書類到着後、ガリバーから電話があり、不備がなければ引き取り日の相談をします。引き取り日に関してはかなり融通がきいて、前日まで兄の新車の都合もありどうなるかわからなかったのですが、前日に電話しても問題なく引取りにきてくれました。
ただ、引取先の業者がかなり時間に遅れてやってきましたが…。その時点までに、車の中の荷物はすべてだして、車検証の原本を用意しておきます。これは当日に渡すことになります。
任意保険契約の切り替え手続きは必ずやろう
引き取り日の相談と同時に、車の任意保険の加入会社に連絡をして、中断、もしくは切り替えの手続きを行ないます。中断手続きをしておくと、再度車を購入するまで等級を維持することが出来ます。
私の場合は、引き取りしてすぐ次の日には新しい車にのるので、期日を指定して車の「引き取り日」を、保険の切替日にして、新しい車でもそのまま等級維持して乗ることが出来るようにしてもらいました。これも、切替日は前日連絡でも問題ないと言われたので助かりました。
ただし、事前に、新しい車の車検証のコピーを送り(兄から譲ってもらって自分が所有者になることを記載しないといけませんでしたが)、その車用に変更した保険契約にやり直して頂きました。
自賠責保険の解約と払い戻し
引取りから二週間後に、ガリバーから「登録識別情報等通知書」(一時抹消登録証明書)が送られてくるので、車検が2ヶ月以上残っている私の場合は、自賠責保険の解約を行うことで保険料の払い戻しが行われます。
自賠責保険証券の連絡先に連絡すると、これまた必要書類が送られくるので、この一時抹消登録証明書と解約届けを出せば、2週間ぐらいで保険会社から払戻金が振り込まれます。
自動車税の還付
廃車パックに手続き代行が含まれているので、約2〜3ヶ月後に管轄の都道府県税事務所より、我が家に「還付通知書」が届くので、そこに記載されている金融機関で、通知書、認印、身分証を持参の上換金します。
重量税の還付
これも廃車パックに手続き代行が含まれているので、振込をまつだけ。引き取りから約4〜5ヶ月後に指定の口座に国税局より振り込まれます。
引取りから一ヶ月後に「永久抹消登録/解体届出手続き完了」のお知らせがきて、これで廃車完了、というわけです。すべてきっちりされているので安心してまかせることができました。
とりあえず廃車するにしても、一度上記のような一括見積もりサイトで相見積もりをとることをお薦めします。その中で一番いい条件で買取してくれるところを選べればいいですね。
今回はガリバーさんにお願いしましたが、非常に安心してお願いすることが出来ました。正直、ネットの評判を見てると不安なところも多々あったのですが、対応してくださった方の応対がすごくよかったですし、実際スムーズにしていただけて安心しました。
還付金を返金もきちんとしてくれて、ガリバーの愛車無料査定サービスはかなり個人的には満足でした。→≫続きはこちら
ちなみに、一括見積依頼をするなら、カンタン約3分のオンライン車査定をしてくれるカービューでどうぞ。
さて、次は納車してから、の手続きです。名義変更とETCの再セットアップについて。