Cafe bibliotic helloを出た後、二条高倉を通りかかったら、なんとなく気になる看板が…。近
寄ってみると「月と六ペンス」という古びた小さな看板がコンクリートの壁にたてかけてあって、思わず「あっ!」と声をあげてしまいました。
オープン当初、ここの記事を読んでから気になっていたお店で、いつか行きたいと思っていたのですが、こんなところにあったのね!この日はハローで食事をしたばかりでお腹がいっぱいだったため寄れませんでしたが、場所は覚えたのでまた行ってみようと思います。
月と六ペンス、と言えばサマセット・モームの小説。随分昔に読んだ記憶がありますが、忘れちゃいました。確か、画家のゴーギャンの話だったような…。行く前に再読しておかなくては。
さて、二条高倉。この日、京都に来た最大の目的は我が家のソファの前に置くリビングテーブル(ローテーブル)。
かなりネットでもお店でも探したんですが、気に入るものがないまま、はや引っ越して3ヶ月…。週末には、相方の友人がやってくるため、その前にはなんとか見つけたいと、以前、一緒に寄ったことがあるこの店を思い出して、一縷の望みをかけてやってきました。
以前の記事はこちら。
→職人によるリメイク家具屋「finger marks」(フィンガーマークス) – sorarium
新しい家具もあれば、リメイクされた家具もあって、ちょっと古めかしい椅子やテーブルがなんともぐっとくるのです。こういうのはすごく好み!
店内をゆっくりと見ながら、二階へあがった瞬間に見つけたのがこちらのローテーブル。
私たちが探していたのが、Widthが900ぐらいで、Heightが35-40ぐらいのもの。これはW1000mmなので、当初思っていたよりは少し大きいけれど、ウォールナットの色合いも、この長方形のきりっとしたスタイルも、すごく好み。脚の部分が丸みを帯びていて、うちのダイニングテーブルの脚とも少し似てて、あぁ、うちにおいたらすごく合うんじゃないか、と。
ただ…予算は4万円以下で考えていたのに、ちょっとオーバー。うーーーむ…。
別のラインというシリーズを提案してもらいましたが、実物がないし、それを注文してから1万円ぐらいの差額で「あぁ、やっぱりあっちが良かった…」なんてずっと後悔するのだけは嫌だ。
もうちょっと考えますと言って、一旦頭を冷やすためお店を出ました。
そして、近くのiremonyaへ。
ところが、以前は家具も販売されていたと思ったのですが、リニューアルされてほぼファイバーボックスのみになっちゃったんですね。がっかりしてお店を出て、今度は二葉家具さんへ行きましたが、めぼしいものが見あたらず。scale 京都店にもふらりと寄ってみましたが、ない。
以前、unicoにも行ったし、滋賀のLiving ElementsやVee-Vasにも行きましたが、fingar marksさんのテーブルを見た時のように「あ、これいいな」というのに出会えなかったんですよね。
六曜社で珈琲豆を注文してる間に、ドーナツを食べながら考えていたのですが、やっぱりこういう出会いはもうないのかもしれない。
二人とも、いいな、と思った家具だし、ちょっと高くても家具なんて一生使うものなんだからやっぱり気に入ったものがいい。そういう風に、私たちはソファもダイニングテーブルもじっくり選んできたわけだし、ローテーブルだって同じだよね、ずっと側にあって使い続けるものだから、買おうか、という結論に達しました。
というわけで、この日は車で来ていたため、再びfingar marksさんへ車を走らせ、無事に購入。そのまま車に積んで持って帰りました。行く前に電話をしておいたので、オイル掛けして綺麗にしておいてくださって、一日ぐらいは何も置かずにおいといてくださいね、とのことだったので、一日渇かしておきました。
今は、我が家のソファの前に昔からあったかのように、しっくりはまっています。
窓際なので、日が照ってきたらここで撮影も出来るし、やっぱり買ってよかった!!!
フィンガー・マークス(finger marks)
住所/京都市中京区二条通高倉西入ル松屋町58-2
TEL/075-212-8360
営業時間/11:00-19:00
定休日/水曜
家具や家電は10年も20年も毎日使うものだから、本当に気に入ったものに出会えるまでさがすって大事ですね。
お気に入りの家具や食器を揃えて、毎日の家事も楽しそうだなぁ☆☆