先日の続き。五条通から河原町通りを上がっていく途中、画材専門店「画箋堂」に寄って、少し紙などを見てから、以前からちょっと行ってみたいと思っていた喫茶「mizuca」へ。
↓階段の下にたてかけられている木製の看板には手書きで「mizuca」の文字が。これ、オーナーのお父様が看板を作られたそうです（文字はオーナーの）
↓ビルの下からmizucaを見上げる。窓際に小さな小物があるなぁ…。一階はクリーニング屋さん。
では中へ…
↓狭い階段を上がっていって二階が喫茶。三階はギャラリー。まずは喫茶で。
↓お店は本当に小さくてテーブル席が二つと、窓際のカウンターと。私たちはやっぱり窓際に。河原町通りを眺めつつ。色つきグラスがキュート。
↓磨りガラスの部分もあってそこにたてかけてあった、今ギャラリーで行っているイベントのペーパーと植物。
↓フリーペーパーやショップカードと一緒に、オーナーがセレクトした本が何冊か並べられています。あと、ここにmizucaの写真アルバムも置いてあるので、それも見てみよう。
↓中深煎りコーヒー。深煎りと二種類選べて、豆から丁寧にがりがりと挽いてくれるから、入れてもらうのにとても時間がかかる。のんびりと待とう。カップも可愛い。まるでピアノの鍵盤みたいね。ちなみにこちらの豆は麩屋町にある挽き売り専門店「カフェ・ドゥ・ガウディ」の豆を使っているそうです。
↓丸い小粒のクッキー。さくさくと美味しい。ところで、このmizucaのドアプレートの「Ｍ」は草星という器屋さん（河原町丸太町）が作られたそうなんですが、このクッキーののせてある器もそうなのかなー？こちらの器屋さんも一度訪れてみたいところ。
↓ジャスミンティ。こちらも丁寧に入れてくれて、ポットの中には茶葉はないから濃くなることもなく、いつも美味しい。はぁ、落ち着くなぁ。
↓その後、三階のギャラリーへ移動。ちょうどこの日この時間、男女のカップルも喫茶で一緒にお茶を飲んでいたのだけれど、その人たちもギャラリーにいててスライドを先に見ていたので、少し待つ。実は、この展示をしている人の友人のようでした（後で、メッセージ帳に二人がメッセージを書いていて、夫婦だということが判明ｗ）
↓スライドで。大学時代の講義室を思い出させる。ガシャン。
↓壁に貼られたテキスト。
というわけで、この日は２時ぐらいに待ち合わせたのですが、京都駅から歩いて、ここでお茶をしてギャラリーを見ていたらいつの間にか夕暮れになってしまいました。なんとも落ち着く空間で、何時間でもいられそうな雰囲気。オーナーの女性も、とてもかわいらしい雰囲気の方で（といっても、私よりずっと年上の母ぐらいの年齢の方だったんですが）、やわらかな印象のある人で、すごく気持ちのいい喫茶というより、そんな風に丁寧に毎日をきちんと生きている人の部屋に呼んでもらってお茶をごちそうしてもらったという感じでしたね。気持ちがいいカフェ。こういうカフェがいい。本当に小さくてこじんまりとした隠れ家のようなスペースなんですけど、すごくよかった。
この後また少し歩いて市役所のベンチでちょっと座って、夕飯を食べて、また歩いて京都駅に戻ってスタバでお茶してって結局なんだか京都で歩いてお茶するぐらいしかしておらず、まぁ、そんなゆるゆるとした日々なのでした。
【関連サイト】
喫茶・Gallery : mizuca（オフィシャルサイト）
門上武司のおいしいコラム: 「mizuca」 京都・河原町五条 喫茶
untitled special day: カフェ・ド・ガウディ ＆ mizuca
喫茶・Gallery : mizuca（ミズカ）（オフィシャルサイト）
京都市下京区寺町通松原下ル植松町731-1 小林ビル2・3階
Tel. 075-344-1432
営業時間 : 13：00～20：00（ラストオーダー19：30）
水曜定休・月一回不定休
