(6割ぐらい書いたのが全部消えた!ひどい!)
KOKON KARASUMAで、ACTUSをひやかす。
そして京都シネマで映画チラシをもらって河原町通りへ。
大丸と藤井大丸へ寄りながら
少しだけ哀しくなった。
喪失感、ではなくて、不在感の発見。
…どうしてこんな天気のいい日にそんなものを発見しないといけないのだ?
まったく。
終わったら、早く来てと言っておいた通りに
約束より20分早くKもTも世界地図の前に現れた。
4年ぶりだから、少しやっぱりとまどった。
(だいたい私は慣れるのに時間がかかるのだ、何につけ)
そして予約をしておいた「月彩 KASSAI」へ。
Tが、いくつか候補をあげてくれて
その中から私とKが偶然にも選んだのがこの店と「雪月花」の二つだった。
ね、名前で選んだでしょう、と言うと、当然、と彼女はすまして言った。
店の名前はとても大事だ。
もちろん名前だけじゃなく、中は言うまでもなく。本日は夏の名物、川床(納涼床)で。
以下詳細。
食べた料理。
・ 大海老の湯葉包み ガスパッチョソース
・ 豚の角煮(デミグラスソースかけ)
・ おぼろ豆腐のサラダ
・ ライスコロッケ
・ チーズの湯葉包み揚げ
・ だし巻き
・冬瓜のスープ煮
量はわりと少ないのだけれど、質がよくて
手がかかってて美味しい。
特に冬瓜のスープ煮はみな驚く。
じっくり冬瓜にしみこんだスープの味…!
今日は飲むつもりで行ったので気兼ねなく。
檸檬酒ソーダ→梅酒(ロック)→ 若紫ノ君(ロック・しそ焼酎)→梅酒(ロック)→ やきいも黒瀬(ロック・芋焼酎)
水割りは邪道な味がするので、私は水割りは頼まない主義。
かたくなで結構。
焼酎はあまり飲まないのですが、若紫の君という名前に惹かれたのと
(源氏物語。そうそう紫の上になるのよね。雀の子をいぬきが逃がしてしまって)
Tが「かぴたん」と「古〔いにしえ〕の千鶴」をお店の人に勧められていて
飲みやすいのは、と聞けば「やきいも黒瀬」を進めてくれたので。
飲みやすくはなかったけれど(笑)、
焼酎って最初の一口二口はきついな、と思うのだけれど
飲んでいくと結構すいすい入っていっちゃうのが不思議。
そんなわけで、久しぶりにほろ酔いで
(飲みに行く事自体が少ない上に、飲みに行っても簡単には酔えない。
実際そんなにお酒に弱くない体質なんだろうし、
慣れない相手となら尚更酔えない。)
つまり、ものすごくリラックスして楽しくお酒が飲めて気分はすごくよかった。
それにしてもTときたら、のほほんとした顔をして意外にするどいから困る。
「ようは、傷つきたくないからその前に、相手を傷つけてしまいたかったんだろう」だってさ。
ははは。
全く、完璧に、その通りだ。
致命傷だ、クリティカルヒット。
ぐさり。
何しろ、昔つきあった人の友達だっただけに
(それも色々と問題をかかえた恋だった)
頭があがらないといえばあがらないし隠せない。
そろそろ帰ろうと10:30ぐらいに解散。
(KもTも神戸の人間だから、阪急電車の終電は早い)
私は、少し歩きたい気分で烏丸まで歩きながら友達に酔っぱらい電話。
迷惑な話だ。
でもいつだって優しいから彼はもちろん文句なんか言わずに
笑って聞いてくれている。
ごめん。ありがと。
もしかしたら、ここを見てると思うので。
電車に一時間も乗っていたらすっかり酔いはさめて
なんにも残らなかった。
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割烹居酒屋:京都 月彩-KASSAI-(かっさい)
住所/〒600-8013 京都府京都市下京区木屋町通団栗橋下ル天王町144
TEL/075-344-0007
営業時間/17:00~24:00(L.O.23:00)
月曜定休