デジタルカメラ全盛期の今。うまく撮れなかったら何度でも気楽に撮り直し、撮り終わったらごっそりデータをPCに移す。そしてCDあるいはDVD、はたまた外部HDDにバックアップ。そこから気に入ったものは、ブログにアップしたり、FlickrやPicasaにアップロードしたり。写真を撮ることへの敷居は確実に低くなりました。
でもそれで終わり。わざわざプリントすること、ありますか?アルバム、つくってますか?私はNo。ほとんどしてません。結局見直すこともあまりなく、撮られた写真は眠ったままに…。
でも、昔両親が撮ってくれた写真がたくさん貼ってあるアルバムは、今見るとなんだかとても面映く、そして愛しい。そんなアルバムを、見て、触って、作ってみようというコンセプトのイベントALBUM EXPO OSAKA 2010が大阪のHEP FIVE8階にあるHEP HALLで開催中です。
企画・運営は、HEP HALL、Re:S(りす)、総合プロデュースは藤本智士(Re:S)さん。
「アルバムミュージアム」では、「未来ちゃん」の川島小鳥さん、Gomaのアラキミカさん、しまおまほさん、クラムボンの郁子ちゃん、梅佳代さんなど、色んな著名人のアルバムや写真が見られます。
ちなみに、川島小鳥さん、最近すごく気になっている写真家さんです。沼田元氣氏に師事したそう。
今週の「BRUTUS」の表紙写真が彼の写真ですね。未来ちゃん。佐渡島に住む女の子の写真です。ファースト写真集の「BABY BABY」は無名の、一人の女の子を何年も撮り続けた写真集ですが、こちらは古本でしか手に入らず幻の写真集と言われてるんだとか。ちなみに写真集「未来ちゃん」も限定販売だったため、なかなか手に入りにくい状態ですが、「来年春に208ページのボリュームアップ+祖父江慎さん装丁で新たに発売される」らしいですよ。これは楽しみ。
さて、アルバムエキスポの話に戻りますが、プリントした写真を持っていけば、アルバムづくりができる「アルバムカフェ」もあります。SDカードがあれば、その場でプリントもできます。来場者一人につきアルバム台紙一枚を無料でプレゼント。追加台紙、オリジナルアルバム、三角コーナーなどグッズも販売されてます。
個人的に気になるのが「フォトシエグランプリOSAKA 2010」です。フィルムを現像して焼いてくれる町の写真屋さんたちが、写真家の撮影フィルムの中からそれぞれ一枚を選んで思い思いに仕上げたプリントで対決!一般投票は昨日までで、本日土曜日、その結果が発表されます。ちょっとマニアックな企画ですけど面白そうですよね。
他にもワークショップなどのイベントも多数ありましたが、ほぼ終了しています。いくつか面白そうだったのですが、また来年に期待ですね。
あ、「Re:S」が企画する移動写真館「りす写真館」は日曜日までやっています。これは結構気になります。結婚してから二人で写真を改まって撮ったことってないので。料金は1万円。
アルバム、デジタルで撮ったとしてもやはり作っておきたいです。この機会にちょっとやってみようかな。
私は今日行く予定をしています。開催は明日の日曜日まで。
ALBUM EXPO OSAKA 2010
2010年12月1日(水)〜12月12日(日)
OPEN 11:00 〜 CLOSE 19:30
HEP HALL