台風が来ているという天気予報に踊らされてドキドキしていたら、実際にはいつの間にか通りすぎてしまっていて拍子抜けした、そんな週末。
相方の友人が、クラシックギターの初めてのライブをするので良かったら、とお誘いを受け、せっかくの機会なので、と出かけてみました。
小さな喫茶店で、6:00からは食事。7時からライブのスタートです。
最初は、彼女が非常に緊張しているのがこちらにまでビリビリと伝わって、こちらも間違えないようドキドキしながら祈るように聴く、というような感じでしたが、3曲目あたりから、ようやく緊張もほぐれ、こちらも安心して、というのもおかしいのですが、楽しくライブを聴くことができました。
ライブ、というより、親しい人たちの前でするお披露目会のような。そんな感じ。彼女の家族や、イタリア語を習っているらしくイタリア人の先生(格好よかった!)も来ていたり、あるいは同僚の方々(相方含む)などなど。
みんながにこやかに、微笑ましく、そして、ドキドキしながら聴くそんなライブで、とても楽しかった。
普通のギターと違って、クラシックギターの音色はとても艶やかで、そして繊細。
バッハのプレリュードや、リュート奏者であるヴァイスの「パッサカリア」、ポンセの「プレリュード」などはあくまでクラシックらしく丁寧に聴かせてくれ、その後は先生との二重奏。バッハの「Invention」、「イパネマの娘」「オルフェの歌」と軽やかに。
そしてラストは弾き語り。山崎まさよしの「ツバメ」、植村花菜「猪名川」、Eric Crapton「Tears in Heaven」、締めはBeatlesの「Let It Be」でした。
あっという間でしたが、ちょっと自分も弾いてみたくなりました。
小学生の頃から10年以上ピアノを習ったり、中学高校でブラスバンドでトランペットをしたり、私にとって音楽はとても身近な存在。ここ何年も自分で弾くことから離れていましたが、ちょっともう一度何か一曲ぐらい完璧に弾けるようになれたらなぁ、と久々に思った、そんなライブでした。
すてきなライブですね。
僕はピアノやギターは弾けないので、
弾き語りができるのはうらやましいし、カッコいいと思います。
吹奏楽器は吹き語りできませんもん(あたりまえですが)。