E-P1とGF1を比較検討して、結局OLYMPUS PEN E-P1を購入しました。

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とうとうやってきました。我が家に新しいカメラが。OLYMPUS PEN E-P1シルバー、本体のみです。

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レンズは既にE-P1用に中古パンケーキレンズ「Panasonic LUMIX G 20mm F1.7 ASPH 」を購入した – sorariumで書いたように取り寄せ済み。

カメラのキタムラのネット中古で取り寄せ

購入したのは、中古の本体。カメラのキタムラのネット中古で機種名を入れ、「美品」以上のものを検索。その中で状態が良さそうでそこそこのお値段のものを2つピックアップ。同じ機種なら2つまでなら、近くの店舗に取り寄せが出来てどちらかを選ぶことが出来ます。(もちろん、どちらも気に入らなかったらキャンセルも可能)

中古といえばオークションもありますが、ちょっと心配ですよね。手元で確認してみないと。というわけで、取り寄せ出来て実際確認も出来るキタムラのネット中古は結構オススメです。キタムラなのでわりとちゃんとした評価もつけられてますし。

一つは、41,800円で美品、もう一つは43,800円(税込)で美品(新品同様)でした。

実際届いてみると…

予約して一つは3日後に、もう一つは4日後に近くのキタムラに届いたとのメールでお知らせが。そこから一週間以内に来店しないと予約はキャンセルとなります。

そして一昨日の夜にキタムラに行き、どちらも見せてもらったのですが、美品と書いてあった一方は付属品はすべてそろっていて、その上VF(ビューファインダー)も付属品のところには書いてなかったのに入っていました。ただし…液晶のすぐ横の金属部分に傷と、底面にも擦り傷が…。うーん…。

カメキタの方も、この状態なら、本来であれば美品にはできせんね、とのこと。ビューファインダーにしても、オリンパスのパンケーキレンズキットそのままを使っている人ならば使えますが、私の場合LUMIXの別のレンズをつけているため、視野率が全然違う!もう全く使い物にならないです。今後、17mmのオリのパンケーキレンズを買うのであれば役立ちますが…。

ただし、このビューファインダー、つけてる状態が格好いいので使わなくてもつけてる人は結構いるらしい。このビューファインダーだけではなかなかキタムラでは中古として出まわらないらしいです。それ自体買おうとすると、新品でだいたい9000円ぐらいらしいので、これがついてこのお値段はお得。ただし、このスレからすると、このカメラは結構使い込まれてるので、バッテリーの消耗も気にしておいた方がいいとのこと。

もう一方の美品(新品同様)は、おそらく、以前E-P1のパンケーキレンズキットを限定数で49000円ぐらいで販売したことがあったそう。おそらくそれを購入されて、レンズだけ手元において、本体はそのまま売りに出したのではないか、と。背面液晶にも液晶シールがぴっちり合うサイズのものが貼られているし、バッテリーも袋から出した形跡もなし。本当に新品同様。

ただし、ストラップをつける三角リングだけがなぜかなくて。おそらく買った人が持っていったのだろう、と。ただ、これについては、付属品のところに何も書いていなかったので、取り寄せ元のカメキタに言って無料でオリンパスから取り寄せることが可能、ただし2週間ぐらいかかりますとのこと。

迷いに迷ったのですが、結局ビューファインダー使うことはおそらくないだろうし(今後OMアダプターをつけて、旧OMレンズをつけるにしろ、このビューファインダーだと全然あわない)、こっちの美品(新品同様)のを購入することにしました。

マイカルのキタムラで購入したので、WAON購入が出来たのも嬉しい。(私はJALのマイレージを貯めているので)

結局、本体もレンズも中古で、43,800円(本体)+レンズ20,000円(楽天ポイント8000円使用)で手に入れることが出来て大満足です。

開封の儀

さて、いよいよ開封の儀!オープン!

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説明書もCDも入って付属品はほぼ完璧。ちなみに私は説明書を読むのが大好き。だいたい新しいガジェットを手に入れると、説明書をじっくり舐めるように読みます。何が出来るのか知って、そこから選択肢を選ぶのが好き。

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ストラップやバッテリーもそろっていますが、ストラップは別途自分の好きなのを購入しました。

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シルバーボディはやっぱり格好いい。昔のクラシックカメラさながらです。持った冷たい質感も好き。なんだか昔銀塩で撮ってた時の気持ちが蘇ってきます。

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パナの20mm F1.7パンケーキレンズを装着。うぉー、格好いい。やっぱりGF1じゃなくE-P1にして正解!!!デザインで言うならやっぱりこれだ。

E-P1とGF1と迷ってE-P1に決めた理由

もともと、今回デジカメを購入しようと思ったのは、普段使っているのがCanon EOS Kiss Digital Xという、そこそこ大きな一眼カメラしかなくて、ちょっとしたお散歩や、旅行中に持ち歩けるサイズの軽くて小さい、バッグに入るコンパクトなデジカメがなく、iPhoneで撮っていたけれどどうしても満足できなかったから。

特に料理、食べ物の写真を撮ることが多いので、iPhoneだとどうにもそのまんまの美味しそうな写真ってなかなか撮れないのです。私はブログに載せることも多いし、iPhoneで撮った写真じゃさすがにブログに載せるにはキツイ…。

かといってコンデジはずいぶん昔に買ったSony Cybershot T-9しかなく、これもなんだかいまいち…。いつも撮ってる一眼とどうしても比較しちゃう。でも一眼は重いから普段持ち歩きたくないし、旅行中はなおさら!ちょうど11月に台湾旅行に行く予定なので、その時に持っていくカメラが欲しかったというのもあります。

GR3、LX5も検討しましたが、どうしても普段撮ってる一眼レフと比較するとボケ足が…。というわけで、目をつけたのが、一眼なみの画質だけれど、軽量でコンパクトなマイクロフォーサーズ機という新しい一眼カメラ。これならレンズ交換も出来るし、単焦点のパンケーキレンズをつけたら本当にコンパクトになる。

で、候補に上がったのがGF1とE-P1でした。(NEX5やNEX3も検討しましたが、レンズと本体のバランスが悪すぎて格好悪いので却下…)

で、色々ネットの記事を見たりtwitterで聞いたりしながら検討しました。

この記事がGF1にしようかなーと思わせてくれた記事の一つ。
パナソニック Lumix GF1 フィールド・テスト — ヒマラヤで過ごした16日間

GF1とEP-1で迷ってGF1に決めた人の記事も役立ちました。GF1/E-P1/E-P2のスペック比較が便利です。
→LUMIX GF1で飛びこむマイクロフォーサーズの世界 | Crazy for Gadgets | BLOG × WORLD ENDING

E-P1とGF1の比較。アートフィルター全種類の比較。青空の比較。個人的に青の描写がオリンパスの方がすごく好みだったため、GF1購入意欲がちょっとそがれる。
ガチンコ勝負! 「LUMIX DMC-GF1」vs「オリンパス・ペン」、画質で買うなら? – デジタル – 日経トレンディネット

こちらも両方使った人の比較記事
GANREF | パナソニックGF1とオリンパスEP-1との比較

スペックだけで言うならGF1の方がいいんですよ。ただしボディ内手ぶれ補正じゃなくレンズ内手ぶれ補正。パナのパンケーキレンズキットにしたら、こっちのレンズには手ブレ補正がないため、全く手ぶれ補正がきかない、というのは結構悩みました。

ただ、GF1のパンケーキレンズは20mm F1.7!もうこれが大きかった。明るいレンズは、カフェやレストラン、室内でのご飯を撮ることが多い私にとっては超重要。開放値が1.7だと綺麗にぼけるのも…!

と思ってGF1だ、GF1を購入しよう…と思っていたら、@katsutaroさんがE-P1+panasonic G 20mm F1.7 のセットで使ってることを知り、先日京都にいらした時に色々触らせてもらったら…これがすごく良かったんです。

アートフィルターもE-P1の方が面白そうだな、と思ってたんですが、実際使ってみるとすごく楽しい。トイカメモードやラフモノクロームにすると、無駄に格好いい写真になります(笑)

ボケ足も思った通りの感じに。ちょっと背景ボケの階調がEOSと比較すると単調かなーと思いますが、あくまでこれはマイクロフォーサーズ。これぐらいならオッケーです。

結局あのカメラが欲しかった理由が20mm F1.7のレンズが大きな理由だったので、これがE-P1につけられるんなら文句なし、ちょっと予算オーバーでしたが中古で買うことでかなりお安く手に入れることが出来て、本当に満足。

そして、このカメラを持って昨日一日お出かけして気づいたことを、twitterでつぶやきました。

今日一日、iPhoneを忘れて新しいカメラ、E-P1を持っておでかけしていたんだけど、久しぶりに撮るという行為に集中してすごく楽しかった。カメラ自体もすごく気に入ってることもあるんだけど、撮ることの楽しみをガシガシと感じた。なんだろうこの感じ。フィルムで撮っていた時のようなね。

iPhoneがあると、iPhoneでも撮ってアップしてっていう行為が自分の中の何かを失っていた気がする。ただ被写体を探す、自分の中の琴線に触れる一瞬を、構図を探して、そして撮る。それだけをE-P1と向きあう。あぁ、これだ、と思った。なくしていた何かを再び見つけたような。

iPhoneが悪いんじゃないんだよね。自分がカメラ、撮るという行為と、どうやって向きあっていきたいか、ということなんだよね。

お出かけしている最中にiPhoneで撮るのはもうしない方がいいのかもしれない。タイムラインをチェックするのも、facebookや、instagramを見るのも。それに気づかせてくれたE-P1というカメラ。

これからこのカメラと一緒に長くつきあっていくことになりそうです。以下に作例をアップしておくのでもし購入を検討されているのであれば参考までに。

E-P1作例

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↑デイドリームアートフィルターを使用。整骨院なのに、なんかちょっとノスタルジックな雰囲気になるw

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↑トイカメアートフィルター。

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↑RAWで撮影して、無料でダウンロードできるOlympus Master 2という現像ソフトで現像。

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↑こちらも同様。

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↑トイカメアートフィルター。

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↑ラフモノクロームアートフィルターで撮ると、とりあえず何を撮っても格好良くなります。無駄に格好いい。

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↑これは今日お昼に作って食べたボロネーゼ。RAW、自然光で撮影して現像。SDカードは、Macbook Proにそのままカードリーダーなしに差し込めるのも便利。

 

(意外と中古レンズは出てこないのですが、今だとAmazonでも新品で30000円ぐらいなので、こっちで買ってもいいかもですね)

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