後ろ足で立ち上がるライオンのロゴで知られている、フランスの自動車メーカー「PEUGEOT(プジョー)」。そんなプジョー、実はもともと歯車や骨組の製造を生業としていたそうで、今でもその名残として、ペッパーミルを作っているのはご存じない方も多いのではないでしょうか。ミルのグラインダー(刃)の部分はプジョー独自の歯車構造になっているそう。
今使っているシェフィンのミルが、粗挽きは出来るのですが小さいホールの胡椒だとうまく削れないことが多いので別にミルを買おうと探していたら、プジョーのミルが非常に評判が良かったので今回購入してみました。
まるでチェスの駒のように、美しい曲線を描いた持ちやすい形のミルで、手のひらの中にすっぽりとおさまります。
この上のネジをゆるめれば粗挽きに、逆にしめれば細かく挽けます。
外してみるとこんな感じ。
倉敷の平翠軒で買ってきた胡椒をホールのまま入れます。ちょっと小粒ですが量はあまり入りません。ちなみにGABANの胡椒のホールは大きめなので、シェフィンのミルでもちょうどよい削り具合です。
あんまりよくわからないと思いますが、右が挽きの細かいの、左が粗挽き、中央下がシェフィンで挽いたものです。
挽いてみると、胡椒の良い香りがプンプン匂ってきます。キッチンに置くにも小さいので場所をとりませんし、ちょうどよいサイズ。
それにしても、挽きたての胡椒の香りって、テーブルコショウや既に弾いてある胡椒と比べて全然香りが違いますよね。んー、いい香り。