毎年、このお盆の時期に下鴨神社の「糺(ただす)の森」で開催される「下鴨納涼古本まつり」に行ってきました。
京都の大きな古本祭りは、年に3度開催されます。春はみやこめっせ、秋は知恩寺で。冬はなくて、そしてこの夏の納涼古本まつりです。私はこの夏の古本まつりが大好き。なんといっても会場が素晴らしい。世界遺産にもなっている「糺の森」の中で開催される古本まつりは、なんとも風情があって素敵なんです。会場に15時頃着いて、下鴨神社の南駐車場に車を停めます。(ここに停めるのが一番近道)さっそく木々に囲まれた中へと吸い込まれるように入っていくと…
たくさんの人だかり!さすがお盆の時期、それも日曜日だけあってかなりの人出です。
京都・大阪・奈良・岡山より38店舗が参加している今回の古本まつりですが、古本だけではなく、こんなふうに古地図や、エキスポ70のステッカーなんかも売られています。
もちろん、文庫本もぎっしり。だいたいが1冊100円ですが、7冊500円とか、かなり大安売りしているところも…。
みかん箱にもぎっしり…。ここから自分の欲しいものを探すのが面白くもあり、大変でもあり…!
児童書コーナーもあって、ここには子どもたちがたくさん集まって、何を買うか真剣に探していました。
ここなんて、10冊500円…安すぎる…!
探すのに疲れて、ふっと目をあげれば、青々と茂った木々が…。これがたまらないんですよね。会場にはベンチが置かれ、かき氷や冷たいうどんなども販売されているので、無理せずゆっくりと自分のペースで探しましょう。
売っている古書店の方々も暑そうながらも、のんびりムード。
大木の下にある古本コーナー。こんなところも目を向けてみると以外といいものがあったりするんです。
ただ、本当に暑いので、かなりばててしまいました。冷水筒必須ですね。あと、森の中なので蚊とか虫が普通にいるので、虫除けスプレーしていくのもお薦めします。私はすっかり忘れてしまって、噛まれそうな目に何度も…。
今回はあまりゆっくり見られなかったので戦利品はないのですが、雰囲気を味わえただけでも満足。また涼しくなった秋の古本祭りにも出かけてみたいと思います。
この納涼古本祭りは、既に11日に始まり明日が最終日。最終日だけは16:00までの開催となるので、行かれる方はお早めに。