明日は朝礼が当たっている。一分間スピーチは何にしようかな。
夏に部署の変更があってから、朝礼の方法が少し変わってスピーチの後に二人ほどコメントを求められるようになった。（私の部署+他部署の合同朝礼、は変わらず）その方法は、とりあえず変えてみよう、それで支障があればまた一ヶ月後ぐらいに考える、という事で決まってしまった。その結果、なんとも殺伐とした雰
囲気になったりしている。大体、そんな場で意見を求められても、言いにくい事もあるし、他部署の一人はそういうのがすごく嫌いな人なので、「コメントは結構です」とか言って上司に「いや、決まったことやから」などと諭されてもそれでも当てない、などと朝から大変気まずい雰囲気をただよわせたり、私にしてもどうにも答えようがないスピーチにたっぷり３０秒ほどだまって「いや、私はそういう経験がないのでなんともいえません。今度そんなことがあれば参考にさせていただきます」などと明らかにその気のない（ある意味では大変皮肉っぽい）台詞をはいたり、と朝からおそろしく嫌ーな雰囲気の朝礼が続いていたので、2ヶ月ほど前の部署内会議で、「とりあえず一ヶ月たちましたけれど、正直いってあの朝礼の方法は変更した方がいいと思います」と会議の最後に誰も言わないので切り出してみた。
大体、あんなに殺伐とした雰囲気なのになぜその事をとりあげないのだ？！と疑問に重いながら。気づいていないのか、気づかないふりをしているのか。多分後者でしょう。事を荒立てるのが苦手なのだ、部長は。
しかし、だからといってこのままなしくずしにされてはたまらない、と切り出してみたのですが、同じ事を考える人はいるもので、K氏も朝礼については言おうと思ってた、あれはちょっとどうかと思う、変えたほうがいいな、と同意してくれる。この人はとても仕事が早い。頼んだ仕事はすぐにしてくれるし、気もきく。周囲に目をいつも配っているし、コミュニケーション能力も高い。片方の言い分だけじゃなく、両方の言い分を公平に見る力がある。何より、先の事を考えて行動しているし、自分の言葉には責任を持っているので安心して一緒に仕事が出来るのだ。部下の言葉を上部にきちんと伝えてくれる、という点でも信頼できる。仕事が出来るってのはこういう事なんだなぁと思う。
で、朝礼の変更を求めたのですが、上と話をしてみる、と言ったきり結局一ヶ月ぐらい何もしない部長。確かに１０月は３連休が何度もありましたけれど、それを理由に話が出来なかった、って一ヶ月は長いでしょう。いくらなんでも。結局、そのK氏が業を煮やしてI専務に話してくれて、じゃぁ、一度調整するか、となり、K氏がうまく立ち働いて（笑）今月15日からようやく変わることになり他部署と分かれて朝礼を
することになった。
朝礼を変える一番の目的。何しろK氏の部署と私たちが合体して３人増えたので朝礼が長くなって仕方なかったのだ。もともと合同になった時点で分かれてやろうか、という話が出ていたのですが同じ階にいて始業時間も一緒なんだから一緒にやろう、という意見があったので（もちろん私は反対。効率的にやるんなら部署内でやったほうがいい。毎朝、本日やる仕事を一人ずつ言っていくのですが他部署の仕事を聞いても別に関係ないし長くなる、という現実的な意見を出したのですが却下された）
これで朝礼の時間が短くなるし、コメントも好きな人が言えばいい、となるし、その上朝礼後に私たちの部署の朝のちょっとしたミーティングをして部署内の調整を図ることになったので、効率的＆実務的になりそうだ。
朝礼が変更される事は会議の前日にＫ氏に聞いており、今後どういう風に朝礼をすればいいか考えておいて、と言われたので「現状の朝礼」と「今後の朝礼（改善案）」の比較表を作って会議の時に提出。これにしたって、朝礼の変更は部長から話はあったものの、15日から変更になるというのに、じゃぁ、どうしようか、という話もなく終わりそうになったので、口に
出そうとした瞬間Ｋ氏が先に切り出してくれてほっとする。大体、この人とは多分性格的に似てる気がする。せっかちで心配性、なんだろうな、多分。（笑）そこでそれを提出する。みなに「すごい」と驚かれたが、いや…、考えておいてと言われたから考えたまでで。比較した方がわかりやすいし。第一、別にすごい表を出したわけではなく、誰にでも出来ることだ、これくらい。30分ぐらいの時間を作るのに費やす暇があれば＆たたき台もなくだらだら議論するのは不毛なのが嫌だと思うなら。結局たたき台にして、ちゃっちゃと決まってよかった。
それにしても、体制を変える事に対してこの会社は何かにつけ時間がかかりすぎる！もっとフットワークが軽い会社じゃないと、会社としてよくならないんじゃないのだろうか。それとも、会社ってそんなものなのか？
