福島でピッツァを食べた後、お店の外に出たらかなりのざぁざぁぶり。梅田まで歩こうかという話をしていたのだけれど、これはかなり濡れてしまいそうだったので、JR東西線の「新福島駅」から「北新地駅」に移動。
そこから、堂島アバンザに入っている「ジュンク堂大阪本店」へ。(あら、今サイトを見たら、ジュンク堂のネットショップって、本一冊から送料無料なのですね。そういえば以前話題になってたような…)ここへは初めて行ったのですが、関西で最も売り場面積が広い書店だそう。ついで、ジュンク堂難波店、三宮店が続くみたいです。(参考→関西圏の本屋の大きさ – Yahoo!知恵袋)
このジュンク堂大阪本店は堂島アバンザの1F〜3Fなのですが、いいですね。わりと棚と棚の間も広さがあるので他人にぶつかることもないし、窓のそばにはソファとテーブルがあってじっくり選べますし。出版社のフェアではなく、きちんと考えられたフェアが展開され、テーブルの上に平積みされたコーナーフェアがあったり。ゆったりと本を探せますし、リアル書店の魅力、どんな本があるかなーっと漠然と見ていくにはぴったりの書店だと思います。
ちなみに、ジュンク堂って名前、起業者の父親の名前が「工藤淳」で、色々名前を提案したけれども父親に却下され、苦肉の策で「淳工藤」としたら、意外と気に入られてこの名前になったらしいです。面白い。
それはさておき。そこから少し歩いて北新地にある「アクア堂島フォンターナ」というビルの中にある「ティーハウス・ムジカ」へ。ここはいつか行ってみたいと思っていた紅茶専門店です。
日本の紅茶専門店では草分け的存在だそうで、今ではポットで紅茶を出すところも多くありますが、ムジカが最初に始めたとのこと。
オーナーの堀江敏樹さん自身も、よく雑誌などの紅茶特集でよく出ておられるので紅茶好きの方だとご存知の方も多いのでは。
お店はわりと広め。扉をはさんで、カフェレストランも併設されています。壁面には世界各国の紅茶資料がぎっしり!そういえば、このムジカは、商社を通さず、スリランカや中国、インドから直接最高品質の茶葉を輸入し、安価で提供しています。
ほとんどの紅茶が500円〜600円ぐらいで、大きめのポットで供されるのですが、だいたい3杯ぐらい入ってるので驚き!
テーブルには、こんなシュガーポットとメッセージが…
「あなたの灰皿はここにあります」
ん?まさか紅茶専門店なのに…?と思ったら
「でもあなたの健康のためにおいしくお茶を飲んでいただくためにひととき禁煙してみませんか」
の一言が。あぁ、これは素敵なメッセージ。押し付けがましくないけれど、きちんと伝わる。おかげで、周囲では誰も吸っている人はいませんでした。
ティーコジー。きちんとした紅茶専門店では、ポットで紅茶を出された場合必ずこのティーコジーと呼ばれるポットにかぶせるものがついてきます。
綿がたっぷり入った生地で作られているので保温力がアップ。これをかぶせておくと二煎目、三煎目でも冷めずにいただくことが出来ます。おしゃべりしながらゆったりと飲むのであれば、一杯目を注いだらすぐにこのティーコジーをかぶせておきましょう。
こちらムジカのティーポット(大)。ひとり分でもふたり分でも同じサイズできます。我が家の紅茶ポットはこのムジカのティーポットの小さいversionを使っています。
まずは一杯目。注文したのはジャスミンティ。ちなみにムジカではフレーバーティはあまり置いていません。この日は、ちょっと疲れていたのでジャスミンを味わいたくて。
美味しい。ほっとする味ですね。
二杯目。少し濃いかな。
三杯目になるとかなりかなり濃い…!なのであまり長時間抽出するのはさけた方がよさそうです。
ケーキなどもおかれていたのですが、「カリメロ」「なめこ」といった風変わりな名前のケーキがあって面白いですよ。今度また食べてみたい。
紅茶の販売もされていて、多くの種類の紅茶を買うこともできます。
珈琲のお店は多いですが、本当に美味しい紅茶を出す紅茶専門店はなかなかないのでこういうお店はとても貴重。私は珈琲か紅茶かと言われると紅茶派なので、嬉しいです。
梅田からもそれほど遠くないので、また紅茶が飲みたくなったら訪れたいと思います。わりと広めで落ち着いた雰囲気ですから、ゆったりと友人と喋りたい時にもおすすめです。
TEA HOUSE MUSICA(ティーハウス・ムジカ)
TEL /06-6345-5414
住所/大阪府大阪市北区堂島浜1-4-4 アクア堂島フォンターナ 3F
営業時間/10:00~22:00
定休日/日曜日、祝日
ここチェキ http://www.sky-s.net/sky-blog/archives/2010/04/25-001657.php 日本の紅茶専門店の草分け的存在「TEA HOUSE MUSICA(ティーハウス・ムジカ)」(堂島)