連休中に倉敷に行った時、ここだけは絶対に行こうと決めていた場所がありました。
倉敷市内、美観地区にあるおいしいものブティック「平翠軒(へいすいけん)」。 隣接している造り酒屋「森田酒造」のご主人が最初は趣味で始めたお店ですが、むしろ今やこちらの方が有名かもしれません。
日本全国や世界中の珍味や、お菓子、調味料などを集めたお店です。
大正期に建てられた瓶詰め工場を改装してあり、一階がショップ、二階がカフェになっています。
@nifty:デイリーポータルZ:岡山のおいしいものブティック「平翠軒」 でとりあげられたこともあるのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
こちらがその酒造屋さんの方。軒先には茶色に変わった杉玉(酒林)が飾られています。こういうのも見るとぞくぞくします。
新酒を仕込む頃、真新しい緑の杉玉を飾るのですが、だんだんと酒が熟成されるにつれ杉玉も渋く枯れてゆく様が趣があっていいですよね。
店内は雑多な商品が所狭しと並べられており、多くのお客さんが狭い通路をいったりきたりしながら、どれを買おうかと目を輝かせているのが目につきます。
そして、私がなによりこの店の商品に惹かれるのは、この店のコンセプトとして「美味しくて、安全で安心なもの」を取り扱っていること。
dpzでもご主人へのインタビューでそのことについて触れられている箇所がありました。
@nifty:デイリーポータルZ:岡山のおいしいものブティック「平翠軒」
無添加、安全についてこだわりがあるようですが、具体的に私たちが注意すべき事はなんでしょう。添加物とひとえに言っても安全なものもある。ペクチンなんかはミカンの筋の部分で安全。ソルビン酸カリウムはダメ。コンビニのおにぎり等でみるPH調整剤は、ナニモノかわからない。メーカーに電話しても教えてくれない。いろんな物質の群れを指している。米粒一個一個に油の被膜をつくり空気を触れないようにすることで固くならずいつまでもパラパラでうまいのだけど、手で握ったおにぎりのほうが数倍うまいのは、やっぱり無添加だからだね。
このあたりすごく共感します。実際に売られている商品を手にとって、くるっと裏返し原材料名を見てみると、よく見かける添加物が全く入っていない。まっとうに作られたものばかり。それは調味料でも何でも。
色とりどりのパスタや、ジェノベーゼ、トマトソース、オリーブオイル、バルサミコ酢などなど。
しょうが油やねぎ油など、こういった調味料もたくさん。
生ハムやベーコン、チーズ、干物といった要冷蔵のものもたくさんあって非常に美味しそうなのですが、要冷蔵はきつい…。今度行く時は絶対にクーラーボックスを持っていこうと心に決めました。
今回購入したのは、MARICHAの胡椒。
マレーシアのサラワク州サリ系地域で収穫された早生品種Utirancottaの胡椒。樹齢4〜10年。90gで1050円。
以前行った時に、相方が黒胡椒が大好きな友人にお土産としてあげたところ、「パスタにこれかけるだけで食べられる」「今度帰省したら、お前自分の分買ったほうがいいよ」と大絶賛していたと聞いていたので、それは手に入れないと、と買ってみました。
そしてもう一つはイタリアンを毎週作る我が家らしくイルモンジェットの「悪魔のソース」を。
入っているのは、トマト、マグロ、アンチョビの塩漬け、唐辛子、オリーブオイル、ニンニク、オレガノ。これだけ入っていて美味しくないはずがないじゃないですか!!!
これ、例えばペンネを軽くゆがいてちょっとこのソースを混ぜるだけでも使える。かなり辛味がありますが、すごく美味しいトマトソースです。おすすめ。840円。
こういうお店が大阪にもあればいいのになぁー。また倉敷に帰ったら、絶対に行く予定です。
【店舗情報】
平翠軒(へいすいけん)
住所/岡山県倉敷市本町8-8
TEL/086-427-1147, 086-424-0088(FAX)
営業時間/10:00〜18:00
定休日/毎週月曜日
どうもはじめましてですが、
1階はたぶん行ったことあるのですが
2階あるのきづきませんでした。
こんど倉敷行ったら寄ってみたいす。