前回の記事、春の信楽駅前陶器市2009で器を色々買ってきた に引き続いて、今度は「陶芸の森」で開催されていた「信楽作家市」へと足を運びました。
駅前近くに車を停めていたので、そのまま一旦戦利品を車に置いて、歩いて向かおうとしたのですが、途中でかなり道のりがあることに気づいて引き返す事態に!暑かったので、この二度手間はかなりしんどかったです。
駅前陶器市から陶芸の森へは、結構距離があるので歩くのはやめておいた方が無難かも。特に陶芸の森は、坂の上の方にあるので。
手前に見えるのが、信楽産業陶芸館なのですが、最初ここでやっていた「ほろ酔いうつわと地酒展」をぶらぶらと見てみました。やはり気になったのは、文五郎窯、奥田さんの作品。あと、グランプリをとっていた深紅のぐい飲みもよかったです…。
そしてお待ちかね、作家さんのブースへ。80名程度の作家さんが思い思いにテントを置いて、作品を販売されていました。駅前の陶器市とは違い、人も まばらで見やすいのですが、やはり作家さんの作品だけあって、どれも個性的でセンスがいいものばかりで、私のテンションもぐっと上がりました。
あちらはあちらでいいのですが、やはり、一生使いつづけたい、と思うのは、作家さんの思いやこだわりがこもっている器ですね。もちろん、お値段も駅前のものとは随分違いますが、確かに違うだけのことはある、と感じるデザインでした。
整然と器が並ぶ奥田章さんのブース。
去年、小皿を購入した奥田さんのブース。相変わらず美しくてきりっとした、シンプルな器が並んでいます。端正、といった言葉が似合うでしょうか。
ちゃんとした食事を盛りつけたい、と思わせてくれる器が並んでいます。前々から欲しいと思っていた、十草のオランダ皿を見つけたのですが…我慢。
お皿の中央が粉引き、リムの部分が十草で、パスタをのせるのにぴったりだろうなぁ、と思いつつ、今の私には分不相応と泣く泣く諦めました。また、別の機会に…。(泣)
奥田さんの器を見てると、本当にどれも素敵で欲しくなります。ちょっと背筋を伸ばしたくなります。こういう器でご飯が食べられたら、三度の食事がどれほど楽しく感じられることか!ただ、お値段もちょっと高いので、一つずつ、ゆっくりと揃えていきたいなぁと思ってます。
あぁ、素敵…。
そして、文五郎窯さん、昨年、ギャラリーを作られまして、そこにも一度行きたいと思ってます。
文五郎倉庫
住所/滋賀県甲賀市信楽町長野1087
TEL&FAX/0748-82-3153
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