今回、初めて知った作家さんですが、彼の作品が一番気に入ってしまって、お茶碗とマグカップを購入しました。
「小箱」の竹口要さんです。入ってすぐに目がいったのは、このティーポットとティーカップ。
蓋や飲み口の渋みのある色と、やわらかい白がすごく美しくてうっとり…。
欲しいなぁ…!と思って、竹口さんにお値段を聞いてみると、申し訳なさそうに「1万円なんです」と言われて、がっくり。
「このポットの持ち手のカーブと、注ぎ口のカーブさえなければ8000円なんですけど、これが結構難しくて…」っておっしゃるので、思わず笑ってしまいました。
竹口さんは気さくに作品のことを色々教えてくださって、細部にまでこだわりぬいて作ってる作家さんなんだなぁという印象でした。
今は工房のみで、こういうイベントでブースを出されている時に購入するか、ネット販売されているところがいくつかあるのでそこで購入するか、ですね。ただ、宇治にRobaという喫茶店があるらしく、そこの食器の多くは、竹口さんのを使っておられるそうなので、近くに行ったらまた是非寄ってみたいと思います。
購入したご飯茶碗とマグカップ
竹口さんのストライプご飯茶碗。1890円。
高台は茶色。すっと立った姿がすがすがしく、凛としていたので思わず購入。これで毎日ご飯を食べたらどんなに嬉しいだろうと思って。
ご飯茶碗といえば、Angerで見ていた白山陶器の平茶碗にずっと目をつけていたのですが、やっぱり私はこの信楽焼の質感、手にもった時に感じる土のざらっとした感じがすごく好きなんだということがよくわかりました。(笑)
そしてもう一つ。
これは、ブースを何度も何度も行ったり来たり行ったり来たり。すごく怪しかったと思いますが、迷って迷って、結局購入したマグカップです。
だって、一つ2700円だったので…。でも、このデザインに惹かれてたまらず購入してしまいました。柄もそうなんですが、持ち手や、飲み口のカーヴがぴったり人に寄り添ってきて、違和感がないんですよね。
お茶碗とカップ、あわせて使うのが楽しみです。
【関連サイト】
信楽のうつわ Mika’s Selection : 竹口 要
Hi! from Shiga : 竹口要さんの器
Hi! from Shiga : 竹口要さんの遊び心
【関連記事】
【信楽作家市 2009(3)】器のしごと・村上直子さんの豆皿 – sorarium
【信楽作家市 2009 (1)】文五郎窯・奥田章さんのブース – sorarium
春の信楽駅前陶器市2009で器を色々買ってきた – sorarium
信楽陶器祭り2008で信楽焼きの和食器を購入してきた – sorarium
信楽陶器まつり2007に行ってきました – sorarium