ビックカメラで家電製品や、Sonyのミニブック「Type P」を見てひとしきり盛り上がった後、少し人混みに疲れたのでお茶でもしようとなったのですが、駅構内は日曜日ということもありどこも混んでいるので、 「少し歩いてもいいかな?10分ぐらいなんだけど。」と言って、烏丸通りを東本願寺の方(北)へ真っ直ぐ上がっていきました。
スタバや、以前のプラッツ近鉄がある通りですね。これをまっすぐ北上します。
すると、左手に東本願寺、右手にゆるいカーヴがあるのですが、このカーヴを過ぎたあたりに、紅茶専門店「テ・コンセプシオン(Te Concepcion)」があります。
2年ほど前に一度行ったきりだったんですが、外観・内装ともに大きく変化はしていませんでした。
ただ一つだけ。嬉しかったのが全面禁煙になっていたこと。
ちゃんと席へ通される前に、一言断ってくれます。紅茶の味と香りを大きく損なうのでこれはすごくありがたかった。吸ってる本人はいいんでしょうが、福煙流を吸わされるこちらからするとちょっと…。マナーのいい煙草呑みさんもいるけれど、そうではない人も結構いるので。
Tea_r Drops カフェ・メモランダム Te Concepcion(テ・コンセプシオン)に書かれていたのですが、たばこの問題については、オーナーさんも色々と考えておられたようです。
個人的に、「禁煙」というのはお茶の専門店としての、もっとも基本的な、最低限のルールの一つと思っているだけに本当にダメージが大きかったです。「なんだ、結局、美味しい紅茶を愉しんで欲しいとは思っていないんだ?」という疑問をもたざるを得ないです。
2004 年4月5日発行の『cafe sweets』第37号(柴田書店)の記事を読んで、タバコの問題についていろいろ苦慮されておられるということを知りました。上の追記2は期待を打ち砕 かれた失望感をそのままぶつけたものでウソではありませんし、虚飾している部分もありませんが、必要以上に感情的なものになってしまっていて、いつ読み返 しても恥ずかしい限りであります。この追記2を書いたあとにお店へ行ってみると、節煙をよびかける張り紙が新しく張ってあったりもしてましたし。
いつ禁煙になったのかはわかりませんが、やはり、立ちのぼる香りを楽しむ「紅茶」を楽しむお店なので、本当に嬉しいです。
さて。英国の紅茶、アフリカの紅茶、中国の紅茶、日本の紅茶…色々種類があってなかなか絞れなかったんですが、今回はアフリカの紅茶、ルワンダ(650円)にしてみました。メニューには、丁寧に香りと味の説明書きが書かれているので、今まで飲んだことがないものも試してみようかな、と思わせてくれます。
もちろん紅茶だけではなく、軽食メニューもあります。あるいは、あの英国紅茶と言えば、「アフタヌーンティ」ということで、3段重ねのプレートにスコーンがのったものも…。一度あれは食べてみたい。
ルワンダ紅茶は、かなりこくがあってイギリスの紅茶とはかなり違いますね。サーブはポットで。ティーコージーがついてきて、紅茶が冷めないようにしておきます。
背景の壁には、タータンチェックの壁に鶴が羽ばたいているのが、素敵。
ユニークなのは兎のオブジェ。
どうして兎かって?多分、「不思議の国のアリス」からなんじゃないかと思ってるんですけど。「不思議の国のアリス」では、アリスと三月兎たちが午後の紅茶を楽しむシーンが出てくるので。
違うかな?
このあたりまで歩くと、京都駅の喧噪から逃れられて、すごくゆったりとした気分で過ごせます。ちょっと時間がある時にはここまで散歩がてら歩いてお茶、という方がおすすめです。
東本願寺はすぐ目の前なので、ちょっと寄ってみてもいいかも。境内も広くてほっとしますよ。
【店舗情報】
住所:京都市下京区烏丸通花屋町下る東側(地図)
アクセス:京都駅中央出口より徒歩7分
TEL:075-365-2100
営業時間:8:30~20:00
定休日:火曜日
駐車場:あり
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sorarium – 多彩な味を楽しめる紅茶専門店「Te Concepcion(テ・コンセプション)(JR京都駅近)
私は、桜の季節 ここの後に「渉成園」(東本願寺の離れたお庭です)に行きました。
どなたかのブログを読んで気になってたお店で、いい雰囲気でした。残念ながらコーヒー党なもので紅茶はさっぱり違いが分かりませんでしたが。
…モンスターエンジン好きです♪「神だ」の応酬笑えますよね。
笑福亭仁鶴のものまねで一本調子に歌うのも面白いです。
あと爆笑問題の番組、そらさん好きそうだなぁと思いながら見てました(笑)