既にGizmodo Japanでも取り上げられていたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、あっと驚いたのでご紹介。
平らな電球「flat bulb」です。
韓国のデザイナーjoonhuyn kim氏によるもので、100% design tokyoで発表されたそうですが、このアイデアが素晴らしい。既成概念というのは怖いもので、電球というのは丸いものと疑いもせずにいた自分が恥ずかしい。
designboomの説明によると、普通の電球の3/1の大きさで、パッケージと輸送のコストを減らすことができるとのこと。その上、丸くないので転がって破損することも防げる。形に意味があるデザインというのはすごく素敵だ。
アイデアの勝利。
一体、これを考えたjoonhuyn kim氏って他にどんなデザインをやってるんだろう?と興味津々で彼のサイトをのぞいてみたら、これまた素敵なアイテムがたくさんあって、どれも欲しいと思わせるものばかりでした。
例えば「clipin」。クリップとピンが一体になったもの。
「match + candle」マッチをするとキャンドルに。
そして、名前がいい「stroke fire again」(もう一度火をつける)。一瞬、ん?と思ったら、マッチの擦る部分が両方についてるんですよね。あー、こういうの、なかった、確かに。
こうやって見てみると、今までどうしてなかったんだろう?と、なかったことが逆に不思議に感じるものばかり。うーん…身近なアイテムだからこそ、そのヒラメキが素晴らしい。
【関連サイト】
jj_site
tokyo design week 08: flat bulb by joonhuyn kim