香港旅行記 準備編] ANA特典航空券で香港・マカオへ! & [香港旅行記 準備編] 三泊四日用・海外旅行持ち物リストの続きです。
今回は飛行機の座席について。長時間のフライトだといい座席を確保できないと結構しんどいですよね。ビジネスクラスだといいですが、エコノミークラスで行く場合、下手をすると三人席の真ん中なんかになってしまうと最悪です。お手洗いに立つにもいちいち気を遣わなくてはいけません。
それに、窓からの雲海の眺めは最高。うちのサイトには写真好きの方も多くいらっしゃると思いますが、雲海の写真はもちろん撮りたいという方も多いのでは?そのためには窓際の席を確保しなくては!
というわけで、今回そんな私が座席を選ぶ時に気をつけた点をあげていきます。
目次
ANAスキップサービスで座席指定
さて、まずはANAの特典航空券をネットで予約した後、スキップサービスを使ってネットで座席指定を行います。
このサービスを使うことで、当日チェックインカウンターに寄るまでに座席が指定できるのでわりといい席をとることが出来ますし、空港に向かうぎりぎりまで、携帯等からいい座席が空いた時点で座席の変更も即できるのですごく便利。使わない手はありません。
ネットでは、Flashで確認しながら座席を指定します。
「前方」か「後方」か
機体の前方を選ぶのか、後方を選ぶのかは誰と旅をするのかにもよりますが、一人旅や二人旅の場合だと「前方」を選ぶのが正解。なぜなら静かだから。ビジネスクラスが前なのはそのためですね。さらに左前方だと、乗り降りが早く済むのでスムーズ。
飛行機の良い席って、どこだろう? – [世界のエアライン]All About
飛行機は主翼に装備されているエンジンの後方の席に比べ、前方エリアのほうが確実に静粛性が高い。そのぶん、ゆっくりくつろげる気がします。
「飛行機はかならず進行方向左前のドアから乗り降りします。そのため、仮にエコノミークラスに乗る場合でもできるだけ左前方の席の通路側を予約しておけ ば、乗り降りの時間と労力が節約できます。ただしロングフライトで比較的空いているフライトのときは、後方中央部がもっとも空席ができる率が高く、一人で 複数のシートを占拠できる確率も高まります」
ただ、予約をする際に後部座席の真ん中が固まって埋まっている場合は要注意。団体ツアー客の予約が入っている可能性が高いです。この近くに席をとると、かなり騒々しいことが予想されるのでご注意を。
「窓際」か「通路側」か
雲海の撮影がしたい場合やプライベート感を味わいたい人は窓際をオススメしますが(特に二人旅だと、窓際と通路側の二席なのでプライベート感もありますし、トイレに行くのもそれほど気遣いしなくてもいいですしね)、そうでもない方は、通路側を選ぶ方がベターのようです。
旅慣れた方ほど通路側を選ぶ傾向があるみたいで、やはり一人旅の場合、トイレに立つ時に席を立ってもらうのは申し訳ない、という思いがあるからでしょう。
飛行機の良い席って、どこだろう? – [世界のエアライン]All About
過去に多くの旅行者たちにインタビューした印象では、飛行機に乗り慣れた人ほど「通路側」を選ぶケースが多いようです。「選ぶなら通路側」と回答した人は、全体でも7割近くに及ぶのではないでしょうか。 その最も多い理由は、「席を立つ際に隣の人に迷惑をかけずに済むから」ということ。
また、女性の場合は特に、窓際だと寒く感じることもあるそうなので、どうしても窓際を選びたい時は上に羽織るものをもつか、通路側の方がいいようです。
雲海を撮影するには、窓際でも翼の位置に注意
窓際を確保したとしても、飛行機の翼の真上だと、雲海がとれない!なんて嘆くことにもなりかねません。翼の真ん中あたりに席をとるのは、雲海をとる上では避けた方がいいでしょう。
足を伸ばせる最前列を選ぶ前に
フライト中、出来ればのびのびと足を伸ばして過ごしたい、と誰しもが希望することと思います。だったら、非常口付近、もしくはスクリーン前の最前列をとらなくちゃ、と考えがちですがちょーっと待った!
非常口付近(エグジットロウ)の場合は、非常時に協力を求められるためかある程度の英語力が求められることもあるようで、その上かなり予約が難しいようです。では、スクリーン前は、というと
飛行機の座席は自分で選んでいますか 飛行機の座席は自分で選ぶ – [エアチケット・マイレージ]All About
バルクヘッドは幼児用のバシネットが据えつけられるために、子連れを優先したり、近くに幼児をつれたお客さんが来る可能性が高くなることはあらかじめ覚悟しておく必要があります。
さらに大切なのは、非常口付近の席もスクリーン前の席も肘掛けを跳ね上げることが出来ません。というわけで、必ずしも最前列が快適というわけではなさそうです。
[結論] 前方最後部の窓際
結局、私が選んだのはMのFとGでした。(二人旅だったので)真ん中のGマークは「Galley」、フライトアテンダントの人たちが作業をするスペース、Lはトイレなので、結構騒がしいかと思われますが、私が乗ったボーイング767では、それほど気にすることはなかったです。
壁が後ろにあると、背もたれが倒れないという話を聞いていたのだけれど、私がFLASHシートマップで見た時は壁との間に少し間があるように見えたので、ここを選んだ。実際乗った時には壁との間にはほとんど間はなかったのだけれど、普通に倒せたのでよかったです。窓際はちょっと寒かったですが、上に羽織るものを持っていたし、毛布も借りられるのでOK。
降りる時にすぐに降りられたのもよかったですね。最初はビジネスクラスの人から降りるんですが、その後すぐに降りられて待つことがほとんどなかったので。
で、気になる雲海写真ですが翼を入れた状態で撮るとこんな感じ。これはこれで格好いいかも。
子どもには前方の乗降口直近の窓際がオススメ
と、ここまでは大人の一人、もしくは二人連れの方のためのおすすめ席でしたが、では家族で、それも子どもがいたらどの席がいいのでしょうか。
子連れ海外旅行準備編① 飛行機の良い座席ってどこだろう? Working-Mother@日記 by スー/ウェブリブログ
前方の乗降口直近の窓際2席を前後で取るというものでした。 我が家は4人家族で窓際が好きな子どもが2名。 なにせ、子どもは飽きるので窓の外をみて気を紛らわせるのが1番。 そして乗降口直近の座席は前の空間が広く、足を投げ出したり 飽きた子どもが遊ぶスペースとしてもってこいなのです。
前方の乗降口直近の窓際2席を前後で取るというのはいいアイデアですよね。子どもがいる場合は、わくわくする窓際はやっぱり魅力的。喧嘩しちゃう羽目になるかもしれませんし。
せっかくのフライトを心地よくいい席で過ごすために、座席指定は怠らずにぜひ良い旅をしてくださいね。あと、秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ: 飛行機の座席、どこがいい?で紹介されてる、SeatGuruは結構参考になります。ANAやJALなど各航空会社の座席が、色分けされて「いい」「悪い」が示されていて面白いですよ。
ちなみに今回私が選んだのは、「Be aware」(注意)で黄色になってますけど、個人的にはすごくいい席で、一緒に行った人も「落ち着く!Good choice」と大絶賛だったのでよかったです。
【関連記事】
[香港旅行記 01.準備編] ANA特典航空券で香港・マカオへ!
[香港旅行記 02.準備編] 三泊四日用・海外旅行持ち物リスト
[香港旅行記 04.初日編] 関空へ行くもなんと台風で飛行機が欠航に!
[香港旅行記 05.電車編] 建築家がデザインした南海ラピートに乗って関空へ!
[香港旅行記 06.空港編] レンゾ・ピアノの設計した関西国際空港エアポート・ターミナル
[香港旅行記 07.到着編] 空港からエアポートエクスプレスで九龍へひとっとび
[香港旅行記 08.街編] 香港の道路標識・屋外広告・ゴミ箱などのアーバンデザイン
[香港旅行記 09.街編] アベニュー・オブ・スターズの夜景、そして欣圖軒( ヤントーヒン)へ
[香港旅行記 10.広告編] 走るアート!香港トラムの車体広告
[香港旅行記 11.朝食編] 九龍公園近くの「金湖」
[香港旅行記 13.グルメ編] 香港飲茶の老舗「ルック・ユー・ティーハウス(陸羽茶室)」
おお!このエントリーはとっても役にたつね!
飛行機のシート、って本当に重要だから。
飛行機内で疲れると、その後がぐったり、になっちゃうしね。
ありがとう。
とても参考になりました。