友人と2年ぶりに会うために帰省しました。三連休だけど、木曜の夜に移動したのでかなりゆったり日程です。
土曜日に会う予定だったので、金曜日は実家周辺でのんびりしていたのですが、庭の柚子の木に実が鈴なりになっているのを発見。使い切れず去年はボトボト落としたままだったので、今年はなんとかしないとと謎の使命感に燃え、急遽セリアでジャム瓶を買ってきて柚子ジャムを作ってみました。
もいでも、もいでも、減らない柚子
数え切れないほどの柚子。。。
柚子ジャム用に40個、柚子果汁用に20個、2日分の柚子風呂に10個、さらに人にあげたのが30個。それでもまだまだあります。
冬至の頃に、仲の良いご近所さんが「柚子くださいなー」とやってくるらしいです。
柚子ジャムの作り方
今回は大小合わせて40個の柚子を使用。セリアのジャム瓶(中)で7個分と、柚子ピールでジャム瓶1個分ができました。
まずは柚子をしっかり洗う。
果汁をしぼり、タネと果汁をわけます。タネはお茶パックにいれます。
中身はくりぬいて、白いワタをできるだけとる。
※今回はこのやり方でしましたが少し苦味が残りました。次やるなら、絞る前に皮を薄く剥く→さらに皮から白い部分を削り取る→実を絞る、にします。
本当に苦味が嫌いな人は、皮を一晩水に浸けておくとさらに良いかも!
※文末に、苦味なしverのレシピのリンクを載せています。
鍋に水と千切りにした皮を入れて(出来るだけ細かく千切りにする)、茹でこぼす。
3回繰り返す。
(ピールを作るときは、ピール分は千切りせず、そのままの形で一緒に茹でこぼす。30%のお砂糖を加えて小鍋で照りがでるまで煮てから、好みの太さに千切りに。クッキングシートに重ならないよう広げて100度のオーブンで30分。最後にグラニュー糖をまぶして完成)
皮の総重量を測り、80%の砂糖、果汁とタネを加えて鍋で煮る。
5分ほどしたら、タネを取り出す。タネからペクチンが出てとろみがつく。
煮すぎると固くなるので、少し緩いかな?ぐらいで火を止める。
ジャムが仕上がるのと同時進行で、ジャム瓶を煮沸消毒。水から入れて、沸騰したら5分。清潔なふきんにのせて自然乾燥。余熱ですぐ乾く。
ジャムの蓋は、沸騰したお湯で5秒。こちらも自然乾燥。
瓶の温度が下がらないうちに、アツアツのジャムを瓶の9割程度に入れる。
蓋を締めて、1分待ってからゆっくり蓋を緩めていって「シュ」という音がしたら脱気できてるので、蓋を締めます。しなくてもそのまま煮沸消毒に進みます。
熱湯に入れて20分煮沸消毒。
さっき音がしなかったら、ここで再度脱気。
最後はきつく蓋を締めます。※この工程はめちゃくちゃ熱いので軍手を使いましょう。
砂糖を80%入れてますし、脱気もちゃんとできていたら未開封なら常温保存で半年ぐらい?でも素人なので、私は冷蔵保存してできるだけ早めに使いきります。
ジャム瓶はセリア推奨。→ セリアのジャム瓶は高品質でした! : ちゅうくうwebSHOP店番日記
脱気の手法はこちら。ジャム瓶屋さん→ジャム瓶等のガラス瓶の脱気について
柚子ジャムの食べ方
シンプルにトーストに乗せたりお湯で割ってもいいですが、料理やおやつ作りにも使えます。
- トーストにつける
- ヨーグルトにのせる
- 炭酸で割る
- 柚子茶(お湯割り)
- 紅茶に入れる
- パンに練り込む
- パンで包む
- パウンドケーキに練り込む
- マフィンに練り込む
- スコーンに添える
- スペアリブを醤油と一緒に漬け込む
- さつまいもを煮る(レモン煮みたいに)
- ドレッシング
などなど。
ジャム作り、楽しい!
夏はいちごジャム、秋になったらイチジクジャム、冬が近づいた頃に柚子ジャム。
ジャム作りは楽しい。
作ってるときは無心になれる。
あと、作って食べるときよりも、詰めてズラッと並べて、そして誰にあげようかな、と考えてる時や、人にあげて喜んでもらえる時が一番ワクワクします。
ジャム作りが好きな人は、自分で食べることよりも人にあげる方が楽しくて作ってるところが大きいんじゃないかな。
今回の柚子ジャムは姉と父、野菜をくれた叔母、柿をくれた着付けの先生、それから友人にあげてしまったので、今シーズンはあと一回ぐらい、反省を踏まえて作ってみるつもりです。
苦味なしver.のレシピはこちら。
通りすがりのお宅で
すずなりになっている柚子の木やレモンの木を見かけます。
「こんなに放っておくのなら私が食べてあげましょうか?」と
心の中で語りかけるのはみかんの木です
確かに私がジャムをいただく方も
自分ではほとんど食べないのに、
いろんな果実でジャムを作ることが大好きだわ(^^)