毎年恒例、阪急うめだの英国フェア。今年は10/10〜16に開催されました。一年に一度のお楽しみです。今年のテーマは「ファンタジー」。ピーターラビットの作者ゆかりの地のティールームや、ハリポタを執筆したカフェが登場しました。
8月に子宮筋腫の手術をしたので今年の英国フェアには行けないかもしれない、と不安だったのですが、さすが腹腔鏡下手術。身体に負担が少ない術式だったおかげで、ぐんぐんと回復しまして、梅田にお出かけできるまでになりました。
やっぱり行くと気分がぐっと上がる、そんな英国フェアのレポです。
目次
英国フェアでお目当ての品をゲットするために
週末の英国フェアは正直いってえげつないぐらいの大混雑です。そして、英国フェア名物といってもいいぐらいの大行列ができるのは、「スコーン」「特設ティールーム」「フィッシュ・アンド・チップス」の3店。
今年はそれに加えて、リントンズの限定紅茶セット「ハンパーティーキャディー」にも初日は1時間以上もの行列ができていたとか。
英国好きの相方も行きたい!というので3人で行くつもりでしたが、お目当てのものがある私だけ先に出かけて開店15分前に入口前に待機。すでに待機している人でいっぱいで、私の後ろにもどんどん人が増えていきました。一緒にこなくて正解やで…。
開店したらすぐにエレベーターに乗るのですが、ここで第一基めに乗れるか乗れないかで大きく違ってくるのでヒヤヒヤしましたが、無事に一基めのエレベーターに乗れて一安心。
だいたいフィッシュ・アンド・チップスやスコーンなどは、設置されている位置はほぼ同じなので、目星をつけて早歩き(走るのは厳禁)で向かったらリントンズは3番めでした!やった。隣のコノートのスコーンはこの時点で15人ぐらい。
リントンズにまず並びました
早速リントンズで、大好きなGOLDの100包(200杯分)パックを購入(2,300円)。今年は相方からも買って欲しいと頼まれていたので2セット。
リントンズの紅茶は「地球上で一番美味しいティーバッグ紅茶」と公式サイトに書いてあって、すごい自信だなーと思ったんですが、一度飲むとそれが真実だとわかります。イギリスでは紅茶といえばミルクティーなのですが、私はミルクティーは苦手。でもGOLDはミルクティでもストレートでも美味しい、すっきりとしたあとくちと芳醇な香りにうっとりしちゃいます。
もうこれを飲むと他の紅茶が飲めなくなるので、逆に困るのですが…。
さらに昨年購入したショートブレッド缶もついで買い。
リントンズの限定紅茶缶ハンパーティーキャディーは、英国の本店にかけあって2,000個用意したとのことで、まだまだ余裕はありました。
去年は買ったのですが、今年はGOLDの紅茶をたっぷり飲みたかったので見送り。他にも、5種セットになったアソートセットもありましたが、以前オンラインショップで購入したことがあったのでこちらも見送り。結局GOLDが一番美味しい。
リントンズのティーバッグは、日本の紅茶のように糸はついていません。無骨なティーバッグです。日本の麦茶パックみたいですね。これ一包でたっぷり2杯分飲めます。
リントンズの紅茶パッケージは捨てないでくださいね!移し替えもNGです。特別なアルミパックなので、上手に口のところだけ開けたら、袋の空気を抜きながらクリップで口をとめて常温保存しましょう。
参考 Ringtons tea リントンズの紅茶パッケージは捨てないで!
ほんの15分ほどで「ザ・コノート」のスコーンは大行列に!
その後、ロンドンの五つ星ホテル「ザ・コノート」のティールームに並ぼうとしたら、大・大・大行列!!!中継点が2つもあって、あっという間に祝祭広場まで伸びていました。
あ…これは無理!すごいわ。ここで相方と坊と合流。
スコーン作りの実演をされているアナさんを見ていたら、にっこり笑ってピースサインをしてくれました。うーん、食べたかったなー!残念。
特設ティールーム「リンデス・ハウ・カントリーハウス・ホテル」
コノートは諦めたのですが、スコーンは欲しい。ということで、特設ティールームの「リンデス・ハウ・カントリーハウス・ホテル」に行ってみました。ピーターラビットの作者であるビアトリクス・ポターが休暇を過ごした湖水地方にあるホテルのティールームです。
ここはもちろんイートインがメインで行列もすでにかなり伸びていたのですが、テイクアウトもできるんです。テイクアウトは違う列なので10分ほどで購入できました。
実演しているのは、クリストファー・デイヴィス氏と、ローナ・スノーデンさん。めっちゃ美人さん。
スコーンはプレーンのみ。一個378円で3個購入。ベノアのクロテッドクリームも販売されていたので一緒に購入しました。
帰ってリントンズの紅茶と一緒にいただきました。
英国フェアで購入するスコーンは、だいたい大人の拳ぐらいあって大きいから食べごたえがありますね。外はさくっと、中はしっとり。甘さも控えめで美味しい!
コニストン・カントリー・キッチンのジンジャーブレッド
湖水地方の伝統菓子・ジンジャーブレッド。コニストンという村のロッジを経営するウインストン夫妻が来日。
カンブリアン・ジンジャー・ブレッド(2枚入)648円です。
これが期待以上に美味しくてびっくり!購入日を含めて3日間しか日持ちがしませんが、生姜のピリッとした風味と素朴な甘みが感じられる焼き菓子。
ちょっとしっとりしていて、紅茶とすごく合います。
パッケージも素敵。
英国はフードは評判悪いですが、アフタヌーンティーの国だけあって、お菓子は本当に美味しいものが多いんですよねー。
スパンキャンディの実演販売
イケメンのジャック・ウェブスター氏による制作実演。飴ちゃんも試食させてもらえました。
ミラーズ・フィッシュ・アンド・チップス
毎年、U.K.フィッシュ&チップス協会が認めたNo.1のお店が招聘されるのですが、今年はミラーズ・フィッシュ&チップスでした。こちらも祝祭広場まで行列が伸びていた人気店です。
まぁ、英国といえばフィッシュ&チップスを思い浮かべる人がほとんどですよね。これとアルコールを買って大階段で食べている人が多いですよ。至福の休日ですね。
英国フェアのもうひとつの楽しみは紅茶の試飲
欲しいものを買ったら、あとはゆっくり紅茶のブースをまわっていろんな紅茶を試飲させてもらいました。どれも美味しいー!こどもも飲めるデカフェの紅茶を渡してくれたブースもあって、おそるおそる一口飲んだ坊は、お、美味しい!と思ったのかミニカップに入った紅茶をごくごく。
意外と飲むね!
相方は試飲して気に入ったスキティーのアップル・ラブズ・ミントを購入していました。
戦利品
1時間ほど楽しんで、阪急のレストランフロアで食事をした後に屋上庭園でしばらく坊を遊ばせました。あっという間に終わった私の英国フェアでしたが、行くと英国の雰囲気を感じられてなんとなく懐かしくもなり、旅に出たくもなり…。
いつか坊と相方と3人で行ってみたい。もう少し大きくならないと英国までのフライトは坊には辛いかなー。
↓阪急うめだ本店の中の人。英国フェアの仕掛け人による裏話が読めて面白いですよ!英国フェア好きの方は一読の価値あり。
過去の英国フェア参加レポ