お盆休みは夏休み。いつもならすやすやとタオルケットに包まれて幸福に寝て過ごす私ではありますが、大阪に行ったり京都に行ったり、川遊びをしたりとなかなか忙しい夏休みを過ごしてました。
家から10分ほどの場所にちょうどよい川遊びスポットがあるので、前日に父親が良い場所を偵察。子どもたちが遊べるよう、水深もそれほど深くなく、流れもきつくない場所で、日陰があるところを探してきて、早く行かないと場所がなくなるぞ、と急かされ、日曜の朝みんなでばたばたとお出かけ。
姉と姉の子ども、兄と兄の奥さん&子どもたち二人、さらに父と、私の友人、そして私。計10人が勢揃い。
私はもちろんカメラマンとして。ついでに、父ときたら薪まで持ってきちゃっていたので、一応コンロも持ってはきていたけれどせっかく持ってきてくれたんだからと薪でご飯をたくことに。飯盒炊(はんごうすい)さんなんて何十年ぶりだろう!
よくわからないなりに、場所を探して、空気を入れる場所を作らないと駄目だよね…とぶつぶつつぶやきながらまきと新聞紙で仮設炊事場を制作。が!火をつけるものの、なかなかうまくつかない!
…なぜ、すぐ消える?!
横でバーベキューをしている若い子たちの方からはむんむんと着火剤のにおいが流れてきて…。むかー!負けるか。と必死でうちわを使っておこして炊いたご飯はほくほく、熱々で美味しかったですw
こちらはカレー。今いち煮え方が足りなかったけれど、子どもたちの我慢も限界に近づいていたので妥協。それなりに味はしたけどね。
前に座っているのがユウ。この子は怖いもの知らずで何度も繰り返し川の中へと入っていくのだけれど、後ろに乗ってるナオは慎重な性格で、最初に胸まで突然ずぼりとつかったことがよほど恐ろしかったらしく、何度も兄が誘ってようやく乗ったのだけれども…
残念なことに、この後、ばちゃんと落ちてしまい、全身ずぶ濡れに。
「もー乗らない!!!」と頑なに首をふり、さらに誘うユウに
「…乗りたくなったら言うから!」
と怒っていた。(笑)同じ4歳児だけれども、こうも性格が違うのが見てて笑える。
下の写真は、そばで泳いでた地元の小学生(だと思う)が、浮き輪代わりにポリタンクを使うのはいいのだけれど、上流からポリタンクだけが流れてきて、その後ろの方から彼らがあわてて追いつこうと泳いではいるものの全然追いつけず
「だーれかー!!!それをとめてー!!!」
と叫んでいたのには、ひどく笑った。
で、川遊びといえば、やっぱりスイカは付きものでしょう。谷水はかなり冷たく天然の冷蔵庫になるのだ。
もちろんスイカ割りもするよって、野球じゃないんだから横からするか。
割ったのは、私の友人。ちゃんと目隠ししてぐるぐるまわらせて、周りからめちゃくちゃな野次も飛ばしてみましたが、見事に真っ二つ。good job!
4時間遊んだ後は家に帰ってお昼寝。夜ご飯を食べた後は、庭で花火。去年もしたね、そういえばね。
もう、夏も終わり…。
なんだか典型的な夏休みらしい夏休みを過ごして、懐かしい気分になった。そう、まるで絵日記からそのまま抜け出してきたような一日で、ちょっと笑っちゃいたくなるような、そんなね。
いいよね、たまにはね。
周囲に子どもがいると、自分が子ども時代にしたことを再体験できるから、それは結構楽しいことです。
なんて素敵な川!
水量もほどほどで、日陰もあって、子供たちの歓声が ここまで聞こえてくるようです。
そして懐かしや!飯盒にカレー。どんな出来でも、美味しいんですよね。
ところで カメラマンそらさんは、水着きたのですか~?(笑)