わが家には、2歳5ヶ月の子どもがいます。今回、入院するに当たって一番考えたのが、子どもの世話をどうするか、でした。
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わが家の状況
わが家は相方と私と子どもの三人家族で、双方の実家ともに車で1時間以上かかる遠方に住んでいます。私の母はすでに鬼籍に入っていて実家は父のみ。義実家も、昨年義父が亡くなったため義母だけ。子どもはまだ未就園児のため、基本的に平日は自宅保育、というなかなかのハードルの高さ。
今回、入院日数は6日でしたが、手術いかんによっては開腹になるかもしれませんし(そうなると入院日数も増える)、退院後は、そんなすぐにフルにお世話はできなさそう。ヘルニアもありますし。
相方はサラリーマンとして働いていますが、私が妊娠してからは基本的に残業なしでなんとか帰ってきて、協力して育児をやってます。良いパパ。坊はパパ大好き。
緊急一時預かりという手段
多くの自治体では、保護者が病気や怪我などで自宅で保育ができなくなった場合、緊急で認可保育園などで預かってくれる「緊急一時預かり制度」があります。
自治体にもよりますが、期間が限られていて(2週間〜2ヶ月までなど)、基本は9時〜17時。保護者が退院した後も、ある程度の期間は預かってくれます。
ただし、計画的な入院であれば、ある程度慣らし保育は必要ですし、お盆休みとまるかぶりの時期だと保育者の人数的な問題で預かってもらえないこともあります。その認可保育園に夫が送っていけるか、という問題もありますね。送迎だけならファミリーサポート(ファミサポ)という手段もあります。
このへんは市役所に相談するといいかと思います。
わが家の場合、どうしたか
今回は、手術の時には必ず家族のつきそいが必要なため、相方は休みをとらないといけなかったことと、入退院の日も休みをとってくれる予定だったので、8月ですし相方のお盆休みと組み合わせることにしました。
となると、普段は週に2回預けている一時保育には頼れません。(一時預かりもお盆期間中前後2週間はお休みになります) これは緊急保育対応の保育園でもおそらく同じかな、と。
そうなると、手段は4つ。
- 1)入院〜退院後、相方が盆休みと介護休業を組み合わせてすべて休む
- 2)ベビーシッターを頼む
- 3)姉にお願いして、預かってもらう
- 4)義母にお願いして、来てもらう
1)は、出来なくはないかもしれないし会社に相談したら多分OKもらえそうだけど、そもそも私のヘルニアや体調不良などで、相方はすでに結構休んでくれているので、できれば避けたい。
2)も、一応検討してみました。が!やはり費用面がネック。最安でも1時間1,000円〜なので、相方が仕事に行っている間ずっと見てもらうとなると1日11時間。これを1週間?私が退院してからは、数時間としても、無理ですね。
3)は、最悪お願いしたら大丈夫だろうけれど、姉のところも中学生と小学生の子がいて、2歳児をいきなり預けても大丈夫かという不安はあるし、姉も忙しい人なので申し訳なく。一日預けたことも今までないのにいきなりは無理なのでは。
4)これが一番現実的かな、と。
実は、私が1月末にヘルニアになって全く動けなくなったことがあって、それ以来、義母にずっと来てもらっています。週末は帰って、また週明けにきてくれる、というのをしてもらって数ヶ月。なんとかやり過ごし、ようやく少し腰がよくなってきたので頻度を少し空けるようになった頃に、この入院でした。
ただ、そのおかげで坊はばぁばが大好きに。それまでは年に一回か二回、会う程度だったのですが、毎日顔をあわせて、絵本もいっぱい読んでくれて遊びにもつきあってくれるばぁば。好きになりますよね(笑)
夕食も作ってもらっていたので、坊が食べられるもの、食べられないもの、味の好みなどもばっちり。日中の過ごし方も把握済み!
本当に申し訳ないですが、今回もお世話になることにしました。
これが去年だったら、義母も義父の介護があったので絶対に来られなかったでしょうし、数年後だとこれまた義母も高齢なので、タイミング的にはちょうど良かったかもしれません。
あと義父が亡くなってがっくりきてあまり元気がなさそうだったのもずっと気になっていたのですが、今は私がいないと!と張り合いが出たのか、ものすごいシャンとして、毎日歩いてスーパーに行くぐらい元気になってびっくりしています。
孫の力、すごい…。
3週間、2歳児はママがいなくても頑張れる?
結局、わが家は(4)で乗り切りました。ラスト一週間は、一時保育も再開したので義母の負担も少しは楽に。
義母には感謝しかありません。いてくれなかったら、私も相方も坊も、相当消耗していたはず。
そして坊は3週間、我慢してくれました。
入院期間中は猛暑すぎてお出かけもできず、ばぁばとお家遊びのみ。退院後2週間も猛暑のせいで、平日はお出かけはほぼなし。週末は思いっきりこちらで遊んでましたし、最後の一週間は一時保育もあったので、家の中だけ、ということは無いのですが、やはり元気いっぱいの2歳児なので、申し訳なかったなと思ってます。
イヤイヤ期真っ最中なので、多少のイヤイヤはありますが、それほどわがままも言わず、いい子で頑張ってくれてました。
坊、えらい。頑張った。
まぁ、もともとそんなママっ子じゃないというのもありますが。たまに思い出したように「あれ?ママは?ママ、どこ?」と聞いてたらしいです。ドラマみたいに、「ママァァァァァ!」なんて泣き叫んで手に負えない…ということはありません。はい(笑)
連日、家で過ごすための猛暑対策&ご褒美のおもちゃ
トイザらスオリジナルの木製おままごとセット
ただ、流石にばぁば一人で毎日お家遊びはなかなかしんどいでしょう、ということで、新しいおもちゃ「トイザらス ジャストライクホーム 木製切れちゃう!フルーツ&おやさいセット」を途中で投入!(冒頭写真)
前々から一時保育やプレでも、フルーツ&おやさいのおままごとセットがすごく好きでよく遊んでいたので、買ってあげました。トイザらスのオリジナルなのですが、木製だけどWoody Puddyよりアイテムがたくさん入ってて包丁やまな板もついて、お手頃価格!プラスチックよりは木製の方が手触りが好きなので良かったです。
買ったその日から、ものすごく気に入ってずっとこれで遊んでたとか。良かった!好きだよね。おやさいは別途、買い足すこともできるのも嬉しい。
Rody
そして、私が家に帰る日に合わせてRody(ロディ)も用意。
わが家には、相方がお友達からバウンサーをゆずってもらった時についでにともらったロディのぬいぐるみがあります。
坊も、寝るときには「ロディは?ロディどこ?」というぐらいお気に入り。そんなロディの乗り物、喜ばないわけない、はず。
以前、支援センターで本物のロディーに乗った時も楽しんでいたので、今回はご褒美として買ってみました。
Bornelund(ボーネルンド) おさかなシロフォン
こっちはオマケ。ボーネルンドのおさかなシロフォンです。
このおさかなシロフォン、実はパンパースのポイントを貯めて引き換えようかな、と思ってたんですよね。でもそうこうするうちに、もう2歳だし、使うかどうかもわかんないし、と候補から外していました。
ただ、フリマで発見して、手にとってみたらやっぱりデザインはすごく可愛いーーー!!!
バチで軽く叩いてみたところ、すごくいい音。おもちゃとは思えない美しい音色にうっとりしました。さすがボーネルンド。背面にちゃんと刻印が入っています。
ボーネルンドのおさかなシロフォンは、専門家によって調律されているのだそう。中古だから大丈夫かな、と思ったのですが、綺麗な音階でそのまま使えそうだったので安心しました。
最後に
今回で子宮筋腫核手術の記録は終わりです。
病気というのは、患者それぞれで症状も違いますし、手術をするかしないかも、患者自身のこれからの生き方、希望、人生観なども含め、結論は違ってきます。
この記録記事も、あくまで私の、とても個人的な記録です。だから、これが正しい、あれが間違っている、というものでは決してありません。
ただ、私自身、手術をする前に、できるだけ詳しくイメージできるように、いろんな人の体験録を読んだり、エッセイマンガを読んだりしました。個人的な記録だからこそ伝わるものもありますよね。
もし、この記録を読んでいる方ご自身や、あるいはあなたの大切な人が、同じように子宮筋腫の手術をしようと考えているのであれば、参考になったなら幸いです。
ありがとうございました。