大阪の水族館といえば、ジンベイザメがゆうゆうと泳ぐ巨大水槽のある「海遊館」がまず思い浮かびますが、エキスポシティにはその海遊館がプロデュースする水族館「ニフレル(NIFREL)」があります。規模は海遊館には及びませんが、ホワイトタイガーやペンギン、ミニカバといった動物が見られたり、見やすい展示方法、アーティストとのコラボ展など、見どころがたくさんある水族館です。
そのニフレルの年間パスポート「ニフレルパス」(平日限定)を購入しました!2歳の子どもと一緒に有効期間内に通いつめようと思っているのですが、特典や注意点がいくつかあったので、検討している方の参考になればとまとめてみました。
目次
ニフレル年間パスポートの種類と金額表
ニフレルの年間パスポートは選べる2種類。通年型パスポートと平日限定パスポートがあります。
種別 | 2018年度ニフレルパス | 当日入館料 | |
通年型パスポート | 平日限定パスポート | ||
大人(16歳以上)・高校生 | 6,800円 | 4,800円 | 1,900円 |
こども(小・中学生) | 3,500円 | 2,500円 | 1,000円 |
幼児(3歳以上) | 2,100円 | 1,500円 | 600 |
平日限定パスがおすすめな人0歳〜未就学児の子どもがいて平日の遊び場が欲しいパパ・ママ。3歳までは子どもは無料で入れるため、親だけの年パスですみます。雨の日や、熱射病が怖い真夏、寒い冬など外遊びが難しい日に水族館はうってつけ。実際に館内にはそれぐらいの親子をよく見かけます
通年パスがおすすめな人週末や祝日に子どもと一緒に出かけることが多いパパ・ママ、水族館好きなカップルなど。ママは平日パス、パパは通年パスにして、週末にパパと子どもが水族館で遊んでる間に、ママはエキスポシティの館内でお買い物、というやり方もあり。
期間中に何回通ったら元がとれるのか?
大人(16歳以上)・高校生の場合
休館日以外いつでも入れる通年型パスポートの場合、当日入館料は1,900円なので、有効期限内(2018年に購入した場合は、2019年3月31日まで)に4回(1,900×4=通常7,600円かかる)行けば、確実に元がとれます。
土日祝日、及び休館日が入場できない平日限定パスの場合、当日入館料は同じく1,900円なので、有効期限内に3回(1,900×3=通常5,700円かかる)行けば、確実に元がとれます。
こども(小・中学生の場合)
通年型パスポートの場合、当日入館料は1,000円なので、有効期限内に4回(1,000×4=通常4,000円かかる)行けば元がとれます。
平日限定パスの場合、当日入館料は同じく1,000円なので、有効期限内に3回(1,000×3=通常3,000円かかる)行けば、確実に元がとれます。
幼児(3歳以上)
通年型パスポートの場合、当日入館料は600円なので、有効期限内に4回(600×4=通常2,400円かかる)行けば元がとれます。
平日限定パスの場合、当日入館料は同じく600円なので、有効期限内に3回(600×3=通常1,800円かかる)行けば、確実に元がとれます。
まとめ通年パスの場合は、大人・子どもにかかわらず4回行けば元がとれる。平日限定パスの場合は、大人・子どもにかかわらず3回行けば元がとれる。
年間パスの特典
- エキスポシティの駐車場が2時間優待(入館した場合)
- 同行者の当日入館料が最大5名までそれぞれ100円割引(トワイライトペアチケットはNG)
- 館内のカフェEAT EAT EATのコーヒーorソフトドリンクが200円に
- スーベニアショップで5%割引
- 海遊館の入館料割引 大人2,300円→2,000円 こども(小・中学生)1,200円→1,000円 幼児(4歳以上)600円→500円
- あべのハルカスオリジナルグッズプレゼント(展望台チケットカウンター)
- 志摩マリンランド入館料10%割引
- メルマガでニフレルの参加型イベントなどを先行配信
大きな特典としては、最初の4点です。嬉しいのが駐車場の2時間優待!エキスポシティの駐車場の料金は意外と高いので、平日と土曜日は3時間無料になるものの、日曜日に行くと、最初の1時間から有料なのでかなりとられてしまいます。(ただし、ららぽーとカードを持っているとすべての曜日でプラス1時間無料)
なので、これがあるとだいぶゆっくり見られるのでありがたいですね。
年間パスを利用する際の注意点
ただし、年パスを利用するときにいくつか気をつけないといけない点があるので、購入前にしっかり押さえておきましょう。
- キャンセルや払い戻しはできない
- 平日限定パスは、土日祝日および休館日は入場できない
- 通年パスは、休館日のみ入場できない
- 入館は閉館の1時間前まで
- ニフレルパスを忘れた場合、通常入館料または再発行手数料500円が必要
- 本人のみ有効
- 料金区分は、有効期限開始時の年齢で設定(ウェブから2歳のときに申し込みをしても、3歳になってからパスを現地で受け取った場合、3歳の料金区分になる)
- 紛失、盗難、破損の場合は、発行窓口で再発行してもらえる。ただし再発行手数料500円がかかる。
特に2歳以下、幼児、こども、大人で金額が違ってくるので、誕生日前後に購入する場合は注意してくださいね!
まとめ
1歳になったばかりの頃、初めて水族館に連れていったときは、それなりに見ていたもののそこまで反応がよくありませんでしたが、2歳2ヶ月の頃に再び連れていったら、どの水槽にも釘付け!特にクマノミの水槽からは全く離れないほどじっと見ていました。
ニフレルの水槽は円形状になっているので、いろんな角度が見られるのも楽しいようでした。うちの子は現在身長90cm弱で、ぎりぎり水槽の下あたりに目がきて、持ち上げなくても一人で見られます。
他にも、ホワイトタイガーのあくあや、ワニ、放し飼いスポットの鳥やペンギンなど、とにかく楽しいようで、そろそろ帰ろうかと言うと号泣してイヤ!イヤ!と泣くぐらい気に入った様子にびっくり。年パス買ってよかったなと思いました。海遊館とよく比較されますが、規模が小さいので、逆に子どもが飽きずに楽しめるちょうどいいサイズでもあります。
2〜3時間あればすべて見られますが、子どもってお気に入りのお魚があればそればっかり見る傾向がありますし、意外とこんなぐらいがいいのかも、と思っています。
ニフレルのガイドレビューはこちら↓
エキスポシティにちょくちょく行くという方や、水族館が好き!お魚大好き!というお子さんをお持ちの方は、買って損は無いかと。我が家も、梅雨の時期、夏、秋、冬とたくさんニフレルに行く予定です。
POINT当日入館料で入った後、もし子どもが気に入ったから年間パスポートにしようとなっても安心!実は、当日入館券から差額を払えば年パスへとアップグレードできます。なので、実際にニフレルを体験してからでも、(販売期間内なら)年パスにできるという素敵なシステムがあるのでぜひ活用してくださいね!
先日、「はっけんずかん うみ」も買ってあげたら、お魚の名前も(ニフレルにいるナンヨウハギ、カクレクマノミ、メガネモチノウオ、チンアナゴも掲載されてるのでぴったり!2歳4ヶ月の坊ですがナンヨウハギやクマノミもちゃんと言えてます)しっかり覚えてぐんぐん吸収していくので、子どもには本当に驚かされますね。
「見たことがある」「体験したことがある」ものは、やっぱり覚えるのが早い。言葉と体験が直結するからなんでしょうね。
子どもには、机上で見る・知るよりも、たくさんの体験を通して学んでほしい。そう考えたら、水族館は知識と体験の宝庫と言えるかもしれません。何度も通って、観察して、気づいて、学ぶ。それを後押ししてくれる年間パスポート、思い切り活用してみたいと思います。