週末に、阪急うめだの祝祭広場で開催中の催事「時をかけるあん」に行ってきました。今年で3度目ということなので、去年、一昨年の評判がよかったんでしょうね。今年は、創業100年以上の全国の老舗和菓子屋によるあん菓子が並べられていたり、名物あんぱん、どらやきコーナーがあったり、「あんこ」という一つの食材なのにいろいろ創意工夫がみてとれて大変楽しかったです。目移りして、何度もぐるぐるまわってしまいました。
会場の様子
日曜日ということもあり、お客さんもそこそこ多かったです。でも、英国フェアなどと比べたら祝祭広場だけなので、こじんまりと開催していました。比較的落ちついた雰囲気で、年配の方も多くゆっくり見て回る方も多い様子。
こちらが百年老舗の伝統あん菓子選コーナー。エリア別にずらりと銘菓が並んでいて、楽しい!見本がそれぞれ綺麗に並んであって、どれも美味しそうなんですよね。
一個ずつ買えるものもあって、駄菓子屋間隔でどんどん買っている人も。
こちらは全国のあんパンコーナー。あんこをパンに詰める、と最初に考えた人はだれ?天才?
あんパンは1874年(明治7年)に、木村屋(現・木村屋總本店)創業者であり茨城県出身の元士族・木村安兵衛とその次男の木村英三郎によって考案された
その翌年、明治天皇に献上されたことから、世の中に広く知られるようになったのだそう。
こちらはどら焼き。芋餡や、栗入りのどら焼きなど、全国から選りすぐりのどらやきが並びます。
戦利品いろいろ
- 徳島あんどーなつ 380円
- フライボール 417円
- 千秋庵総本舗どら焼き 190円
- 青木屋秋どら 213円
芦屋楽膳の玄樂おはぎ
あんこといえば、おはぎ。おはぎ大好き!
モンブランおはぎなど、催事の名物的な変わり種もあったのですが、ここの人気商品はやっぱりスタンダードなきなこおはぎです。黒米が使用されており、白くないのが特徴。粒感もしっかりあって、あんこも丹波の黒豆を使ったこしあんは上品で本当に美味しかった!一個160円でちょっとこぶりでしたが満足。
黒蜜もついてきたので、少しかけてみましたが、これは絶対かけずに食べた方が美味しいです。
ふじや「徳島あんどーなつ」
こちらは徳島から。最近ちょっとあんどーなつにはまっています。小麦粉に卵と砂糖だけの、昔ながらのあんドーナツだそう。私は粒あんが苦手なので、こしあんばっかり買ってしまいますが、もう見た目からして美味しそう。
どら焼き
千秋庵総本舗どら焼きと、青木屋の秋どら。
秋どらは、栗の甘露煮と粒あんがぎっしり。
こちらは、あんこよりも皮がふっかふかで甘くてほっとする味でした。
お菓子工房やなぎや「フライボール」
昭和4年の創業当時より作られている昔ながらのあんドーナツ(こしあん入)。揚げた小さいドーナツにお砂糖がたっぷりまぶしてあって、中にはこしあんがぎゅっとつまっているのですが、ドーナツのように油っぽさは全くなくて、食べやすくて、これはいくつでも食べられそう。もっと買えばよかった!
一応、Amazonでも取扱あり。第十九回全国菓子大博覧会審査総長賞を受賞した商品だそう。
開催は11/9〜11/16までです。