前回の記事(【レポート編】今年で50回目!子どもと一緒にうめだ阪急の英国フェア2017に参戦しました – sorarium)では、会場の様子をレポートしたので、今回は私が英国フェアで購入したものをご紹介します。
目次
ザ・プリンシパル・ホテルのスコーン
11月に開業するプリンシパル・ロンドンの先行発売スコーン(各251円)。プレーン、アールグレイ、シナモンイチジク、レーズンの4種類がありましたが、私も相方もレーズンがあまり好きではないため、プレーンを2個にして、あとはアールグレイとシナモンイチジクを1個ずつにしました。
英国フェアで買うイギリスのスコーンは、だいたいどこのスコーンもサイズが大きめで嬉しい。
軽くオーブンでリベイクして食べてみましたが、しっとりしてバターの風味、紅茶の風味も強く、本当に美味しい!
クロテッドクリームとジャムをたっぷりつけて食べるのがイギリス流ですが、クロテッドクリームを買い忘れてしまったのは痛恨のミス。でもシナモンイチジクとアールグレイはそのままでも十分美味しかった。
リントンズの紅茶をたっぷりといれ、一緒にいただくのが至福のとき。
ケンジントンパレスのケーキ
こちらは、ウイリアム夫妻の公邸ケンジントンパレスに併設されているティールームのケーキ(1カット540円)。
チップトリーのジャムとバタークリームが挟んであるのですが、さすが海外のケーキはしっかり甘い!ケーキ自体が既に甘いのですが、ジャムと濃厚なバタークリームがその甘さに追い打ちをかけてくるよう。
1カットを、相方と半分こにしてちょうどいいです。そして、こんな甘いケーキには、なるほど濃いアッサムティがよく合います。
リントンズの限定ボックス
老舗の紅茶専門店リントンズ(Lingtons)の「ヒストリー・オブ・ティーブックセット」(3,801円/各日限定50個)です。創業110年を記念した限定ボックスの先行発売でした。本型のボックスには、紅茶の歴史が描かれています。
中身は、ブレックファスト・ブレンド(50包×2袋)、ティーバッグスクイーザー1個。
ブレックファストブレンドは、インド産のアッサム茶葉とケニア産のナンディヒルズの茶葉をブレンドしたもの。茶葉は一番良いアッパーの部分だけを使用しているらしいです。この袋は単品でも販売されています。
イギリスでは紅茶はティーバッグが主流。1包当り3gの茶葉がつめられていて、だいたい2〜3杯はいける、と書いてありますが、濃い目なので4〜5杯ぐらいは余裕。
これで4杯分。
日本のティーバッグのように個別包装もされていないし、糸もついていません。日本のほうじ茶ティーバッグみたいな感じでぎっしり詰まっています。
紅茶を、お茶のように飲む国だから、と考えると、なるほどね、と思いました。イギリスに一時期住んでいた相方は、これを見て、うわー、懐かしい!これこれ!と連発していました。
ティーバッグスクイーザーとは、カップやポットから取り出すときに使うミニトングのようなもの。イギリスではヒモがないティーバッグが主流なので、これを使ってギュッと絞って取り出します。
相方が住んでいた寮では、アジア人はみな箸で取り出していたとか(笑)
でもこれを使った方が、スマートで、いかにもイギリスっぽ〜い!ですよね。
イギリスではミルクティーで飲むのがスタンダードなのですが、実は私はミルクティーはちょっと苦手なので、ストレートでいただきます。
これがもうすっごく美味しいんですよ。色だけみると濃いし苦いのかな、と思うでしょうが、苦味はなくて紅茶のうまみだけが上手に抽出されているんです。
カフェに行くといつも紅茶を頼むんですが、たいてい不満が残るぐらい紅茶ってコーヒーに比べると扱いが軽いんですよね。。もしかして、自宅でこんな美味しい紅茶を飲んでいるから余計に思うのかしら?
あ、美味しい紅茶を飲むときのコツを一つだけ!沸かしたての水道水を勢い良くポットに注ぐこと。4〜5分蒸らせばできあがりです。
おまけで、別に頼んでいなかったのに勝手に相方に買われていたビスケット。
余談ですが、この限定パッケージでなければ、ブレックファースト100包は1,900円で購入できるんですよねー。限定パッケージは3,801円だったので、外箱とティーバッグスクイーザーにそれだけの価値があるかというと…ちょっと謎。
リントンズの限定ボックスは毎年気になるんですけど、来年からはもう茶葉だけでいいかな。
シンプルコーニッシュのショートブレッド
リーズオブケイクスのショートブレッドか、シンプルコーニッシュのショートブレッドか、はたまた定番のウォーカーズのお楽しみ袋にするか、迷った結果、すぐそばにブースが見えていたシンプルコーニッシュになりました。
リーズオブケイクスのウインターギフト缶も可愛かったんですけどね。
こちらはコーンウォール地方に伝わるショートブレッド(200g 1,296円/限定500個)です。クロテッドクリームが入っているので濃厚なのだそう。食べるのが楽しみ!
イングリッシュ・ティーショップの紅茶缶
最後はイングリッシュ・ティーショップです。英国フェアの楽しみの一つは、色んな紅茶メーカーの紅茶を試飲できることなのですが、ここで試飲したジンジャーピーチティが、美味しかったんです。生姜の風味がしっかり出ていて、冬にちょっと喉がいたいな、という時に重宝しそうだったので購入してみました。
まとめ
年に一度の英国フェア、子どもがいるとなかなかゆっくり見れませんがそれでもこのイベントだけは、と気合をいれて行ってみました。相方も英国フェアは懐かしい気持ちになれるのか楽しみにしていた様子だったので、やっぱり行って良かったです。
あっという間に終わってしまいますが、しばらくは紅茶のおかげでフェアの余韻に浸れそう。
また来年が楽しみです。
↓阪急うめだの「英国フェア」を10年間担当されている桑原氏による英国フェア案内本です。もちろん今年も彼が企画担当しています。英国フェアのファンなら一読あれ!