湯原温泉といえば、無料で24時間はいれる天然の露天風呂「砂湯」が有名です。湯原ダムがすぐそばにあり、川底から砂を吹き上げるように湧く源泉があることから「砂吹き場」とも呼ばれています。塩素を加える消毒などはされておらず、地元の住民の方による管理がされてはいますが、上記のようなルールが定められているので入浴の際には注意して入る必要があります。
砂湯
ダムの見える絶景の男女混浴の露天風呂ですが、女性はちょっと入りにくいと感じるかもしれません。
でも、湯原温泉の女将とワコールが共同開発した、お湯にはいっても透けない女性専用の「はんざきちゃん湯浴み着」も用意されています。露天風呂が見えるところに、八景という旅館があり(写真の左側にうつっている旅館)、ここでその湯浴み着が2000円でレンタル(返却時に1,000円返金)できます。
もちろん、八景でも日帰り入浴が1,000円でできるので、やっぱりちょっと恥ずかしい、という方は、そちらに行ってもいいかもしれませんね。
>> 湯原温泉 八景 ~砂湯真向いの料理旅館~の詳細を見る
砂湯には着替えができる綺麗そうな建物はありましたが、男女が分かれているわけではないので注意。特に夜はトラブルも多かったようなので(現在は防犯カメラが多数設置され、件数はかなり減ったようです)、私が行ったときに入っているのはおじさま方ばかりでした。。
旅館の女性に砂湯、女性も入れますか?と出かける前に聞いたら、一応入れますが…という濁したような返答だった理由が、実際にみてよくわかりました(笑)
それでも入ってみたい、という勇気がある方はこちらを熟読の上、どうぞ!
手湯
湯原温泉は本当にこじんまりとした温泉街で、歩いてまわっても1時間かからないぐらいでしょうか。その分、手湯も足湯も基本的にすいていてのんびり楽しめるのがいいところ。
こちらの手湯は崖の前にあって、こちらも風景を楽しみながらゆったりと温まることができます。
足湯
宿泊した旅館「米屋」から坂をくだって5分ぐらいのところにあった足湯。旅館で周辺のお散歩マップをいただけました。
早朝だったので、誰もおらず。
天然温泉がどぼどぼと出ているので、常に温かくて朝から気持ちい〜としばらくつかっていました。
薬湯
温泉街の真ん中にあった薬湯。すぐそばには、温泉薬師堂があり、失ったものが帰ってくると言われています。
もちろん飲むことができます。
「千と千尋の神隠し」のモデルと言われている宿「油屋」
さらに湯原温泉には、あのジブリの名作「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルと言われている旅館があります。確かに…雰囲気ありますね〜。次に泊まるときはここもいいかも!懐石の食事を楽しむ棟と川沿いの宿泊棟が分かれているのも、落ち着けてよさそう。
>> 元禄旅籠 油屋の詳細を見る
まとめ
湯原温泉は、昭和55年に発表された「露天風呂番付」で西の横綱に選ばれた、いわば露天風呂中の露天風呂!周囲の自然も美しく、少し足をのばして車で30分ほどいけば蒜山高原も近いので、観光も楽しめます。
疲れた身体をゆっくりとリフレッシュできる穏やかな温泉地「湯原温泉」、ぜひ訪れてみては。