ゴールデンウィークも本日で一旦前半戦が終了。なんだかあっという間に過ぎてしまった印象ですが。
まずは初日の土曜日。この日は龍谷大学深草キャンパスでgoogleの及川氏による大学生のための講演がある、ということをtwitterで知って行ってきました。13:30-15:00の1時間半の講演でしたが、話すことに慣れておられて緩急がありとても楽しく拝聴させていただきました。この講演のレポートはまた後ほどあげたいと思います。
そして、その後せっかく伏見稲荷までやってきたのだから、と圧倒的な鳥居がある「千本鳥居」を見に「伏見稲荷大社」へと向かいました。2年ほど前にも行ったことがあるのですが、久しぶりにみたいな、と思って。京都駅からはJR奈良線で5分ほどの「JR稲荷駅」を降りたらほぼ正面にあるので迷うこともありません。
ちなみに「稲荷駅」は、ちょっと変わっていて柱が朱色に染められており、ここも神社の一部のように感じられます。ちなみに「朱色」というのは、魔力に対抗する色なのだそう。朱(あけ)=赤・明・茜に通じて、明るい・希望・生命という意味になるらしい。なるほどね!
駅の改札のところの柱も、朱。
もちろん路線図だって朱色に縁取られています。徹底的ですね。
そして、稲荷駅を出て左に行くとすぐ目の前に大きな朱色の鳥居が。稲荷大社といえばこの朱色の門ですよね。
本殿を通り過ぎて奥へと入っていきます。目指すは千本鳥居。
左手側は工事中でしたが、ここが始まり。最初の鳥居はかなり大きいのですが、徐々に小さい鳥居へと変わっていきます。別世界へと誘われていくような感覚です。
こちらが、かの有名な千本鳥居です。
どちらかを選べば、黄泉の国、なんて想像してちょっとぞくりとしてしまったり。
くぐりぬけて、動画も撮ってきました↓
途中、無数の小さな鳥居に出くわして、これまたぞくりとしてしまう。小さな鳥居って、なんとなく人一人一人の感情が濃く残っているみたいで、ちょっと怖いのは私だけかな。
実際、この伏見稲荷大社はお山自体が神様のおわす霊峰で、かなり広く実際考えているよりもずっと奥深くまで続いており、上るのに多少体力がいります。ちなみにこのご神山に登ることを「お山する」と言うらしいです。ひたすら鳥居をくぐりながら上へ上へと足を進めます。
そして四つ辻。ここで一旦開けます。ここからは京都の街並みが一望でき、とても気持ちいいので、ここぐらいまで上るのがおすすめ。ここから頂上までが、はっきりいってかなりしんどい道中となり、まさに「詣でる」といった言葉がぴったりになります。正直、観光ならここで引き返すぐらいがちょうどいいんじゃないかと。(笑) 上まで上ると、運動不足の人とかだと翌日に響くこと間違いなし(次の日の私ときたら!散歩するだけではぁはぁ言ってました…)
しかし、私たちは迷ったあげく頂上まで行くことに。もう途中で引き返せません。
稲荷大社といえば、神様のお使いは「お狐」さん。なので狛犬ではなく狛狐。ですが、こちらの狐はかけ降りてきたような格好でちょっと面白かった。 ここは「眼力社」。眼がよくなるそうなので、しっかりお祈りしてきました。
そして、ひたすら登り続けます。修行というか苦行というか…。
そして、ようやく頂上です。もうこのあたりでへろへろんになってた私。
山の奥ですが、猫も結構見かけたり…。
四つ辻まで降りて来る頃には膝が笑っていて、いつの間にか太陽も沈みかけ、夕暮れに。あぁ、きれいだなぁ。
鳥居の中の明かりがいつの間にか点いていて、これはこれで趣があります。
実際、のぼり終わったのが、5時半、正味2時間以上この神社にいたことになります。その上、次の日は足が痛くて痛くてほとんどひきずりながら歩いてる状態でした。まぁ、私は運動不足すぎですけど、それにしても…(苦笑)
でもあの千本鳥居は映画「SAYURI」でも出てきてましたし、ドラマなんかでもよく出てきますし、とても厳かな気分になるのでおすすめです。
【関連サイト】
異次元に引き込まれそうな無数の鳥居がある伏見稲荷大社 – GIGAZINE
【スポット情報】
伏見稲荷大社
住所/京都市深草藪ノ内町68
TEL/075-641-7331
すごーい☆☆☆
私も何年か前に行ったけど、途中で帰ってきました。
案内図を見ただけで十分だったし、へたに上がったら山に迷い込みそうな不安もあったし。
筋肉痛は一日でおさまらなかったんじゃないかな(笑)
さっき、以前の記事にコメントしたんですが、署名してるのに匿名になっちゃいました。
これもそうなるかも…。
こねこでした。