最近、大阪梅田界隈はパンの激戦区になりつつあります。本町の「パンデュース」は駅マルシェに、高槻の「ルート271」は梅田に、吹田の「ル・シュクレ・クール」は北新地に移転。そして今回紹介するのは、鶴橋の食パン専門店「レブレッソ」です。2016年6月に二号店をグランフロント大阪にオープンしました。パンの販売はもちろんコーヒースタンドもあるので、15種類のトーストを楽しむことができます。
イートインにも心惹かれましたが、今回はレブレッソブレッド一斤をお持ち帰り。1.5斤650円。これはなかなかの高級食パン。
次の日の朝、早速カットしてみたところ、キメが細かい！これは美味しそうな予感。トーストして食べてみたら、なんともしっとりもっちりしています。このもちもち感がレブレッソの食パンの特徴なんですね。耳のところまで柔らかくて、どこから食べても美味しい。
ちなみに、レブレッソの食パンは自家製湯種食パン。湯種食パンとは、生地をつくるときに、沸かしたての熱湯を粉に一部混ぜることによって、もちもちの食感が生まれるのだそう。
どうせ高級パンなら、さらに贅沢にしちゃおう、と今度は阪急百貨店に移動して、地下のエシレのお店へ。フランス AOP 伝統 エシレ有塩バター 100gを買ってしまいました。今は外食も気軽にできないんだから、もう買っちゃえ買っちゃえ！という心の声に素直に従いました。
フランスのエシレ村で昔ながらの製法で作られている発酵バターは、100gが1,000円近くする高級バターで、普段使いにするにはお高いバターですが…。
レブレッソの食パンに、常温で置いた発酵バターをたっぷり塗りつけて一口。…バ、バターのコクがすごくて美味しくってそっちに気がとられ、パンのせっかくの風味があんまりわからない（笑）というなんだか本末転倒な結果になってしまいました。あらららー！
繊細なもっちり高級食パン＋高級バターはあんまり合わないのかも。普通のバターをのせて食べたら、そっちの方が食パンの風味を楽しめましたし、逆もしかり。
私の普通の口には、高級すぎる贅沢な組み合わせにはついていけなかったようですーってなんだかせつないなぁ。いや、食パンもバターも、それぞれはとっても私を幸福にさせてくれましたよ。
【店舗情報】
店名／レブレッソグランフロント大阪店
住所／大阪府大阪市北区大深町4-1グランフロント大阪うめきた広場B1F
TEL／06-6292-5460
定休日／グランフロント大阪に準ずる
営業時間／10:00〜22:00(L.O.21:30)
