アーティストが作るigoogle。建築家・隈研吾のテーマ

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アーティスト igoogleがgoogleからリリースされました。

igoogleというのは、my yahooのようなもの。自分にとって使いやすいようにポータルサイトを作りかえることが出来るものです。テーマを選んだり、自分の興味のある(例えば「インターネット」や「建築」)ニュースのカテゴリを追加しておくことも、住んでいる地域を設定した天気予報を追加することも出来ます。

そこへアクセスしたら一気に全ての情報が得られるので便利なんですが、やはり大量の情報を読み込むためいかんせん重いのがネックで私は使ってません。

そのigoogleが9人のアーティストとコラボして、新しいテーマをリリースしました。

  1. Airside
  2. リリー・フランキー
  3. 日比野 克彦
  4. 隈 研吾
  5. NIGO®
  6. 野田 凪
  7. 北村 信彦
  8. 手塚 治虫
  9. 山根 Yuriko 茂樹

そうそうたるメンバーでしょう?個人的には、建築家・隈研吾氏と、アートディレクター野田凪氏が気になったので、隈氏のをテーマに設定してみました。

igoogle 隈研吾

そうするとタブに「kengo kuma」が追加され、そこを開くと隈氏が選んだコンテンツが並んでおり、「あぁ、さすが世界を股に掛けて活躍している建築家だけあって、『Flight Status』や『国際ニュース』を選ぶのねー」とか「『google transit』や「google map』を選んでいるのはなんだか実用的だなぁー」とか、のぞき見してる感じが楽しい。

その中でも、上部右上に表示されている「ルーバー日時計」は隈氏オリジナルコンテンツ。隈氏といえば、ルーバー。アクオスのCMの家でも使われてましたし、他の美術館等でもよく使われるアイテムです。太陽の光が向こう側からさして、影が出来る、それを日時計として見せる、という手法はおそらく実際の建築でも使っておられると思いますが、それをコンテンツにしてしまったというのが面白い。

じぃーーーっと見てしまいます。

そして、このigoogleのリリースにあわせ、東京と京都でigoogleのイベントが開催されます。京都では既に始まっており、昨日から開催されている京都・東山花灯路で「 9人のアーティストがiGoogleのためにつくったアートワークが灯篭になって京都東山花灯路に登場」してるようです。場所は円山公園しだれ桜の横。

あと、総合案内所(高台寺公園)などでは、情報を大きなタッチパネルで見られるigoogleアートマップも設置。花灯路は3/23(日)までです。昨年私は行ったので、その時のレポートはこちら(→sorarium – 京都東山花灯路 2007)。本当に幻想的で古都京都にふさわしいイベントなので、お近くの方は是非行ってみてください。

東京では、六本木ヒルズの「ヒルズカフェ」でのイベントが4月に予定されてます。

グーグル、アーティストとコラボした「iGoogle ガジェット」を提供開始
4月12日から、六本木ヒルズ内の喫茶店「ヒルズカフェ」にて、アーティストiGoogleを体験できるパソコンやiGoogleをモチーフにしたオリジナルメニューを提供する「iGoogle Art Cafe」をオープンする予定。実施期間は4月24日まで。

様々な分野で活躍するアーティストが別の分野のものとコラボするのはここ数年よく見られる傾向ですが、こういうのを見るにつけ、才能ってのは一方向だけに花開くわけではないのね、ということをしみじみ感じます。でも、好きなデザイナーや建築家の新たな面を見られると嬉しいですね。

【関連サイト】
アーティスト igoogle
クールなiGoogleテーマが選び放題!『アーティスト iGoogle』 | Google Mania – グーグルの便利な使い方

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