祝いの席にめで鯛な!岡山の郷土料理「志ほやの塩蒸し桜鯛」を食べました

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赤子のお宮参りの前に、岡山の義母から大きな桜鯛が送られてきました。本当は新幹線に乗ってこちらにいらっしゃる時に持ってくる、と聞いていたのですが、色々事情もありお宮参りの少し前に実家に届きました。開けて見事な大きさの鯛にビックリ!初孫ということもあり、なんだかすごく喜ばれてる感じがします(笑)

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塩むし桜鯛とは

岡山県倉敷市の郷土料理の一つです。お宮参りのときに鯛を贈るのがこの地の風習なのだ、とお義母さんがおっしゃっていましたが、お宮参りに限らず、婚礼やその他のお祝いごとによく食べられてきたおめでたい料理。鯛ですが消費期限は一週間ぐらいあります。

伝統的な製法で100年以上作り続けている「志ほや」の塩蒸し桜鯛。毎年、岡山のニュース番組でも取り上げられているそう。

塩蒸し桜鯛には、天然の真鯛だけを使っています。こもに丁寧に包みこんだら、今度は本釜に塩を敷き詰めてその上に桜鯛をおき、その上にさらに塩を盛って、ぐつぐつと煮た塩水を本釜にかけながら2時間近く蒸して出来上がり。非常に重労働で、蒸しあがりの見極めもとても難しいんだとか。だからこそお祝いの席にふさわしい貴重な料理でもあるのですね。

塩むし桜鯛の食べ方

笠を開くと、こもに包まれた桜鯛がどーん!ハサミで藁をカットします。

塩蒸し桜鯛に使われるのは1〜2kgの真鯛ということで、身も厚くてサイズもかなり大きいです。

竹のへらを抜き、背びれをとって、皮をはいでいきます。少し固いので包丁を使いつつ。父がやってくれました。

後はラップをして電子レンジで温めるだけ。あるいは真空パック状態のまま湯煎をする方法もあります。大きな鍋があるならレンジより湯煎の方がおすすめかも。電子レンジだとちょっとぱさついてしまうのがもったいないです。

塩蒸しですがけっしてしょっぱすぎるほどじゃなく(鱗をつけたまま塩蒸ししているので、塩が中に入りにくいのだそう)、身が厚くてふっくら。特製醤油がついてきますが、あえてつけずに食べるのもよし。

3人で食べたのですが、それでも半分以上残ったので、あとはすべて身をほぐして鯛めしにすることにしました。

鯛めしのレシピ

・米 5合
・昆布と鰹節の出汁
・醤油 大さじ3.5
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ1
・塩 小さじ1

出汁を先に作っておいて冷ましておきます。米5合に調味料をすべていれてから、出汁を米の分量にあわせていれます。

あとは普通に炊くだけ。炊きあがってからほぐした鯛をいれて完成。千切りにした生姜をいれても美味しいです。私は出汁をとった昆布も一緒に釜の中にいれて炊き込んで、後できざんで炊き込みご飯の中にいれています。

これが本当に美味しい!!贅沢な炊き込みご飯に家族みんながご満悦でした。

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