ゴールデンウイークの真っ只中、前日までの曇り空から一転、青い空が広がる日に、お宮参りに行ってきました。わざわざ岡山からお越しいただいた義母と、抱かれた赤子と、父と、相方と私とで。どうかどうか、この子が健やかにすくすくと育ちますように。
お宮参りとは
その地域の産土神(うぶすながみ)に、無事の出産と、健やかな成長を願う行事です。
昔はお産は穢れと考えられていたため、この儀式で穢れを祓うとされていました。なので、母親ではなく、父親の母親(私からすると義母)が赤ちゃんを抱くのがスタンダードなスタイル。
姉が甥っ子と姪っ子のときに使ったというベビードレスを借してくれたので、それを着せた赤ちゃんを義母が抱いて、めでたい柄の祝い着(掛け着)を上から羽織らせて、義母の首の後ろでくくります。
今回は、義母が相方のときに作ったという紋付きの掛け着を貸してくださいました!男の子でちょうど良かった。
ただ、今は両親だけでお詣りすることも多いみたいで、その場合は母親が抱きます。
半月ほど前に、義母にもし良かったら遠くて恐縮ですが来ていただけませんか、と相方から打診してもらったら、寧ろ、行っていいの?!会いたい!(この時点ではまだ実際に会ったことはなかった)という感じで、俄然乗り気なお返事がかえってきて、私も相方も嬉しかったです。
お宮参りの時期
お宮参りは、男の子の場合、生後31、32日目に、女の子の場合は、32、33日目がよいとされているようですが、今はそのあたりで気候がよく、母親と赤ちゃんの体調が良さそうな時を見計らって行く人が多いようです。
夏や冬とかだと、生後間もない赤ちゃんには負担が大きいので、春や秋など過ごしやすい季節になるまで延ばすことも。
うちの子の場合は春生まれなので、ちょうどゴールデンウイークのいい時期で本当に良かった!
日取りですが、仏滅は我が家はあまり気にしてませんでしたが、義母が気にしておられるようだったので、仏滅だけは避けました。
赤ちゃんの服装について
赤ちゃんに白羽二重の着物を着せ、男の子は、鷹や兜の柄、女の子は華やかなちりめんや友禅の、紋付きの祝い着を着せるのが正式なスタイル。
ただし、今はベビードレスだけの場合も。
レンタルもあります。→着物レンタル 京都ちりめんや
両親の服装について
赤ちゃんに掛け着を着せた場合、基本的には母親、父方の母親は礼装がスタンダードですが、まぁ、そこまでこだわらなくても今はよくて、父親と母親の服装のバランスがよければ構わないみたいですね。
私はせっかくなので着物で。姉に着付けてもらいました。亡くなった母が仕立ててくれた小紋の着物、柄は萩かな?小紋ですが、金色で華やかなので、こんなお目出度い日にも相応しいかな、とこれにしました。
相方ももちろん着物で。
祝詞をあげてもらう
神社に行ったら、祝詞をあげてもらいます。初穂料の相場は、5000円から10000円ほど。祈祷してもらう場所でも金額が違ってくることも。
受付をして、しばらく待合で待ってから名前を呼ばれたら巫女さんについていって、祝詞奏上。赤ちゃんは太鼓の音に少しビックリしたようでしたが、なんとか泣かずに最後までいい子にしててくれました。良かった!
行く時は、直前に授乳をしておくのがおすすめです。着物を着てしまうと、もう授乳は出来ないので。
お昼はお寿司の出前を注文
お宮参りのあとは、家族で会食をしたり、家で仕出しを頼んで食事を楽しむことが多いようです。
赤ちゃんを連れて外食はハードルが高いので、数日前にお寿司の出前を予約しておきました。
実家では、義母が赤ちゃんとスキンシップをとれるといいな、と思っていたので、食後のんびりと抱いていただいたり、ミルクをやっていただいたり。
写真もたくさん撮ったので、今までの写真と合わせてネットプリントのしまうまプリントで早速注文し配送の手配をとりました。一枚6円なので、100枚注文しても600円!今ちょうど100枚以上注文でメール便送料無料キャンペーン中です。母の日のプレゼントにしても喜ばれそう。
疲れましたが、お義母さんにも喜んでいただけて、いい記念の1日になりました。
あらためまして おめでとうございます!
とてもあたたかい幸せな時間ですね。
やっぱり着物でのお宮参りは素敵(^^)
倉敷のお義母さまも良かったですね~。
これが一番の、母の日プレゼントじゃないですか。
きっとお母様も、見守っててくださいますね。
健やかなご成長 お祈りいたします。