涙のラストラン！岸辺での営業を終えたルシュクレクールから最後のお取り寄せ

大好きな大好きなブーランジュリ。大阪にきて初めて出会ってから、ずっと通い続けたパン屋があります。私のベストオブパン屋「ルシュクレクール」。既に岸辺での営業を終え、大阪市内への移転準備をされているところです。と、その前に久しぶりの全国発送の告知があり、最終営業日にも行けなかったことが心残りだったこともあって、思い切って注文してみました。

ルシュクレクールの歴史を辿るパンセット！私は後期セットを注文

私のル・シュクレ・クールへの愛はこの記事をアップしたとおり。

今回は「ルシュクレクール・クロニクル」と題して、2004年から2016年という12年間で、シュクレクールで販売した色々なパンたちを「前期」・「中期」・「後期」の3つの時代に分けて、3日連続で全国発送するというもの。

前期にはパンオフロマージュやヴィエノワショコラがあり、中期にはバゲットもポムドテールやアクサンヴェールが入っていて、とっても悩みました。悩みましたけど、相方と後期セットで最終的に意見が一致。

いつもの紙袋に包まれて、実家まで岸辺のパンがやってきました。

ルシュクレクールクロニクル 後期セットの中身

後期セットは一つが結構大きめサイズなので7個の詰め合わせ。

• 大きなパンのカットしたの
• シャバタ
• シナモンロール
• ブリオッシュナチュール
• フェーブ（パルメザンとそら豆）
• アニスとイチゴ
• カソナード（クルミとカソナード）

ひまわりの種とキヌアとポレンタの、おっきなパン

キヌアというのは、南米などで食べられている雑穀のこと。ポレンタはとうもろこしの粉を煮込んで練り上げたものです。

お店では週末限定で販売されていたので、私は食べたことがありませんでした。（たいてい週末は人が多いのと、平日は人が少ない、と以前嘆いておられたので、できるだけ平日に行くようにしていたため）すごく芳ばしい匂い！

シャバタ

チャバタ？シャバタ？イタリア語でスリッパという意味のパンで、よくサンドイッチに使われています。絶妙の塩梅でもっちりしてて美味しいんです。シンプルイズベストという言葉が脳裏に浮かぶパン。

ふわっふわ！

パン・オ・フェーブ（パルメザンとそら豆）

春になると登場していたそら豆のパン。お店で買った記憶がありますね。

シュクレのパンは、カットするとその生地のきめ細やかさにいつもびっくりするんですよね。そして入っている素材もしっかり活きてる。春の訪れを感じたいときに買っていたパンです。

パン・オ・ノア・エ・キャソナード（クルミとカソナード）

これも大好きなパンです。行って店頭に並んでいたらたいてい買っていました。くるみとカソナード（赤砂糖）が入っています。

見てください、このぎっしり感！ザクザクしたくるみがこんなにたっぷり入ってるんです。このくるみがまた美味しいんだ。

アニスとイチゴ

これは初めて見たかなぁ。あったっけ？スパイスやドライフルーツを使ったいわゆる「変態パン」がシュクレクールには多かったですが、私はドライフルーツやスパイスが苦手なのでほとんど買いませんでした。

こっちも、これでもかっというぐらいぎっしり。

ブリオッシュナチュール

このブリオッシュもね、がつんと甘くて食べごたえがあるんです。

シナモンロール

このシナモンロールがあるから後期セットを注文したといっても過言ではないぐらい大好きなんです。

前にもこれで一エントリあげてるぐらいですから。でもこれ、いつもと形が違うのは、いつものだと発送した場合形が崩れちゃうからかな？

かかっているお砂糖の一粒だって無駄にしたくない絶品のシナモンロール。

新しい門出は北新地！新ダイビルへの移転オープンは5/20に決定

次のル・シュクレ・クールは、大阪市内。それも北新地にできた新ダイビルの地下です。オープンは5/20なのでもうあと一ヶ月をきりましたね。

岸辺から去ってしまうのは本当に悲しいけれど、新しい門出ですものね。それに大阪からどこかへ行ってしまうわけではないし、なんなら相方に仕事帰りに立ち寄って買ってきてもらうことも、不可能ではない、多分（笑）

でもやっぱりお店のショーケースを見て、選ぶ楽しみが…。しばらくはお出かけもできないし、子連れで市内にでかけるのも大変そうだし、まぁ買ってきてもらうことを楽しみにしときましょう。

岸辺でも落ち着いたらまた四ツ橋のような形でオープンしてくれる、という話もちらっと聞きましたし。

さようなら、そしてありがとう。またきっと会いにいきます。

5/19追記

新店舗、こんな感じです！うわぁ、立派になって…！！オープンは明日ですね。楽しみです。

↓新店舗の記事はこちら