「Paty Kobe」で懐かしい文具と外国切手に出会う（神戸市）

神戸に行くと必ず立ち寄りたいのが、海岸通りにある「海岸ビルヂング」。歴史的建造物でかなり重厚な雰囲気なのだが、中に入っているのはエアライングッズを扱う「NOTAM」や、帽子店など、私がぞくぞくくるようなお店ばかり。その「NOTAM」のお隣さんが、「Paty Kobe」という雑貨屋だ。

古めかしいドアを開くと、まず目に入るのが「月光荘」のバッグとIrmaのショッピングバッグ。この二つだけで、ふらふらと足を踏み入れたくなってしまう。見渡せば、ミニカーが世界中から1,000種以上ずらりと壁に並んでいるのだが、それより何より、外国の切手、チャルカの文具、雑貨、私が少女時代に使っていたような昭和の文房具がところ狭しと並んでいて、見ていて全然飽きない！

今回、私が購入したのは上記の切手二枚。これは図柄が刺繍のようで綺麗だったので。どちらもハンガリーの切手。それから、

下のはドイツ郵政が1982年に発行した「ブレーメンの音楽隊」切手。美しい影絵。

そして、こちらはスウェーデン郵政の愛らしい王冠とホルンマークが印刷されたグラシン封筒。ホルンマークはスロヴェニア郵政も使ってますが、このスウェーデン郵政のは王冠があって、ちょっと格調高さを感じます。

この店にも、チャルカの雑貨が置いてあって、前日私はチャルカでお茶をしたためそれがまた嬉しくて。お会計の時に、オーナーの方がちょっと話しかけてくださったので、「実は、私昨日チャルカに行ったんですよ」とにこりとすると「あぁ、私も一度チャルカさんに行きたいと思っているんです！」と相好を崩しておっしゃったんで、ちょっと驚いて「え！行かれたことないんですか？！」と聞くと、どうやらチャルカとこちらのお店は定休日が同じ火曜日だから、どうしても行くことが出来ていないそうです。あららー（笑）

少し、そのお話しで盛り上がってたら、最後にいたずらっぽくオーナーの方がほほえんで、「よかったらお一つ、選んでください」といくつかのラベルを差し出してくれました。