期待を抱かせるオバマ上院議員のスピーチ

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 おはようございます。こちらは少し曇り模様、昼からは雨の予報が出ています。どうやら今週、そして来週はまた雪が降るんだとか。立春は過ぎたというのに、まだまだ春が立った気配はありませんね。

さて、アメリカは本日「スーパーチューズデー」と呼ばれる大統領選挙の予備選が多くの州で開催されています。今日の日本時間の夕方には結果が出るようなのですが楽しみですね。特に民主党の、オバマ上院議員ヒラリー議員と の一騎打ち!当初ヒラリー候補優位と伝えられていましたが、ここにきて驚異の追い上げをみせるオバマ候補。どちらが勝利しても、アメリカ史上初、という冠 がつくことになります。ヒラリー候補がもし大統領になれば「初の女性大統領」に、オバマ候補が勝利すれば「初の黒人大統領」に。

オバマ議員を、ケネディ一家(ケネディ大統領の弟、娘、そして姪、この人はカリフォルニアの州知事アーノルドシュワルネッガーの妻)や、ロバートデニー ロといった著名人が彼を応援することを表明したこともあり、かなりの接戦になってきています。まるで劇場ドラマを見ているような盛り上がり!ある意味で は、人気選ではあるものの、これだけ多くの人が選挙に興味を持っているのは日本と比較すると驚きですよね。

ちなみに彼の演説はかなり素晴らしいと言う記事(オバマ上院議員の演説に達人の技を見た! | Lifehacking.jp)を見ました。例えば、2004年のアメリカ大統領選挙での民主党大会では

「リベラルのアメリカも保守のアメリカもなく、ただ“アメリカ合衆国”があるだけだ。黒人のアメリカも白人のアメリカもラティーノのアメリカもアジア人のアメリカもなく、ただ“アメリカ合衆国”があるだけだ」(by バラック・オバマ – Wikipedia

「イラク戦争に反対した愛国者も、支持した愛国者も、みな同じアメリカに忠誠を誓う“アメリカ人”なのだ」(by バラック・オバマ – Wikipedia

との基調スピーチを行い、その模様が全米に中継されるやいなや多くの感動を呼んだのだとか。

しかしながら、日本の政治家でこういう素晴らしいスピーチをする人って全く見たことがありません。選挙戦といえば自分の名前を連呼するばかりの印象があります。こういう将来のビジョンを、私たちにわかりやすい言葉で伝える能力、というのも大事なのではないでしょうか。

それは選挙に限らず、仕事においても、リーダーが何を伝えようとしているのか、どこを目指したいのか、を自らの言葉で人と真摯に向き合うことで、この人についていきたい、と思うものですよね。

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