京都の寺町にある「MOVIX京都」にて、映画「EARTH」を鑑賞。「ディープブルー」「プラネットアース」を手がけたBBCによる、本当に奇跡のように美しい映像の数々が捉えられていた。
(via Yahoo!映画 – アース)
26カ国、200箇所、そして5年を費やして作られている。監督のインタビューは以下の通り。
「(温暖化などの変化で)見られなくなるかもしれない、この地球の風景や動物をスクリーンに映し出したい」(リンフィールド監督)という想いをきっかけに、「ディープ・ブルー」のスタッフが再結集してスタートした本作は、「5年(2000日)の歳月を費やした、信念と野心あふれる作品になった」(ティドマーシュ)
まずは北極から。北極に住む北極熊。小さな小熊2匹と母熊のやりとりがとにかく愛らし微笑ましい。雄熊は氷の上で狩りをするのだが…温暖化のせいで流氷が溶けるのは年々早くなり、足場を失った北極熊は狩りをすることが出来ないのだ。
そして少しずつカメラは南下してゆく。ロシアのベンガルトラ、奈良の吉野の桜、赤道直下、砂漠、アフリカのサバンナに住む象や水牛の大移動、熱帯雨林に住む変わっ鳥たち、最後はザトウクジラが南極へと餌を求めて旅をしてゆく。
本当に、どうやってこんな映像が撮れるんだろう、と驚くばかり。私が今住んでいるこの場所と遠く離れてはいるけれど、同じ一つの惑星の中で、これほどまでに過酷な環境があり、美しい自然があるのだということをあますことなく映像にしていて、見惚れてしまった。
予告編でその片鱗が見られます。ぜひご覧あれ。
「EARTH」
予告編