毎年楽しみにしている方も多いと思うのです。阪急うめだの「英国フェア」はとにかく阪急のイベントの中でも一二を争うぐらい人出の多い人気イベント。48回目となる今年は10/7〜13まで開催されました。私も行きたかったんですけど体調面で断念せざるを得ず、しくしく泣いていたわけですが、それを見かねた相方が三連休の初日というこれまた混雑が予想される日にわざわざ行ってくれました。ありがとうありがとう!そんなわけで今年も無事、英国フェアの記事を書くことができましたよ。
目次
過去のイベントレポート
イベントレポートと行列対策
英国フェアは本当に大人気なので、行列対策はしっかりたてていきましょう。とにかく初日は平日でも人気ブースはすごい行列になるので、行列が苦手な人は初日を外すのもいいと思います。
特にティールームは席数が限られているので待ち時間も必然的に長くなるので要覚悟。
今回は週末ということもあり行列もすごそうなので、阪急百貨店のオープン前から並ぶことに。となると考えておくべきなのは、どの入口から入るか、ということと、出店しているお店の場所を事前に把握しておくこと。
それに関してはtwitter検索とこちらのブログが参考になりました。
催事が開催されている9Fへ向かうには、二基のエレベーターがあります。そのうち1基は少し離れていて、一番近いのがJR側のエレベーター。地図でいうと左下のエレベーター。そして毎年だいたいフィッシュ&チップスなどは16番のエスカレーター横に配置されています。事前情報によるとシャングリラホテルのスコーンもここ!(ちなみにチップトリーのマフィンは13番と人気ブースは固まっています)
JR大阪駅から横断歩道を渡り、梅田食堂街の方といえばわかるでしょうか。1Fにずらりとエレベーターが並んでいますよね。ブログによるとオープン時は1Fにエレベーターが待機しているとのことだったので、15分前にその入口に並ぶと…この混雑っぷりだったそう!
後ろにも同じぐらい人がどんどん集まってきたらしく、英国フェアの人気が伺えます。2F-9Fまでの直通エレベーターの一巡目に運良くのれたので、9Fについて真っ先に向かったのが「シャングリ・ラホテル ザ・シャード ロンドン」のスコーンで一番乗り!さくっと買って、すぐそばの「チップトリー」に移動するとこちらも三番目で無事にゲット!
あとは、「カフェ・プレスタ」のミンスパイもお願いしていたのですが、こちらはどうやら初日からトラブルがあったようで初日は販売中止になっていました。どうだろうなーと思っていたら、この日もトラディショナル&チョコレートのミンスパイは販売されませんでした。セットは駄目だったんですが、1個600円の単品は販売されていました。プレゼントとして考えていたのでこちらは結局断念。
Frankie’s(フランキーズ)のフィッシュ&チップスは一番人気!
さて、英国フェアで一番人気なのはやはり「フィッシュ&チップス」です。英国フェアは48回目ですが、フィッシュ&チップスが実演販売されるようになったのは2年前から。なかなか招聘するのが難しかったようです。
今年は、シェットランド諸島のお店「Frankie’s」から、英国ヤングベストフライヤー賞を受賞したキャロリンさんがいらしてました。手前の人物は、2年前に初めていらした「The Bay」のカラム・リチャードソンさん。毎年ゲストとしていらしてお手伝いされているようです。覚えてるわー!この人!
オープンから30分ほどでこの行列!!
1人前で1,481円。というのも英国フェアではほとんどの食材を空輸していて、本場の味そのものを味わえるから結構お高くなっちゃうんですよね。テイクアウトできますが、フィッシュ&チップスはからりと揚がった熱々のまま食べるのが断然おすすめ。
なので、祝祭広場の大階段に座って食べる人が多いです。
二番人気はザ・シャードのスコーン
そしてイギリスと言えばやっぱり紅茶とスコーン。今年は5つ星ホテルのシャングリ・ラホテルの中にある「ザ・シャードロンドン」。実際に使用されている小麦粉を特別輸入して、スコーンを制作実演。こちらも大人気!!オープンして30分後にはこの大行列…やっぱりオープン前から並んでおいてよかった!!
最後尾と書かれているところからさらに並んでますからね。
スコーンは、プレーン、アールグレイ、オーガニック・サルタナレーズンの3種類で、一個251円です。
ティールームとチップトリーのマフィン
そして、英国フェアで何よりみんなが楽しみにしているのがこのティールームではないでしょうか。今年のテーマは「愛しのカントリーサイド」。ということで、イングランド西部ブラッドフォード・オン・エイヴォンという地からわざわざ来ていただいたのは「The Bridge Tea Room(ザ・ブリッジ・ティールーム)」です。
英国といえば、アフタヌーンティセット(数段にケーキやスコーン、サンドイッチがついた豪華なセット)が有名ですが、シンプルにスコーンと紅茶、ジャムとクロテッドクリームなどで食べるティーセットを「クリームティ」といいます。決して生クリームが入った紅茶ではないんですよー。
このブリッジ・ティールームではクリームティ(スコーン1個、ジャム、クロテッドクリーム、紅茶 1,401円)が楽しめるのですが、ジャムとクロテッドクリームはお代わり自由♪美味しいですよねークロテッドクリーム。
ちなみに初日は激混みなので、物販と両方行こうとするとかなり大変です。両方行きたいのであれば、2日に分けるか、ティールームは夕方〜夜だとかなりすいているみたいなのでうまく時間調整するのがベター。
右側の写真は「チップトリー」のスコット・グッドフェローさんです。チップトリーの名物は、ジャム!ということで試食もさせてもらえたそう。チップトリー村の野苺リトルスカーレットは栽培が難しい上に、手作業で詰んでいるそう。リトルスカーレットは、「007 ロシアより愛をこめて」でジェームズ・ボンドのお気に入りとしても登場しています。
ちなみにジャムは1,728円とかなりお高め〜。そして今回はフェア限定でこのジャムをたっぷりいれたマフィンが登場!種類は、リトルスカーレット、レモンカード、ラズベリー、ブルーベリーの4種類で一個800円前後です。これまたお高めですが、これはどうしても食べたかったので2個だけ買ってもらいました。
祝祭広場
さて、祝祭広場にもたくさんのブースが並んでいます。100年以上前に創業した老舗紅茶店「Ringtons」の馬車も今回はわざわざ持ってきてきたんだとか!定番のWalkersも。今年の限定缶はスノーマン缶。
広場ではいろんなイベントも開催されています。こちらはSax Foxというバンドの演奏。
お使いを完璧に終え肩の荷がおりたのか、「お使い代や〜!」とばかりにブラックアイル「ポーター」を飲んで一息つきながら演奏を聞いていたそう。
…帰ってきたら一緒に整骨院に車で行く予定だったのに!!
飲み終えた頃に、はっと気づいたそうで慌てて「…ごめんなさい…」と電話がかかってきました。。整骨院にはキャンセルの電話を入れてもらいました。やれやれ。
戦利品:シャングリラホテル ザ・シャードのスコーン
そして、帰ってきてからのお楽しみタイム。ザ・シャードのスコーンには、紅茶と買ってきてもらったロダス社のクロテッドクリーム、ブルーベリージャムをあわせて。軽くトースターで温めてからいただきます。
外はカリカリ、中はふんわり!キメが細かくてすごく美味しい。やっぱり自分で作るのとは段違いですねー。アールグレイの茶葉を練り込んだスコーンは風味がすばらしかった!!
ロダス社のクロテッドクリームは、コンウォールで生産されたコーニッシュクリーム。ジャージー牛の生乳から作られていて、とてもなめらか。食べるときは、できれば小さなボウルにいれて泡立て機などでふんわりとかき混ぜてから食べるのが美味しいですよ。
戦利品:Tiptree(チップトリー)のマフィン
チップトリーのマフィン、一個800円もするので本当に迷ったのですが、買ってみたら本当に大きくてびっくり。普通のマフィンの1.5〜2倍はある大きさです。リトルスカーレットとレモンカードを購入しました。ちなみに前の人は、6,000円分も買っていたとかー!すごい。多分、お友達の分も一緒なんでしょうけど、英国フェアに行くと雰囲気にのまれていつの間にか散財しちゃうのが怖いです。
半分に割ってみると、こんな風にジャムがたっぷりと入っています。これがまた酸味がきいていて、美味しくて!マフィン自体は甘さが控えめなので、ジャムが入っている分ちょうどいい甘さでした。
戦利品:フィッシュケーキ
こちらは英国料理研究家エリオットゆかりさん×芦屋川の人気パブ「クラッパム・イン」のコラボメニューの一つです。サーモンやタラなどを使った英国パブの定番メニュー「フィッシュケーキ」(といってもコロッケみたいなもの)です。各270円。(付け合せのポテトは我が家でオーブンで作ったものです)
今回の戦利品の中で、このフィッシュケーキが一番美味しかったです。なんといっても、別の日にもう一回買ってきてもらったぐらいですから。こちらはサーモンフィッシュケーキ。たっぷりサーモンが入っているのがわかるでしょうか。
こちらは塩味のよくきいたシンプルなタラのフィッシュケーキ。
何が美味しいってこのついてくるタルタルソース!!ケイパーやピクルスが入っているせいなのか、ちょっと酸っぱくてくせになる味。
ちなみに、同じレシピではないかもしれませんが、エリオットゆかりさんによるタルタルソースレシピ公開されています。今度作ってみよっと。
戦利品:Walker’s(ウォーカーズ)ポストボックス缶
今年は残念ながらウォーカーズの実演販売はなし。美味しかったのになぁ。というわけで、郵便好きとしてはこれでしょ!と買ったのがポストボックス缶(2,592円)。です。可愛いーー!しばらく飾っておこうとまだ食べてません(笑)食べ終わったら貯金箱として使えるかな。
戦利品:Ringtons(リントンズ)紅茶 ティータイムキャディー
創業100年以上、英国の老舗紅茶屋「Ringtons(リントンズ)」。昔は馬車で一軒一軒、バスケットに紅茶を入れて配っていたそう。そのリントンズの2015年限定の紅茶缶「ティータイムキャディー」です。毎年デザインが変わるのでコレクションしている人も多いんだとか。
茶葉はインド(アッサム)とケニア。エクストラフレッシュの紅茶が50パック入っています。こちらは贈り物用に購入。
時計は実際に使える本物です。シリコンカバーの上から時計を押し出して外してから、竜頭と本体の間にあるスペーサーを外し、竜頭を回転させて時間をあわせ、竜頭を押し込むと時計が動き出します。
戦利品:FARRAH’S(ファラーズ)ハロゲートトフィー
こちらも贈り物として購入しました。缶のデザインが可愛いものってプレゼントにちょうどいいですよね。ヨークシャー州ハロゲイトで1840年に創業したお菓子屋さん「FARRAH’S」。銅鍋で煮詰める伝統製法でつくられたハロゲイトトフィーが名物。
トフィーとは、バターと一緒に蜂蜜、または砂糖を溶かして作ったお菓子のこと。
ちなみに大阪にもトフィー専門店があるのをご存知でしょうか。ルクア1100に入っている「BALYET TOFFEE COFFEE」です。超可愛い!
まとめ
今年は自分で行けそうにないから、とすっかり諦めていた英国フェアでしたが、相方のおかげで十分堪能することができました。本当に感謝。来年は絶対に行くつもりです。
初日以外の平日なら、スコーンやマフィンも意外とすいている時もあるようです。そんなに並ばずに買えた、という人も結構いらっしゃったみたいなので。フィッシュ&チップスも長そうに見えて30分ぐらいで買えるみたいですしね。紅茶の試飲やスコッチウイスキーの試飲もできますし、のんびりとちょこちょこ買って祝祭広場で食べつつ、行列が少なそうなときを見計らってぱっと買う!という手もありかもしれません。
さて、来年はどこが来るのかな。今からとても楽しみです。
病み上がりどころか、まだ病み中なのに
こんなに長く詳しくブログを書いてちゃ それはしんどいでしょ(+_+)
来年元気に参加するためにも はやく良くなってくださいね。
金曜にル・ピノーに行ったら「和ロールはまだ‥」との事でした。