蟹好き、というか甲殻類が好きな私としては、やっぱり冬には一度ぐらい美味しい蟹を食べに行きたい!ということでこの三連休を使って、北陸へ行ってきました。
場所は福井県の芦原温泉(あわらおんせん)。創業120余年の歴史を誇る「あわらの宿 八木」にお宿は決定。温泉旅館の格安予約サイト『一休.com』で見つけて予約。
ちょっとぎりぎりに決めたので、目当ての一つである貸し切り露天は1日4組限定だったため、貸し切ることは出来なかったですが、もうかなり満足しました!
高速で2時間ぐらいだったので、とても近かったです。これなら今後もすぐに行けそうです。
詳細レポートは以下に。
芦原温泉は、福井県あわら市にあり、金津ICからは車で20分。わかりやすい位置にあります。ちなみにこれは駅の写真。うーむ、なんとももの悲しい風景だ。(笑)
宿に着いてから、少しあたりを歩くも…「何もない!!!」
町の至るところにある側溝からは湯気が立ち上っています。さすが温泉街だねぇ。
お手水もお湯。(笑) これは違う旅館の前にあったものですけどね。
さて、そんな何もない芦原温泉なので、とにかく温泉につかりのんびりと美味しい食事をとるしかないわけですが、逆にそれがよい気がします。うん。否応なくリラックスするしかないからね。
お部屋はわりと広かったんですが、若干煙草の臭いが染みついていたのがマイナスです。私は本当に煙草の臭いに敏感なので、こういうのはちょっと…。食事(蟹!)まで随分時間があったので、やはり温泉へレッツゴゥ。
残念ながら露天風呂「風庵」を貸し切ることは出来なかったので写真を撮ることはかないませんでしたが、貸し切りの時間帯の前に、入ることは出来ました。
これが最高に心地よい温泉で…。やっぱり源泉はいいなぁ。普通のお風呂よりほんの少しとろりとした感じがしたのは気のせいかしら。両側は一面のガラス張りなのですが、ここにお湯が流れていてなんとも幻想的。お庭もライトアップされて、静かで…。
わりと小さな露天風呂なので、何人かずつしか入れず、ちょっとフロントの方の手違いでだいぶん待たされてしまいましたが、それでもここは入るべき!
足湯は24時間あいてますが、この露天風呂は19~22時は交代制の貸し切りになります。夜間貸し切りは1回40分・5名までで3,500円。ぜひとも予約時に貸し切ることをオススメします。
もし無理だったら、15時~18時は女性が入れますし、朝6時~8時半?までは男性も入れるのでご安心を。
さて、入浴後は、お待ちかねの蟹。見てください、この丸ごと一匹の大きい越前ガニを。わーい。これはこれで、さらにもう一匹、鍋用の蟹もありまして、もう蟹の身を出すのに時間がかかってかかってw 何がよいってたれが蟹味噌が入っててもう絶品!美味しい…。やっぱり蟹は味噌がないとね。
そんな蟹味噌をたっぷりと使ったグラタン。たまらぬ。結局多すぎて食べきれなかったんですが、もうほんとよかった!仲居さんもとっても気さくな人で、色々サービスしてくれましたし。なかなか話が面白い年配の方でした。
朝食も美味しくいただきましたし。やっぱり旅館はいいねぇ。仲居さんが何もかもしてくれるんで、楽ちんです。
↓そしてこちらは、大浴場へ向かう途中にあるロビー。こちらはあまり人がいないのでかなりリラックス出来る。
ちなみに、大浴場には、露天風呂と露天サウナがあるのだけれど、こちらも最高に気持ちよい。脱衣室には、イームズのShell Armchair RARや、ISAMU NOGUCHIの「AKARI」がさりげなく置かれており、フロントと同様、ここにもジョージ・ネルソンのクロックシリーズが。
↓(左)日本庭園を眺められるロビーには50冊以上の雑誌が。「新建築」や「Esquire」のバックナンバーがずらり。
↓(右)建築家フランク・O・ゲーリーがデザインした段ボールチェア「Wiggle Side Chair」の復刻版。
↓エンツォ・マリのポスター。
短くも、贅沢な小旅行に大満足。というか、温泉いいねぇ?!昔は温泉が苦手だったんですが、本当にいい温泉ってこんなに気持ちいいのかというぐらい、お肌がつるんつるんになりました。素晴らしい。
浴室に置いてあった角質をとる洗顔水を思わず買ってしまった。ぼろぼろっと。(笑)
はぁ~、芦原温泉また行きたい。ちょっとした旅でもなんでも、旅はほんと洗濯だなぁと思う。命の、そして心の。
【私が宿泊したお宿】
※じゃらんネット提供
あわらの宿 八木
zip.910-4104 福井県あわら市温泉4-418
TEL 0776-78-5000
FAX 0776-77-2480