なるほど、営業ツールとしてのミシュランガイドという手か

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2007-12-06 – 本屋のほんね

年末までに3刷までがすでに決まっているミシュランですが、本日、2刷の入荷冊数見込みが取次さんから届きました。なんと減数90%!ええっ!ひどい。ここまでとは思わなかった。思わず日販IPSに電話してしまいましたよ。

90%ですか!!!100冊注文しても10冊しか届かないってことですね…。

ベストセラー本の場合は、こういうことはよくあります。よく売れてる本は、確実に売れる大きな書店に配本されてしまうのです。なので、それを見越して書店側も多めに注文したりするんですが…

そういう時に限って注文通り配本されたりすると、これまた困るのである。返品になると、返品率が上がってしまって、これが上がると取り次ぎから注意されちゃうのだ。このあたりの匙加減が難しいのだが、それにしても!!!

と思ったら、これは取次会社のせいではなく、元のミシュランの方の問題だったようです。ははー、なるほど。

ミシュランとしては、この本をメルセデス社とか車関係の取引先に対する営業ツールに使うって事なんでしょうか。「今どこの本屋さんでも買えない貴重なミシュランガイドですよ。よろしければ1冊どうぞ。あなた様だけに特別にお譲りいたしますよ。いえいえ、御礼なんて、そんな。でもタイヤを交換される際は、ご贔屓に」みたいな感じなのか!?(超想像) (2007-12-06 – 本屋のほんね)

うーむ、ありえない話じゃないし、そりゃ、営業ツールとしては願ってもないツールですよね、こんだけ話題になってりゃ。

さて、いつまで続くかなー。

【関連サイト】
・ガイドブック | 日本ミシュランタイヤ
『ミシュランガイド東京』掲載の全店を掲載 世界最多の星付きレストラン150店が誕生 – 日経トレンディネット

MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008)
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