昨年の12月、クリスマス直前の週末に訪れたお店です。有機野菜とビオワインが飲めるオーガニックバル「シューズキッチン」。大阪駅前第一ビルの地下一階にひっそりとあります。
23日の日曜日だったので、いつものようにふらりと良さそうなお店に行こうとしてもどこも満席で振られてばかり。日中に歩き疲れてこれ以上移動したくなくて、それだったら駅前ビルなら空いてるかも、と行ってみたらお客さんは1組だけですぐにテーブルへと案内してもらえました。（後で2、3組いらっしゃいましたが）
さすがにクリスマスディナーデートに、駅前ビルのバルを選ぶ人は少ないのかも。混雑してそうな日には狙い目。
まずは乾杯。ビオワインのプロセッコ スプマンテと、クロアチアの赤ワインで。よく冷やしたスプマンテは、さわやかできりっと引き締まった後味。
まずは、えびのアヒージョをオーダー。むっちりとしたエリンギがガーリックオイルをしっかり吸っているので、口の中にじゅわっとオイルが広がるのがたまらない。
天然酵母の自家製パンつき。
シューズサラダ。素材の味をいかしたサラダで、奈良と熊本のファームから仕入れた有機野菜が使われています。さつまいもチップス、香ばしくグリルされた芽キャベツ、トマト、ベビーリーフ、スナップエンドウ、トマトと見た目もカラフルで美しい。
ビネガーのドレッシングでさっぱりと。
メインは、徳島県産のすだち鶏のグリル（1200円）。
阿波すだち鶏とは、キトサンや納豆菌などが含まれた専用飼料に、徳島の名産「すだち」の粉末を加えて育てた鶏のこと。さらに阿波すだち鶏は、抗生物質・抗菌製剤を投与せずに飼育された「特別飼育鶏」です。
鶏皮は、薄くパリパリに焼き上げられて弾力があります。柔らかく脂ののったもも肉ですがしつこさを感じることなく食べられます。
白身魚の香草パン粉焼き（1200円）。この日はひらめが使われていました。こぶりなヒラメに刺激的な香草をたっぷりまぶしたパン粉焼きは、軽い口当たり。ちょっと物足りない。
どれも美味しいのですが、庶民的なお店が多い大阪駅前ビルの中のレストラン、この量でこのお値段はちょっとお高めかなーという印象。だいたいが量控えめで控えめな味付け。しっかり飲んで食べたい男性だとかなり物足りなさを感じるかもしれません。
野菜や鶏にこだわりがあるので、量は少なくてもいいから、健康的で安心な食材を食べたいという方にはいいかも。
【店舗情報】
店名／旬の野菜とビオワイン Shu’s Kitchen（シューズキッチン）
住所／大阪府大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビル B1F
TEL／050-5868-7094
定休日／日曜日
営業時間／
[月～金]
11:30～23:00(L.O.22:30)
[土・祝日]
11:30～22:00(L.O.21:30)
