ちょっと笑っちゃったニュース。「開けるな。生きたワニ入り」と書かれた木箱、開けた水道局職員びっくり | エキサイトニュースより。
ニューヨーク、ウェストチェスター郡の水道局前に、「開けるな。生きたワニ入り」と書かれた木箱が置いてあったそうで、もちろん冗談だと思ったらしいんですが、一応職員の一人が確かめてみたところ、
「木箱をちょっと揺すってみました。するとワニはシューと音を立てたのです。みんなびっくりして後ろに飛び退いたのです」とコメントしている。
シュー。そうか、ワニってそう鳴くのかw 笑い事じゃないけど、笑ってしまうニュース。結構世界びっくりニュースは面白いので好きです。
動物園はあんまり好きじゃないんですけど、動物の出てくる漫画にはわりと面白いものが多くて、「動物のお医者さん」(これはドラマ化もされたんで知ってる人も多いと思うけど、原作の方が数倍面白いし、漫画のテンポが素晴らしいので是非漫画で読むべき。それにしても、佐々木倫子の作品は、どの作品も秀作だよね。「おたんこナース」もグッド!)
白泉社 (1995/12)
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誰が読んでも面白い
為になる
ハスキーブームの火付け役
あとは、
最近読んでるのは「ZOOKEEPER」。これは動物園の新米飼育係の話なんですが、彼女はちょっと特殊な能力をもっていて、それは「温度を視認できる」というものなんだけど、それゆえに喋る事が出来ない動物たちのちょっとした異変に気づくことが出来るわけ。でもその能力がどう、というわけではなく、現在の動物園の状況や、裏側というものを教えてくれるストーリーがわりと読ませる。一巻のラストには、今回のびっくりニュースと同じように「ワニが捨てられる」という話があるんだけれど、こちらは本当に笑い話ではない。
そういった場合、どういう処置がとられるのか…、一時期は虫類ブームが起きたけれど、飽きた飼い主が捨ててしまい、その結果動物園に運ばれた彼らはどうなるのか。そして、動物園の役割とは。そういうものを考えさせられる漫画。
講談社 (2006/09/22)
人間だって動物だ
動物を取り巻く環境を描いた良作
「ZOOKEEPER 1」レビュー
動物園といえば、北海道の旭山動物園は、動物の生態をそのまま見せる「行動展示」で大成功を納めた動物園で、2004年7月の来場者数が上野動物園を抜いたことがニュースになったっけ。2006年も、来場者数は上野動物園に次いで多いらしい。その園長が執筆している本「旭山動物園」革命―夢を実現した復活プロジェクト」も割と面白かった。
角川書店 (2006/02)
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動物園とは、
動物が好きになる本です。
一気に読了。凡百のビジネス書よりもためになる。
ま、でも動物園と言えば、村上春樹の小説にはちょくちょく出てくる。その中でもこの「カンガルー日和」はすごく好きな話。
「ねえ、まだカンガルーの赤ん坊は生きているかな?」と電車の中で彼女は僕に訊ねた。
「生きてると思うよ。だって死んだっていう記事が出ないもの」
「病気をして、どこかに入院したかもしれないわよ」
「それにしても記事は出るさ」
「ノイローゼにかかって奥にひっこんでるんじゃないかしら」
「赤ん坊が?」
「まさか。母親がよ。奥の暗い部屋に赤ん坊を連れてとじこもってるんじゃないかしら」
女の子というのは実にいろんな可能性を思いつくものだと僕は感心する。
うん。全く。カンガルーの赤ちゃんはちょっと見てみたい。
講談社 (1986/10)
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人生のUターン
空気を楽しむものです
不思議な23つの短編作品