特に何をしたというわけでもなく、ひたすら家にいて「プリズン・ブレイク シーズン2」を見てました。面白すぎ。
金曜日は病院だったのですが、主治医が3週間ほどケニアに仕事で行っていたらしく、その話を聞かせてもらいました。毎回採血して、検査結果を見て、という経過観察なんですが、もう慣れたものなので、ほぼ診察時間の3/4はそういう雑談だったりしますw
それにしても、ケニアというところは、話をきくところによるとものすごそうです。とても行けそうにないし、行きたいとも思えない。
「とにかく、埃っぽくて、臭くて、汚い」。至る所にハエが飛び交い、水道の水も何もかもが濁っていて、ご飯を食べようとして、コーラを手元においておいて、ご飯を食べて、飲もうとするとその一瞬でハエが飲み口にたかっている、とか、公共の病院もまるで野戦病院さながらの汚さで、多分入院したらよけいに悪くなるのではないかというほど衛生的に問題があるとか、そういう病院では食事はついてこないので大体自炊、具合が悪くても患者、もしくは患者の家族が食事を作らないといけないらしいです。うはー。(裕福な一部の人たちは、私立の良い病院に入る)
しかし、そういう病院に入れる人はまだいいほうで…
ケニアのスラム街には約10万人(滋賀県の人口は現在13万人なので、一つの県の人口数?!)が住んでいて、彼らは戸籍もないから、病院にもかかれない。一体どれだけの人がそこで生まれ、死んでいるのかは誰もわからない。なので、現在発表されている人口数とか、患者数というのは全くあてにならないのだそう。それどころか殺されても何をされてもわからない、ということなのだよね。幽霊のようなもの。そういったスラム街が、ケニアにはいくつかあるそうです。
先生もスラム街にエイズ患者の診療などに行かれたそうですけど、かなり治安が悪いのでボディガードと警察官を数名雇っていかないといけなかったとのこと。まぁ、黄色人種自体がそういう場所に行くなんてほとんどないから、目立ちまくりですよね。そういった場所は泥のまじった住居がいくつも建ち並んでいて、汚物やゴミがそこらじゅうに散乱していたので、ちょっと天気が悪い時にはそれらがぐちゃぐちゃになるので長靴をはいていかないと歩けなかったらしい。
先生はホテルに一応泊まってたらしいんですが、もちろんシャワーはソーラーシャワーなので、昼にしか使えず夜は冷たい水になります。とにかく本当に埃っぽく匂いがきついので、向こうで服を何枚も捨ててしまって(臭いがしみついてとれない)、帰国する時には荷物が軽くなってたよ、普通と逆だよね、と苦笑されてました。ハハハ…。
そんな話を診察の時に聞いてました。ケニアに行くには本当に覚悟がいりそうです。
で、土曜日はユウとチチハハと一緒に「道の駅」に行きました。そこの直売館で美味しいぶどうとか、パンとか、さつまいもとか、トマトなどを買って帰りました。あと、ここはハーブが名産でもあるので、ハーブのバスの入浴剤やオイルなどがやまほど売ってて、これは結構よかったです。また買いに来てもいいかな。
で、帰ってきてからの一枚。タムロンのレンズカバーで顔をかくすユウ。
今日は、トマトソースとオリーブオイルのパスタを作って、昨日買ってきた巨峰を食べながらプリズン・ブレイクを見てました。
なんともリラックスした三日間でした。